商品仕入れの肝は市場調査と競合分析!競合の売上を参考に売上を伸ばす方法とは?
株式会社オークファン 中村東さん
インタビューの概要

ECモールで商品の仕入れ販売をするには、市場調査や競合分析は必要不可欠になってきます。商品を販売する上でどれくらいの金額が市場で流通しているのか知ることができれば、競合の動きを察知して様々な販売戦略を打ち出せるでしょう。今回はEC市場のリサーチツール「オークファンプロPlus」を提供する株式会社オークファン(以下、オークファン)の中村東さんに、市場調査・競合分析を安価で簡単に実践する方法を伺いました。

市場調査・競合分析は感覚に頼らず定量的な情報を

――市場調査と競合分析は事業者が売上・利益を伸ばす上で大事だと思います。具体的にどのように役立つのでしょうか?

中村さん:市場調査や競合分析は様々なシチュエーションで必要になりますが、今回は「商品仕入れの意思決定」に焦点を当ててお話をしようかと思います。

日々物販をする中で、今日売れた商品が次の日に売れなくなることはよくあることです。その理由を仕入れの担当者の感覚で判断するのは危険なことだと思いませんか?商品自体の需要がなくなったのか、価格面やポイント倍率など競合に負けている要素ができたのか、理由は分析をしないと見えてきません。

中村さん:まずは、ベンチマークとなるセラーと商品を見つけて、定点観測することが大事です。販売力のあるセラーはメーカーや問屋からの情報をいち早く受け取れるため、市場の環境に合わせて販売価格を調整するなど、細かい調整をしながら売上を伸ばしていることが多いです。同様に、商品仕入れの選定に長けていることもあり、トレンドや市場の動向を追う上で参考になる点が多くあります。

ECモールでは検索結果の順位やランキングから、市場の相対的な動きは感覚的にはつかめるかと思います。しかし、実際にどれくらいの売上規模があるか、また、新商品がどの程度売れているのかはツールを活用せずに情報を収集するのは困難です。

ECモールの市場動向を定量化する「オークファンプロPlus」

――今回紹介いただく「オークファンプロPlus」を利用すると、どのセラーが何をどれくらい販売しているかがわかるとのことですが、詳細を教えていただけますか?

中村さん:オークファンプロPlusではYahoo!ショッピング・ヤフオク!・Amazonの購買データを閲覧できます。特にYahoo!ショッピングとヤフオク!の調査機能は使い勝手が良いと利用者からの評判が高いです。

Yahoo!ショッピング特化の「Storoid(ストロイド)」

中村さん:Yahoo!ショッピングで市場調査をする場合は、「オークファンプロPlus」の中でもYahoo!ショッピングに特化したサービスである「Storoid(ストロイド)」のご利用をオススメしています。参考にするセラーが見つかっていない場合、各カテゴリーの中で大きな売上を立てているセラーを絞り出すことができます。深い階層までカテゴリーを絞り込めるため、自社の商品に合った参考になるセラーを見つけられるでしょう。また、商品軸での絞り込みも同様に行えます。カテゴリー検索に加え、キーワードやレビュー数などの基本的な情報や、販売数・売上金額からも商品を絞り込むことが可能です。

売れている商品情報を販売実績から検索可能

中村さん:Storoid(ストロイド)で表示される販売数や売上金額は、あくまで想定の数字が表示されていますが、実際の数字とズレが大きく出ることはありません。大型イベントの前後や取扱商品の売れ行きなど、相対的な情報を知りたい場合は欠かせないツールといえるでしょう。

セラーの日商の確認はもちろんのこと、商品単位で閲覧できる粒度が細かいことも強みです。商品ごとの売上金額や販売数以外に、価格推移・ポイント倍率・レビュー数の推移を最大3ヶ月前までご覧いただけます。つまり、単純に売れたかどうかだけではなく、どのようにして売れたのかがわかるのです。さらに、仕入れ数の確認もできるため、ベンチマークしているセラーを常にチェックしていれば、どの商品の在庫を熱くしているのか確認できます。

グラフで可視化されるためひと目で知りたい情報がわかる

ヤフオク!の過去10年間分の購買情報を閲覧可能

――Yahoo!ショッピングの情報だけでも機能としては十分日々の運用に役立ちそうですね。次にヤフオク!では、どのようなデータ活用をできるのか教えていただけますか。

中村さん:オークファンプロPlusではヤフオク!の最大過去10年分の取引情報をご覧いただけます。しかも、こちらは実際に取引されたデータを収集しているため、正確な情報を把握することが可能です。

また、ヤフオク!の場合は取引ごとにページが作成されるため、同じ商品の取扱数と落札数を確認することが肝になります。CSVで取引実績をエクスポートすることができるので、どれくらいの期間で同じ商品がどの程度売れたのか簡単にチェックできるのです。

画面を見ながら使い方を教えてくれる中村さん

商品単位で徹底分析可能なAmazon

――ベンチマークするセラーを上手く見つければ、仕入れに迷わない環境が作れるイメージが湧いてきました。Amazonの情報も閲覧できるとのことですが、どういった活用ができるのでしょうか。

中村さん:Amazonの場合はセラー軸ではなく、商品軸で情報を収集できます。過去の商品販売数、販売価格の推移やセールスランキングを商品ごとにご覧いただけます。また、新品商品と中古商品の各出品者数が確認いただけるので、商品あたりの競合数がどのように推移しているのかひと目でわかるのは良い点ではないでしょうか。

価格の推移と出品者数の推移を確認して仕入れの意思決定の材料に

中村さん:仕入れるかどうかの判断はまず価格の動きをチェックしてみてください。値動きが激しい商品は一定の需要はあるものの競争が激化している傾向にあり、仮に仕入れたとしても売上の見込みを立てづらいのです。価格の動きが激しくなく、出品者数が少なく、安定して売れている商品を選ぶことが理想になります。

全機能が縛りなし月額1.1万円(税込)で利用可能

――今回の取材でお話しいただいた内容を実践するだけでも売上を伸ばせそうですね。こういった分析ツールは価格が表に出ていないこともありますが、気になる条件面や導入されたセラーからの評判をお伺いできますか?

中村さん:今回ご紹介した機能を全て込み込みで1アカウント月額11,000円(税込)でご提供しています。契約に際して1年契約などの縛りもないため、お気軽にお申し込みいただけるのではないでしょうか。

物販を始めている方であれば、既に決まった仕入先があるため、ベンチマーク先を登録してすぐに使いこなしていることが多いです。最近ではアリババで仕入れて販売しているセラーが増えているように感じます。アリババの場合、まとまった量で仕入れる必要がありますが、オークファンプロPlusで流通量がわかるので、ベンチマークしているセラーの商品をサンプルとして購入し、品質を確かめてからロットで購入したというお話を伺うこともあります。

――使いこなしている方にとってはリスクを抑えた物販を実現できるようになるということですね。最後に、今後のサービスの展開について、お話できる範囲で教えていただけますか?

中村さん:オークファンプロPlusの機能を更に向上させるため、社内にプロダクト開発チームが新しく発足されました。まだ具体的なお話ができず心苦しいのですが、今後、大掛かりなアップデートを行う予定もありますので、ぜひご期待いただきたいです。

インタビューを通して:商品仕入れに決定的かつ定量的な指標を

安定した需要を持つ有名メーカーの商品を仕入れる、もしくは仕入れ量を増やすには取引実績や与信チェックなど、様々なチェックポイントをくぐり抜けた先にあるものといえます。今回のお話をもとに競合・市場分析を行えば、有名メーカーの商品でなくとも需要のある商品を見極めて仕入れの意思決定をすることが容易になるでしょう。

月額11,000円(税込)から利用でき、契約期間に縛りがないため、商品仕入れをはじめ、競合の動向を定量的に分析したい方はぜひオークファンプロPlusを活用してみてはいかがでしょうか。

▼オークファンプロPlusの詳細はこちら
https://aucfan.com/static/user/pro/product/

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