AI検索利用実態調査、会社員の53.3%が現在利用中 ニュートラルワークスが300名を対象に調査

神奈川県藤沢市に本社を置く株式会社ニュートラルワークス(代表取締役:三木五月)が、会社員300名を対象とした「AI検索利用実態調査」を実施し、その結果を公表しました。同社はデジタルマーケティング支援事業を展開しています。
この調査では、ChatGPTやGeminiといった生成AIサービスを活用して情報を調べたり、疑問点を検索したりする行為を「AI検索」と定義しています。その利用状況や従来型の検索エンジンとの使い分け、利用目的、そして今後の利用意向などについて詳しく調査されました。
調査の結果、会社員の53.3%が現在「AI検索」を利用していることが判明しました。さらに、現在利用している方のうち72.6%が、今後AI検索を利用する頻度が「増える」と回答しており、情報収集の手段としてAI検索の重要性が今後ますます高まる可能性が示唆されています。なお、本調査で公表されているデータは端数処理の関係で、合計が100%にならない場合があります。
調査結果のサマリー
今回の調査で明らかになった主なポイントは以下の通りです。
- 会社員の53.3%が現在「AI検索」を利用しています
- AI検索利用者の35.6%が従来型検索よりもAI検索を多く利用しており、33.8%は同程度に利用しています
- AI検索利用者の76.9%が2025年以降に利用を開始しています
- 75.6%が言葉や知識、気になることを調べるためにAI検索を利用しています
- 72.6%が今後AI検索を利用する頻度が増えると考えています
調査結果の詳細
AI検索の利用状況について
まず、「AI検索」の利用状況について質問したところ、53.3%が「現在利用している」と答えました。「過去に利用したことがあるが、現在は利用していない」という回答は7.0%で、これらを合わせるとAI検索を利用した経験がある人は60.3%に達しています。
一方、「利用したことはない」という回答は39.7%でした。この結果から、AI検索が特定の利用者に限定されたものではなく、会社員の間にも着実に普及しつつある状況がうかがえます。
従来型検索との使い分けについて
現在AI検索を利用している160名に対して、GoogleやYahoo!などの検索エンジンを利用した「従来型検索」との使い分けについて尋ねたところ、最も多かった回答は「『AI検索』と『従来型検索』で同じくらい利用している」で33.8%でした。
また、「『AI検索』のみ利用している」が12.5%、「どちらも利用しているが『AI検索』の方が多い」が23.1%で、これらを合わせると35.6%が従来型検索以上にAI検索を活用していることが分かりました。
一方、「どちらも利用しているが『従来型検索』の方が多い」という回答は30.6%となっており、AI検索が従来型検索を完全に置き換えているわけではなく、両者を併用しながら情報を探す行動パターンが広がっていることが明らかになりました。
AI検索を使い始めた時期について
AI検索を使い始めた時期については、「2025年から使い始めた」が38.8%、「2026年から使い始めた」が38.1%となり、この2つを合わせると76.9%に達しました。
「2024年から使い始めた」は11.9%、「2023年から使い始めた」は2.5%、「2022年以前から使っている」は1.3%となっており、現在のAI検索利用者の大多数が比較的最近になってから利用を開始していることが明らかになりました。
AI検索を利用する目的について
AI検索を利用する目的として最も多かったのは、「言葉や知識、気になることを調べるため」で75.6%でした。次いで、「仕事や学習に必要な情報を調べるため」が43.1%、「商品・サービスについて調べたり、比較したりするため」が41.9%という結果になっています。
この結果から、AI検索は一般的な情報収集のみならず、商品やサービスを知る、調べる、選ぶといった購買・検討プロセスにおいても活用されていることが分かります。
今後のAI検索利用頻度の変化について
最後に、AI検索の利用者に対して、今後のAI検索の利用頻度がどのように変化すると考えているかを尋ねました。その結果、「やや増えると思う」が48.8%で最も多く、「大きく増えると思う」の23.8%と合わせると、72.6%が今後AI検索を利用する頻度が増えると回答しています。
「変わらないと思う」は26.9%、「やや減ると思う」は0.6%、「大きく減ると思う」は0名という結果で、現在AI検索を利用している人の大多数が、今後さらに利用を増やす意向を持っていることが明らかになりました。
調査結果から見えたこと
今回の調査により、会社員の53.3%がすでにAI検索を利用しており、現在利用している人の多くがGoogleやYahoo!などの従来型検索とAI検索を併用していることが分かりました。
また、72.6%が今後AI検索の利用頻度が増えると考えていることから、AI検索は今後、商品やサービスに関する情報探索において、ますます存在感を高めていく可能性があります。
これまで、企業のデジタルマーケティングにおいては、Googleなどの検索エンジン上で自社の商品・サービスを見つけてもらうためのSEO対策が重視されてきました。しかし、AI検索の利用が広がる中では、生成AIの回答の中で自社の商品・サービスがどのように認識され、情報として提示されるかという視点も重要になってきます。
そのため、検索エンジンだけでなくAI検索も含めて情報接点を設計していくことが、今後の企業のデジタルマーケティングにおける重要な検討課題の一つになると考えられます。
調査概要
本調査の概要は以下の通りです。
- 調査期間:2026年9月11日~9月11日
- 調査対象:会社員の方
- 調査方法:インターネット調査
- サンプル数:300名
会社概要
- 会社名:株式会社ニュートラルワークス
- 代表者:三木五月
- 本社所在地:〒251-0041 神奈川県藤沢市辻堂神台2丁目2番地1 アイクロス湘南8階A号室
- 設立:2016年12月
- 事業内容:デジタルマーケティング事業(ブランディング・戦略立案/サイト構築/広告運用/コンテンツマーケティング/SEO/ホワイトペーパー)、Webマーケティングメディア「QUERYY(クエリー)」の運営
出典元:株式会社ニュートラルワークス
