株式会社AccordSystemは、EC事業者向けにAmazonをはじめとするECデータをAI Agent(Claude codeなど)から安全に利用できる新しいサービス「ECops」の提供を、2026年7月7日から開始したことを発表しました。

ECopsは、ECチャネルとAI Agentの間に位置するデータ連携および権限管理を担うサービスとなっています。接続に関する情報を安全に管理しながら、許可された範囲のデータのみをAI Agentに提供できる環境を構築します。第一弾の対応として、Amazonの広告データ、売上データ、ブランド分析データとの連携機能が実装されました。生成AIを導入する際に必要となるデータ接続、整理、アクセス制御といった負担を軽減することで、EC事業者がAI活用やPoCに着手しやすい基盤を提供するとのことです。

ECopsのサービス概要

ECopsは、ECチャネルとAI Agent(Claude Code や Cursor)との間に立ち、EC事業者に向けたデータ連携と権限管理の基盤を提供するサービスです。広告、販売、在庫、顧客接点といったEC運用に関わる各種データを整備し、AI Agentが取り扱いやすい状態に変換します。APIキーを直接的に渡すことなく、権限設定と操作ログを維持したまま活用できることが大きな特徴となっています。単なるデータ取得ツールという位置づけではなく、組織全体でAIを安全に使用するための接続管理、アクセス制御、監査といった土台を担う役割を果たします。

第一弾としてAmazon連携に対応

サービス提供の第一弾として、Amazon出品事業者向けのデータ連携機能に対応しました。対象となるデータは、Amazonの広告データ、売上データ、ブランド分析データで、Amazon運用における分析作業、振り返り業務、施策検討の基盤として活用することができます。

主な機能と特徴

ECチャネルやツールとの接続機能

Amazonを第一弾として、EC運用に関連するデータ接続を一元管理します。今後については利用企業からのニーズに応じて、対応可能なチャネルを段階的に拡大していく計画とのことです。

数クリックでの接続を実現、APIキーを渡さない設計

数回のクリック操作だけでチャネルとの接続や手元のAI Agentとの連携が完了します。接続に関する情報はECops内で一元管理されるため、AIや担当者に対してAPIキーを直接渡す必要がありません。

権限範囲の詳細な設定が可能

誰が、どのデータを取り扱えるかを細かく制御することができます。「閲覧のみ」「特定の操作のみ」といった範囲指定も設定可能となっています。

AI AgentからのECデータ活用

MCPを経由して、ChatGPTやClaudeなどのAIツールからECデータを扱える状態に整備します。データの確認作業、分析業務、振り返り、施策検討といった業務をAI活用の基盤に乗せることが可能になります。

操作ログの記録機能

誰が、いつ、どのAIから、何を実行したかという情報を記録します。監査業務やトラブル発生時の対応にも活用できる設計となっています。

AI活用相談やPoC支援にも対応

ツールの提供だけにとどまらず、ECopsを軸として、AI活用に関する相談、PoC設計、既存システムとの連携構想なども幅広く支援する体制を整えています。

AIを前提とした新時代のEC運用へ向けて

今後は、商品リサーチ、広告運用、データ分析、顧客対応などのEC活動において、AIが業務を支援する場面がさらに増加していくと考えられています。そのためには、AIに提供するデータの範囲、操作権限、実行履歴を組織として適切に管理できる環境が不可欠です。ECopsは、Amazon連携を第一弾としながら、EC事業者がAIを前提とした運用体制へと段階的に移行できる基盤を提供していくとしています。

今後の展開について(マルチチャネル・データ統合基盤への進化)

第一弾のAmazon連携を皮切りに、今後については楽天市場、Yahoo!ショッピング、Shopifyなどの自社EC、Google広告、Meta広告、OMSなどの一元管理システム、各種SNSプラットフォームとの接続を段階的に拡大していく予定となっています。複数のチャネルのデータをECopsに集約することで、チャネルをまたいだ横断的な分析や、MCPを通じたレポート作成、示唆の生成を行いやすくなります。点在しているECデータを、組織全体で活用できる知見へと変換していくことを目指しています。

代表者のコメント

株式会社AccordSystem 代表取締役 請関 海
株式会社AccordSystem 代表取締役 請関 海

同社代表取締役の請関 海氏は、次のようにコメントしています。

「AIを活用したいという声は数多くいただいています。しかしながら、組織として実務に根ざした活用に至っている事業者はまだ少数であるのが現実です。

個別の試行段階で止まってしまう背景には、ツールの接続管理、権限設定、操作ログの整備といった、AI導入以前に乗り越えるべき壁が数多く存在しています。

ECopsは、その最初の壁を取り除くために開発したサービスです。

Amazon連携を第一弾として、今後も現場の課題に向き合い続けます。AIを前提としたEC運用へと踏み出す事業者の皆さまを、泥臭く、実務に根ざした形で支援してまいります。」

会社概要

会社名:株式会社AccordSystem

所在地:〒610-0332 京都府京田辺市興戸和井田 56-1 A&Kビル 202

代表者:代表取締役 請関 海

設立:2025年5月

事業内容:リユース・EC関連業務におけるシステム受託開発およびAI活用支援、ECopsの開発・提供

出典元:株式会社AccordSystem

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