STORES株式会社とジグザグが越境EC領域で業務提携、「STORES ネットショップ」に越境EC機能を提供開始

STORES株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO 佐藤裕介)と、株式会社ジグザグ(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO 仲里一義、代表取締役COO 鈴木賢)は、越境ECの分野において業務提携をスタートさせることを発表しました。

STORESは、ネットショップの開設からPOSレジ、キャッシュレス決済に至るまで、店舗に必要なデジタルインフラ「STORES」を幅広く提供しています。一方のジグザグは、越境ECのソリューションである「WorldShopping」と「WorldShopping BIZ」を展開している企業です。

両社は今回、ジグザグが提供する「WorldShopping BIZ for Cart」をSTORESのネットショップ開設サービス「STORES ネットショップ」へ導入することで連携を開始します。これにより、訪日旅行で日本の商品や店舗のファンとなった海外の消費者が、帰国した後(旅アト)も継続して購入できる越境EC機能の強化を図ります。サービスの提供開始は2026年7月7日を予定しているとのことです。

背景:日本を知る機会が増える今、「旅アト」の越境ECがカギ

インバウンド市場の拡大に伴い、日本の店舗や商品を現地で体験し、ファンになる海外消費者が増加しています。2025年の訪日外客数は過去最高となる4,268万人を記録し、初めて4,000万人の大台を突破しました。前年比で15.8%の増加となっており、世界的に日本への関心が高まり続けている状況です。

さらに、訪日外国人による旅行消費額についても過去最高の9兆4,559億円(前年比16.4%増)に達しており、日本の商品やサービスに対する海外からの需要が拡大していることが明らかになっています。

しかしながら、訪日中(旅ナカ)にファンとなった海外消費者が、帰国後(旅アト)に「あの店でもう一度買いたい」と思っても、その店舗が越境販売に対応していない場合は購入することができず、せっかくの需要を取りこぼしてしまっているのが現状です。日本を知る機会が増えている今だからこそ、帰国後も継続して購入できる「旅アト」の越境EC機能を充実させることが重要となっています。

そこで今回、「STORES ネットショップ」を利用している事業者が、追加の開発作業や海外向けの体制構築を行うことなく越境販売を開始できるよう、ジグザグの「WorldShopping BIZ for Cart」を提供することで連携をスタートすることになりました。

※出典:日本政府観光局(JNTO)「訪日外客数(2025年12月推計値)」、観光庁「インバウンド消費動向調査」

「WorldShopping BIZ for Cart」で"旅アト"を強化

「WorldShopping BIZ for Cart」は、カート事業者とシステム連携を行うことで導入を簡単にするソリューションです。「STORES ネットショップ」を利用する事業者には、以下のような機能が提供されます。

まず、STORES ネットショップの専用申込フォームから申し込むだけで、世界228の国と地域への海外販売に対応できるようになります。

「言語・決済・物流」、さらに「法令」という越境ECにおける壁を、ジグザグが包括的に代行します。多言語ナビゲーションや多言語カスタマーサポート(英語・簡体字・繁体字・韓国語・日本語対応)、各国の海外決済や不正決済の防止、国際配送・通関・梱包作業、さらに各国の個人情報保護や海外消費税への対応まで、一気通貫で担います。

店舗側は日本国内の倉庫へ発送するだけで完結します。海外の顧客から資金を事前に受け取る前受金モデルを採用しているため、為替リスクや代金回収のリスクを店舗が負担する必要がなく、従来の国内オペレーションを変更する必要もありません。

外部モールへ遷移させない"オウンドEC完結型"である点も特徴です。店舗のサイト内で購入まで完結するため、ブランドの世界観と顧客との関係性を保ったまま販売することができ、購買データも店舗側の資産として蓄積されていきます。

訪日で生まれたファンの「また買いたい」という気持ちを、ブランド体験を途切れさせることなく購入まで届ける――それが、本連携で実現する「旅アト」の越境ECです。

越境EC連携イメージ

ステークホルダーごとの価値

STORES ネットショップを利用する事業者にとって

言語・決済・物流の対応を自社で準備することなく、国内発送のオペレーションのまま海外売上を上乗せすることができます。また、人気商品・人気国・流入言語などの海外購買データをWorldShopping BIZ専用のショップダッシュボード機能で把握し、次の施策に活用することが可能です。

訪日した海外の生活者にとって

旅ナカで出会った日本の店舗から、帰国後も母国の言語・通貨でスムーズに購入することができます。公式サイトでの購入となるため、安心してショッピングを楽しむことができます。

両社にとって

STORESは、国内販売を前提としてきた店舗に対して、新たな海外販路と売上機会を提供することができます。店舗の"売れる"を国内からグローバルへと拡張することが可能です。ジグザグは、海外対応できる店舗が増えることで、海外の顧客の「日本の商品が買いたい・ほしい」という要望に応えていくことができます。

「WorldShopping BIZ for Cart」について

「WorldShopping BIZ for Cart」は、「WorldShopping BIZ」を提供するジグザグが推進するカート連携強化による「旅マエ・旅ナカ・旅アト」の3フェーズを一気通貫で支援する取り組みです。

旅マエ・旅ナカ・旅アトの3フェーズ

旅マエ(知ってもらう)

訪日前・訪日中の情報収集段階で、店舗を海外の旅行者に"見つけてもらう"ために、訪日インバウンド向け施策「インバウンドナビ™」などを活用して、検索やSNSでの接触機会を強化します。

旅ナカ(出会う・買う)

リアル店舗で商品と出会い、その場で購入します。荷物を持たずに海外へ直接配送する「旅ナカクリック™」やそのランディングページサービス「インバウンドスワイプ」で"手ぶら旅"を実現します。

旅アト(買い続ける)

帰国後も「WorldShopping BIZ for Cart」を通じて、海外在住者が日本のECサイトからショッピングできるようになります。ブランドの世界観を保ったままリピート購入につなげることが可能です。

旅マエからリアル店舗を知ってもらい、旅ナカ・旅アトへと自然につながっていく流れをスムーズにすることで、日本中の店舗に世界とつながるチャンスを届けていくとしています。

WorldShopping / WorldShopping BIZ について

海外の顧客向けの購入代行ソリューション「WorldShopping」、EC事業者向けの海外販売ソリューション「WorldShopping BIZ」は、両者が一体となって価値を提供する越境ECプラットフォームです。タグ1行で海外対応を実現するテクノロジーと、受注・決済・カスタマーサポート・国際物流までを一気通貫で担う強固なオペレーション体制を強みとし、以下の実績を有しています。

  • 3000以上のECサイトへWorldShopping BIZを提供
  • 越境EC分野で権利化済み特許数16件(国内10件、海外6件)
  • 海外レビューサイト「Trustpilot」で15,793件のレビュー・4.4/5.0の高評価(2026年6月6日時点)
  • 大手企業からスモールビジネスまで、手間なくブランドの世界観を保ったまま海外販売対応が可能

代表者コメント

株式会社ジグザグ 代表取締役COO 鈴木賢氏のコメント

「私たちのミッションは『世界中のワクワクを当たり前に』です。日本を訪れ、現地で店舗や商品のファンになってくれた方が、帰国後も"また買いたい"を叶えられること――その『旅アト』の体験こそ、越境ECが届けるべき価値です。今回はネットもリアルも全国の店舗を支えるSTORESさんと『WorldShopping BIZ for Cart』で旅アトを強化します。今後は旅マエ・旅ナカも含め、店舗と世界中のファンを"気持ちよく繋ぐ"体験を、両社で広げていきます。」

STORES株式会社 執行役員 COO 佐藤大介氏のコメント

「STORESは、「Just for Fun」を掲げ、こだわりや情熱を持って商いを営む事業者のみなさまの挑戦を支えてきました。インバウンド需要の拡大を背景に、日本の店舗のファンとなった海外の顧客とのつながりを、帰国後も継続できる環境づくりがこれまで以上に重要になっています。今回のジグザグ社との提携により、事業者のみなさまは国内向け販売と変わらないオペレーションで、世界中のファンへ商品や想いを届けられるようになります。今後もSTORESは、国内外を問わず新たな挑戦を後押しし、事業者のみなさまの持続的な成長を支援してまいります。」

会社概要

株式会社ジグザグ(zig-zag, Inc.)

設立:2015年6月
代表者:代表取締役CEO 仲里一義、代表取締役COO 鈴木賢
区分:東証グロース市場 340A
所在地:東京都渋谷区桜丘町14-1
資本金:4.1億円(2026年5月末時点)
事業内容:海外カスタマー向け購入代行サービス「WorldShopping」の開発・提供、EC事業者向け海外販売支援サービス「WorldShopping BIZ」の開発・提供、インバウンド動線支援モデル:訪日インバウンド顧客の来店〜購買までの動線最適化を支援
ミッション:世界中のワクワクを当たり前に

STORES株式会社

設立:2012年3月23日
代表者:佐藤裕介
所在地:東京都渋谷区東3-16-3 エフ・ニッセイ恵比寿ビル4階
事業内容:ネットショップ開設や、実店舗向けPOSレジ・キャッシュレス決済サービス予約など、店舗のデジタルインフラ、店舗の開業から運営までを支援するコマースプラットフォーム「STORES」を提供

出典元:STORES株式会社、株式会社ジグザグ

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