Buyee利用者420名に聞いた越境EC×日本ファッション意識調査、累計30万円以上の消費者が最多に

BEENOS株式会社が、越境ECサービス「Buyee(バイイー)」を活用している海外のユーザー420名を対象に、「越境EC×ファッションの意識調査」を実施しました。同調査は、日本のファッションブランドがグローバルなファンベースの構築や売上拡大に向けた戦略を立てるための実践的なデータとして公表されています。
越境EC×日本のファッション海外通販に関する利用体験アンケート結果のサマリー
今回の調査から明らかになった主な知見は以下の通りです。
- 最も購入されているアイテムは「日常着・トップス(64.1%)」で、続いて「アウター・羽織り(51.6%)」となっています。
- 好まれるファッションスタイルは「ヴィンテージ・デザイナーズアーカイブ」が26.1%でトップとなっています。
- 日本のファッションブランドに費やした累計金額は「30万円以上」が最多(23.7%)です。
- 日本ブランドの魅力としては「素材の品質や縫製(63.0%)」「デザイン性の高さ(59.5%)」が際立っています。
- 越境EC購入時に「不安を感じる」と回答した人は52.2%で、懸念点のトップは「サイズ(78.5%)」となっています。
- サイズの不安は「手持ちの服との寸法比較(66.8%)」で自衛しているユーザーが多数を占めています。
- 購入時の安心材料として、72.6%のユーザーが「詳細なサイズチャートの用意」を要望しています。
購入アイテムはトップスが最多、ヴィンテージやデザイナーズへの関心が高く累計30万円以上の消費者が最多
越境ECで購入したことのある日本のファッションカテゴリについて尋ねたところ、「日常着・トップス」が64.1%で最も高い割合を示し、「アウター・羽織り(51.6%)」「アクセサリー・小物(51.0%)」「バッグ・鞄(45.6%)」が後に続きました。さらに、最も購入する日本のファッションスタイルについては、「ヴィンテージ・デザイナーズアーカイブ」が26.1%でトップとなり、日本の高品質な二次流通品や名作アーカイブに対する海外の強い需要が明らかになりました。
続けて、これまでに越境ECで日本のファッションブランドに費やした累計金額を質問したところ、「300,000円以上」という回答が23.7%で最多となりました。「100,000円以上300,000円未満(17.6%)」を合計すると、4割以上の回答者が越境ECで10万円以上のファッション消費を行っていることが分かりました。日本のファッション事業者にとって、海外展開は極めて有望な選択肢であると言えます。


日本ブランドの魅力は品質とデザイン、一方で半数以上が越境ECでの購入に不安を感じています
日本のファッションブランドに魅力を感じる点については、「素材の品質や縫製の丁寧さ(63.0%)」と「デザイン性の高さ(59.5%)」が圧倒的に高い支持を得ています。
その一方で、越境ECでファッション商材を購入する際に不安を感じることがあるかという質問では、52.2%が「はい」と回答しています。具体的に気になる点については、「サイズ」が78.5%と圧倒的に高く、「素材感、手触り(22.1%)」「シルエット(14.3%)」が続きました。実際の試着ができない越境ECならではの物理的な制約が、大きな障壁となっていることが明らかになりました。



不安解消の鍵は手持ちの服との比較、ショップ側には詳細なサイズチャートと洗濯表示などの説明を求めています
サイズ選択の不安をどのように解消しているか質問したところ、「商品の寸法を手持ちの服と比較する」が66.8%で最多となりました。次いで「サイズ選びの失敗が少ない商品やオーバーサイズを選ぶ(36.9%)」という回答が上位に挙がり、自衛手段への工夫が見られます。
購入時により安心できる情報や機能としては「詳細なサイズチャートの用意」が72.6%と圧倒的な支持を集めました。このほかには「素材の取扱や洗濯方法など、詳細な商品説明(46.0%)」「商品画像の充実(42.7%)」が求められています。海外ユーザーのサイズや素材感などの不安を解消するためには、「詳細なサイズ数値表記、画像や取扱説明といった具体的情報」を用意することが購買につながる重要な要素となることが示されました。


定番のユニクロや世界的デザイナーズに加え、原宿カルチャーやアメカジブランドなど多様な日本ファッションに熱視線
自由回答で「現在注目している日本のファッションブランド」を尋ねたところ、275件の回答から146のブランド名が挙がりました。トップ3にはグローバルに展開する「Uniqlo(ユニクロ)」、世界的モードを牽引する「Comme des Garcons(コムデギャルソン)」、近年のスニーカー・アパレル人気を背景とした「Mizuno(ミズノ)」がランクインしました。さらに回答をジャンル別に分析すると、海外から支持の高い日本ブランドが明らかになりました。
調査概要
- 実施時期:2026年7月6日(月)~13日(月)
- 回答者数:420名
- 回答対象者:過去1年間にBuyeeで商品を購入したユーザー(表示言語:英語、繁体字、韓国語)
- 調査方法:オンラインアンケート
- 調査主体:BEENOSグループ
- 設問の「SA」は単一回答、「MA」は複数回答として実施



出典元:BEENOS株式会社
