再配達有料化に過半数が賛成、ドライバー不足に関する意識調査結果をレバジョブが発表

エッセンシャルワーカー向けキャリア支援サービス「レバジョブ」を展開するレバレジーズ株式会社が、全国の20代から60代以上の男女647名を対象とした「ドライバー不足に関する意識調査」を実施しました。
調査結果のサマリー
今回の調査で明らかになった主なポイントは以下の通りです。
- 再配達を依頼した経験がある人は9割以上で、最も多い理由は「配達日時を指定していなかったから」となっています。
- 再配達の有料化については52.7%が「賛成」と回答して過半数を占めており、ドライバーの負担を軽減できる点が評価されています。
- 「物流2030年問題」に対する危機感が高まっており、配送遅延への不安を感じている人は7割を超えています。
- 物流業界の人手不足解消に向けて求められているのは「賃上げ」と「再配達削減」という結果になっています。
9割以上が再配達を依頼した経験あり、配達日時未指定が主な理由
再配達を依頼した経験について質問したところ、「経験がある」と答えた人が92.4%と9割以上に達しました。
再配達が発生してしまった理由については、「配達日時を指定していなかったから」という回答が34.1%で最も多く、続いて「配達予定日・時間を把握していなかったから」が20.1%、「急な仕事や予定が入り不在だったから」が17.9%という結果となっています。

さらに、再配達の手配を行った後も受け取ることができず、再度配達を依頼した経験(2回以上の再配達)について尋ねたところ、約2割にあたる21.9%が「経験がある」と回答しています。直近で再配達後にさらに再配達が発生してしまった理由としては、「急な用事や仕事が入ったため」が39.4%という回答に加えて、「不在でも再度配達してもらえると思ったため」という意識面の課題も14.1%存在することが明らかになりました。

再配達有料化に52.7%が賛成、ドライバー負担軽減を重視
物流業界における人手不足対策の施策として議論されている「再配達有料化」について質問したところ、「非常に賛成」が18.2%、「やや賛成」が34.5%となり、合計で52.7%と過半数が賛成という結果になりました。
賛成する理由として最も多かったのは「ドライバーの負担軽減につながると思うから」で85.9%、次いで「再配達の削減につながると思うから」が68.6%、「人手不足対策として必要だと思うから」が54.8%と続いています。

一方で、反対する理由としては「利用者の負担が大きくなると思うから」が68.3%、「急な予定変更など避けられない事情もあると思うから」が56.7%と上位を占めました。
物流2030年問題への認知は半数、配送遅延への不安は7割超
物流業界の2030年問題についての認知度を調査したところ、「内容まで知っている」が13.8%、「名前は聞いたことがある」が41.0%で、合わせて54.8%が認知しているという結果になりました。
一方、今後ドライバー不足などを背景として配送遅延が増える可能性については、「非常に不安を感じる」が25.5%、「やや不安を感じる」が50.4%となり、合わせて7割を超える人が不安を抱えていることが分かりました。
物流業界が抱える課題への認知は十分に広がっているとは言えない状況ですが、配送サービスの品質や今後の影響に関しては高い関心が寄せられていることが明らかになっています。

人手不足解消に必要な施策は賃上げと再配達削減
物流業界の人手不足を改善するために必要だと考える施策について質問したところ、「賃上げ」が61.4%で最も高く、次いで「再配達削減」が53.9%、「働き方の改善」が51.9%、「宅配ボックスの普及」が45.4%という結果になりました。
待遇改善や就労環境の整備に加えて、受取インフラの拡充やAI・自動運転などのテクノロジーの活用も、人手不足解消に向けた施策として必要だと考えられていることが明らかになっています。
レバジョブ サービス責任者 森山智典氏のコメント
今回の調査では、再配達の依頼を経験したことがあると回答した人が9割を超えており、その理由としては「配達日時を指定していなかった」「配送予定を確認していなかった」といった回答が多く見受けられたとのことです。一方で、再配達有料化には過半数が賛成しており、配送現場の負担軽減や物流課題への理解が広がっていることが見て取れます。
物流業界では「2030年問題」を背景として、人材不足のさらなる深刻化が懸念されています。持続可能な物流サービスを実現するためには、企業による待遇改善や業務効率化、テクノロジー活用に加えて、生活者が受け取り方法を工夫するなど、社会全体で物流負荷を分散していくことが重要だとしています。
物流を支える人材の確保と、配送効率の向上を両輪で進めることが、将来にわたり安定した物流インフラの構築につながると述べられています。
森山智典(Tomonori Moriyama)レバジョブサービス責任者
2020年にレバレジーズ株式会社へ入社しました。IT領域におけるキャリア支援に従事した後、福岡支店長およびエリアマネージャーを歴任し、地方拠点の立ち上げ・事業拡大を牽引してきました。現在は、エッセンシャルワーカー向けキャリア支援サービス「レバジョブ」の立ち上げを担い、サービス責任者として事業全体を統括しています。
調査概要
調査年月:2026年7月17日から7月21日
調査方法:インターネット調査
調査主体:レバレジーズ株式会社
実査委託先:GMOリサーチ&AI株式会社
有効回答数:647名
調査対象:月1回以上ネット通販利用または荷物の自己受け取りを行う20代から60代以上の男女
出典元:レバレジーズ株式会社
