カウシェ、値上げに関する調査を実施 98.6%が家計への負担を実感、50円未満の値上げで4割超が商品変更

お買い物アプリ「カウシェ」を提供する株式会社カウシェ(本社:東京都渋谷区)は、同アプリの利用者1,869名を対象として「値上げに関する調査」を実施しました。

2026年9月における飲食料品の値上げは4,531品目に達し、単月ベースでは年内で最大規模の値上げとなる見通しです。単月で4千品目を超える値上げは2023年10月以来のこととなります。

今回の調査結果により、回答者の98.6%が値上げによる家計負担を実感していることが明らかになりました。特に「とても感じている」と答えた方は82.6%に上っており、多くの消費者が値上げによる影響を強く受けていることがわかります。

値上げによる家計への負担

また、日頃購入している食品が1品あたりどの程度値上がりすると別の商品へ切り替えるかという質問に対し、「50円未満」と回答した方が42.7%、「100円未満」では75.0%という結果になりました。わずかな価格の上昇であっても、商品の選び方を見直す消費者が多いことが浮き彫りとなりました。

値上げによる商品切り替え

さらに、値上げ対策として頼りにしてきた食品や購入方法について尋ねたところ、第1位は「特売品・見切り品」で62.1%となりました。一方で、節約の定番イメージがある「冷凍食品」は26.4%にとどまり第6位という結果でした。9月には冷凍食品の値上げが集中する中、消費者の節約手段は「冷凍食品を選ぶ」だけにとどまらず、特売品や見切り品など、より価格を重視した購入方法へと広がっていることがうかがえます。

調査結果の概要

  • 42.7%が「50円未満の値上げで購入する商品を変える」と回答。「100円未満」では75.0%に達しています
  • 98.6%が値上げによる家計への負担を実感しており、そのうち「とても感じている」は82.6%となっています
  • 値上げによって変更したことの第1位は「まとめ買い・特売を意識するようになった」で61.4%となっています
  • 9月に値上げが集中する冷凍食品について、困るものの第1位は「アイス・冷菓」で55.4%、第2位は「冷凍うどん・そば・パスタ」で49.8%となっています
  • 値上げ対策として頼りにしてきた食品の第1位は「特売品・見切り品」で62.1%となっています。冷凍食品は26.4%で第6位となっています

分かれ目は1品50円、4割超が50円未満の値上げで商品を変更

普段購入している食品が1品あたりどの程度値上がりすると「購入をやめる・別の商品に変える」かという質問では、最も多かったのが「50円から99円」で32.3%、続いて「30円から49円」が26.9%でした。「50円未満」で商品を変更すると回答した方は合わせて42.7%、「100円未満」では75.0%に達しています。一方で、「金額に関わらず購入し続ける」という回答は6.6%にとどまりました。

100円に満たない値上げであっても、4人に3人が手に取る商品を変えているという計算になります。

98.6%が家計の負担を実感、「とても感じている」が82.6%

値上げによる家計への負担を感じているかという質問では、「とても感じている」が82.6%、「多少感じている」が16.0%で、合わせて98.6%が負担を実感していると答えました。「あまり感じていない」「全く感じていない」は合計で1.4%にとどまっています。

「多少」ではなく「とても」と答えた方が8割を超えており、負担の感じ方が強い層に大きく偏っていることがわかります。

値上げによって変えたこと、第1位は「まとめ買い・特売を意識」で61.4%

生活の中で値上げによって変更したことを尋ねた質問では、第1位が「まとめ買い・特売を意識するようになった」で61.4%でした。以下、「賞味期限間近品などを購入するようになった」が41.5%、「規格外野菜・訳あり品を購入するようになった」が41.4%、「外食を減らした」が36.1%と続きます。

値上げによって変えたこと

まとめ買いや特売品、賞味期限間近品、規格外野菜など、価格を比較して選ぶ行動が上位を占めました。一方で、「特に変えていない」は10.8%にとどまり、約9割の方が何らかの形で購入方法を変更していることがわかりました。

値上げされたら困る冷凍食品、第1位は「アイス・冷菓」で55.4%

2026年9月は冷凍食品の値上げが集中しており、冷凍食品大手各社が価格改定を実施します。値上げされたら困る冷凍食品について尋ねたところ、第1位は「アイス・冷菓」で55.4%、第2位が「冷凍うどん・そば・パスタ」で49.8%、第3位が「冷凍餃子」で37.3%という結果になりました。

値上げされたら困る冷凍食品

「お弁当用の冷凍食品」も29.7%が挙げており、日々の食事や弁当作りに直結する品目への不安が集まっています。

頼りは「特売品・見切り品」で62.1%、冷凍食品は26.4%で第6位

この1年間で値上げ対策として頼りにしてきた食品を尋ねた質問では、第1位は「特売品・見切り品」で62.1%でした。以下、「もやし・豆腐などの低価格食材」が47.7%、「プライベートブランド(PB)商品」が47.1%、「規格外野菜・訳あり品」が43.4%と続いています。

値上げ対策として頼りにしてきた食品

節約手段として認識されやすい冷凍食品は26.4%で第6位にとどまりました。1年前と比較した冷凍食品の購入量についても「変わらない」が50.1%で最多となり、「増えた」は27.7%でした。

あわせて、今年特に値上がりを感じた食品を尋ねたところ、上位は「卵・乳製品」が67.0%、「お菓子・飲料」が66.6%、「野菜」が66.3%、「肉類」が64.4%でした。冷凍食品は45.4%で第10位にとどまり、値上がりの実感という観点でも上位には入っていません。9月は冷凍食品の値上げが集中しますが、それ以前の段階では消費者の関心の中心にはなっていなかったという結果も示されています。

今年特に値上がりを感じた食品

自由回答では「冷凍食品は高いし少ないので、手作りして冷凍するようになった」「肉、魚等、まとめ買いをして冷凍するようにしている」といった声が複数寄せられました。市販の冷凍食品に頼るのではなく、自分で購入した食材を冷凍する「手づくり冷凍」に向かっている様子がうかがえます。

それでもお金をかけ続けているもの、第1位は「お米などの主食」で53.7%

値上げが続いてもお金をかけ続けているものを尋ねたところ、第1位は「お米などの主食」で53.7%、第2位が「家族の好きな食べ物」で46.1%、第3位が「コーヒー・お茶などの嗜好品」で41.4%でした。

値上げが続いてもお金をかけ続けているもの

「特にない」は5.3%にとどまり、節約を重ねながらも、譲れないものを持ち続けている姿が浮かび上がります。

生活者の声(自由回答から)

  • スーパーに行ったら、まず見切り品をチェックするようにしている
  • 同じ商品の値段を2から3店で比べて、一番安い店を探して購入するようにしている
  • 冷凍食品は高いし少ないので、手作りして冷凍するようになった
  • 肉料理に油揚げを足してかさ増し。調味料も吸ってくれて味も損なわない
  • 価格高騰で、今まで買えていた物が、躊躇して買えなくなったことが、とても困っている
  • 安い物を買うためにお店をハシゴして、ガソリンと時間がかかる
  • 買い物で買い過ぎない、食事を作り過ぎない、大量に余らせない、廃棄を減らす

※自由回答は824件寄せられました

まとめ

今回の調査から、値上げが続く中で、消費者がごく小さな価格差にも反応せざるを得なくなっている実態が見えてきました。1品あたり50円未満の値上げでも4割超が別の商品に切り替えると答え、家計の負担を「とても感じている」方は8割を超えています。

一方で、値上げが続いてもお金をかけ続けているものがあると答えた方は94.7%に上りました。お米などの主食、家族の好きな食べ物、コーヒーやお茶など、多くの方が削るものと守るものを自分なりに線引きしながら、日々の買い物に向き合っています。

ただし、買い物が我慢と確認の連続になることは、暮らしの余白そのものを狭めることでもあります。

カウシェは「日常に楽しさを」をミッションに掲げ、毎日発見のある楽しいお買い物アプリとして、思いがけない商品との出会いが生まれる買い物体験を提供してきました。値上げが続く時代だからこそ、買い物に向かう時間が少しでも楽しいものであるように、サービスを磨いていくとしています。

調査概要

調査名:値上げに関する調査
調査主体:株式会社カウシェ
調査対象:カウシェ利用者 1,869名
調査期間:2026年8月21日から8月22日

お買い物アプリ「カウシェ」について

「カウシェ」は、毎日のくらしをもっと楽しく、お得にするお買い物アプリです。

アプリ内の農園ゲーム「カウシェファーム」や、お客様同士で商品の感想を共有できる「みんなの投稿」などを通じて、楽しみながらお買い物ができます。食品や日用品を中心に、お得で発見のある「新しいオンラインショッピングのかたち」を提案しています。

株式会社カウシェについて

「日常に楽しさを」をミッションに、お買い物アプリ「カウシェ」を運営しています。お買い物をするお客様と、モノを売りたい事業者の双方がワクワクするようなショッピング体験を実現することで、「物を購入する」という目的に留まらず、楽しさを追求できる場所として、デジタルの買い物体験のアップデートを目指します。買うものがなくても行きたくなる、オンライン上の新しい生活圏の実現に向けて取り組んでいます。

出典元:株式会社カウシェ

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