
awoo株式会社(本社:東京都渋谷区、Japan Country Manager:遠藤光一氏)は、生成AI上でのブランド可視性向上を支援するツール「awoo GEO Suite」において、MCP(Model Context Protocol)への正式対応を開始したことを発表しました。
この対応により、「awoo GEO Suite」とClaude、ChatGPT、Geminiといった主要な生成AIツールとの連携が実現し、AI検索におけるメンション率やサイト引用率、競合との比較データ、実際に生成されたAI回答などを、自然な言葉で質問しながら確認・分析することが可能となります。
ユーザーが知りたい内容をAIに伝えることで、AIが「awoo GEO Suite」から必要な情報を自動的に抽出・計算し、表や要約といった用途に適した形式で整理します。これにより、管理画面上で個別のレポートを探したり、データを集計・加工したりする手間が削減され、分析結果を具体的な改善施策へとスムーズにつなげることができるようになります。
開発に至った背景
ChatGPTやGeminiに代表される生成AIが普及したことで、ユーザーがAIに質問し、その回答を通じて商品やサービスを知り、比較し、検討するという行動が拡大しています。このような状況下で企業には、自社ブランドがAI上でどのように言及・評価されているのか、また、どのWebページが情報源として引用されているのかを継続的に把握することが求められるようになっています。
その一方で、GEOやLLMOの分析では、複数の指標やプロンプト、競合データ、引用元、AI回答を横断的に確認する必要があります。目的に合ったレポートを選定し、必要なデータを抽出して比較分析し、社内共有用の資料に整理するまでには、一定の知識と作業時間が必要となっていました。
そこで同社は、「レポートを探す」という従来の分析体験から「AIに質問する」という新しい分析体験へと転換し、GEOデータをより多くの担当者が日常業務で活用できるよう、「awoo GEO Suite」のMCP対応をスタートさせました。
MCP対応で実現する機能
自然言語による必要なデータの呼び出し
確認したいレポートや指標を事前に特定する必要がなく、「最近、AI上の可視性が低いテーマはどれか」「今月のGEOパフォーマンスは先月からどう変化したか」といった質問をすることで、AIが必要なデータや期間を自動的に判断して回答します。
管理画面の操作に慣れていない担当者であっても、知りたいことをそのまま質問することで分析を始めることができます。
AI回答の内容に基づいた変化要因の深掘り分析
メンション率やサイト引用率といった集計値だけでなく、実際に生成されたAI回答を抽出し、条件を組み合わせて分析することができます。
例えば、競合ブランドには言及しているものの自社ブランドには言及していない回答を抽出し、共通する傾向や自社サイトに不足している情報を整理するなど、数値の変化だけでなく、その背景にある要因まで掘り下げて分析することが可能です。
分析結果の要約と次のアクションの整理
大量のデータの中から注目すべき変化を抽出し、優先度の高い改善施策や次月のアクションを整理することができます。週次ミーティングや月次報告に向けて、比較表、要点の要約、レポート形式など、目的に合わせた多様なアウトプットを作成できます。
他のデータソースとの組み合わせによる横断分析
利用するAIツールがGoogle Analytics、Ahrefs、Notionなどの外部サービスにも接続されている場合、「awoo GEO Suite」の引用元データとWebサイトのアクセスデータを組み合わせるなど、複数のデータソースを横断した分析やレポート作成も実現できます。
質問の例
- 「今月のGEOパフォーマンス概要は、先月と比較してどのように変化しましたか?」
- 「直近30日間の、自社と競合各社のメンション率を比較表にしてください」
- 「AIに最も引用されているドメイン上位10件を整理してください」
- 「競合には言及しているが、自社には言及していないプロンプトを抽出し、共通点を分析してください」
- 「今月注目すべき3つの変化と、それぞれの推奨施策をまとめてください」
接続方法と対応しているツール
「awoo GEO Suite」のアカウントとMCPサーバーURLを設定し、OAuth認証を実施することで接続できます。別途APIキーを申請する必要はありません。
2025年9月3日時点で、以下のツールにおける動作が確認されています。
- Claude(Desktop/Web)
- ChatGPT(Web/Desktop)
- Gemini(Spark)
- Claude Code
- Cursor
- Codex CLI
安全なデータ連携に関して
現時点でMCPを通じて利用可能な機能は、データの検索・参照に限定されています。AIが「awoo GEO Suite」上のブランド設定、プロンプト、競合リスト、タグなどを追加・変更・削除することはできません。
また、MCPを通じて参照可能なデータの範囲は、接続したユーザーの「awoo GEO Suite」上のアカウント権限と同一です。ユーザーが管理画面で閲覧権限を持たないブランドのデータにはアクセスできない仕様となっています。
今後の展望について
同社は今後も、AI検索上におけるブランドの現在地を可視化するだけでなく、分析結果から課題を特定し、具体的な改善施策の実行へとつなげられる環境づくりを進めていく方針です。
今回のMCP対応を通じて、GEOデータを企業の日常的な分析・報告フローへと組み込み、担当者がより迅速に意思決定できるよう支援していくとしています。
awoo GEO Suiteとは
「awoo GEO Suite」は、ChatGPTやGemini、AI Overview、AI Modeなどの生成AIにおけるブランドの可視性を計測・分析し、企業のGEOやLLMO推進を支援するサービスです。
メンション率、シェア・オブ・ボイス、平均掲載順位、情緒スコア、サイト引用率の5つの指標に加えて、実際に生成されたAI回答を確認することができます。ペルソナやカスタマージャーニーを踏まえたプロンプトを設計することで、自社が狙いたい顧客や文脈に沿った継続的なモニタリングが可能となっています。
さらに、分析データを提示するだけでなく、改善レポートを通じて、優先的に取り組むべき課題や具体的な改善策を提案します。
AI検索上の現在地の可視化から、課題の分析、改善施策の提案、施策実行後の変化の検証までを一貫して支援し、「自社の状況は分かったものの、次に何をすべきか分からない」という課題の解消を目指しています。
awoo株式会社について
同社は、AIと独自の商品ラベリング技術を活用し、ECサイトにおける新たな商品との「出逢い」を生み出す「awoo AI」や、生成AI上におけるブランドの可視性向上を支援する「awoo GEO Suite」を提供しています。
企業が持つ商品・ブランド情報を、生活者や生成AIが理解しやすい形へと整え、検索・発見・購買体験の向上を支援しています。
出典元:awoo株式会社

















