AnyReach、AI検索最適化特化型インフラ「AnyLLMO」の提供を本格開始

AnyReach株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:中島功之祐)は、AI検索において企業の商品やサービスが適切に回答・引用される環境を構築し、売上の最大化を実現するLLMO(大規模言語モデル最適化)特化型インフラ「AnyLLMO(エニーエルエルエムオー)」の本格的な提供を開始したことを発表しました。

ChatGPTやPerplexityなどのAI検索が普及する現代において、従来のSEO対策のみでは情報が消費者まで届きにくい状況が生まれています。同社は「可視化ダッシュボード」と「戦略コンサルティング」の2つの柱により、企業のAI検索対策(LLMO)を包括的にサポートするとしています。

サービス提供の背景について

現在、消費者による検索行動は大きな変革期を迎えています。ChatGPTをはじめとするAI検索の利用者が増加しており、2026年までに従来型の検索クエリの25%がAIチャットボットなどに置き換えられると予測されています(※1)。

このようなAI検索時代においては、AIが回答を生成する際に参照・引用する情報源が、従来の検索ランキングだけでなく、情報の構造化・明瞭性・信頼性・ブランド言及の蓄積といった複数の要素によって選定されるようになっています。

そのため、自社情報の整備が十分でない場合、AIに自社情報が引用されずに競合他社が推奨ソースとして取り扱われたり、古い情報がそのまま回答に使用されたりすることで、企業のブランド価値や売上を損なうリスクが高まっているのが現状です。

一方で、多くの企業がLLMO(AI検索最適化)の重要性を認識しているものの、専門人材の不足やROI(投資対効果)が見えにくいことから、具体的な対策に着手できていないという実情があります。

AnyReachはこれまで、eギフトサービス「AnyGift」を通じて1,000社以上のEC事業者の売上向上を支援してきました。その中で、コンバージョン(購買)に直結する支援に加えて、フルファネルで一貫した支援体制を強化するべく、アッパーファネル(認知・比較検討)の段階から企業成長を支援する重要性が一層高まっていると捉えています。

これまで培ってきたデータ構造化の技術力と、最新のLLMOフレームワーク、戦略的PRの知見を統合し、先行導入企業において確かな成果を得られたことから、今回、本サービスを全事業者向けに本格提供する運びとなったということです。

(※1)Gartner, "Gartner Predicts Search Engine Volume Will Drop 25% by 2026, Due to AI Chatbots and Other Virtual Agents," News Release, February 19, 2024.

「AnyLLMO」のサービス概要

「AnyLLMO」は、AI検索上の現状を可視化する「可視化ダッシュボード」と、成果につなげる「戦略コンサルティング」を統合したサービスとして、AI検索時代におけるブランド価値の向上と売上最大化をサポートします。

主要AIプロバイダ横断でLLMO状況を可視化するダッシュボードを提供

ChatGPT、Claude、Gemini、Perplexity、Copilotという主要5つのプロバイダを横断し、自社ブランドの言及率や引用元をリアルタイムで可視化します。AI検索上の現状把握と改善余地の特定を支援することが可能です。

成果にコミットする「戦略コンサルティング」

ツール提供に留まらず、AIが回答の根拠とする参照先(RAGの対象となる情報源)の特定や、引用されやすいコンテンツの制作代行まで実施します。LLMOの副産物として、Google検索結果でのクリック率(CTR)を向上させるなど、既存SEOへの即効性も提供します。

「AnyLLMO」が提供する価値

LLMOの可視化と戦略支援を一体で提供

AI検索上のブランド露出や評価状況を可視化するダッシュボードに加えて、成果創出に向けた戦略設計から実行支援までを一貫して提供します。

主要5大AIプロバイダを横断してモニタリング

ChatGPT、Claude、Gemini、Perplexity、Copilotといった主要なAI検索・生成AI上での言及状況を横断的に把握し、ブランドの見え方を多面的に可視化することができます。

1,000社超の支援実績に基づく知見を活用

AnyReachがこれまで培ってきた1,000社超のEC支援実績をもとに、事業理解に根ざした実践的なLLMO戦略を提供します。

AnyMind Groupのアセットを活用した総合支援

AnyMind Groupのメディアネットワークや各種アセットを活用し、記事制作にとどまらず、露出設計や情報発信を含む幅広い支援を可能にします。

今後の展望について AI時代のコマース支援をさらに拡大

今後は、AnyLLMOにおいて、タグ1行の導入でJSON-LD*¹とllms.txt*²を自動生成・反映できる「構造化データ自動注入機能」の提供も予定しており、AIに正しく読み取られやすい情報基盤の整備を、より手軽に実現できる環境を整えていく方針です。

同社はこれまで、「AnyGift」を通じてギフトという購買体験の向上に取り組んできました。今後は「AnyLLMO」を通じて、EC事業者をはじめとする企業がAI検索時代において正当な評価を受け、適切な購買機会を獲得できる環境づくりを支援していくとしています。

これを機に同社は、ギフト領域にとどまらず、AI時代のコマースを支えるインフラ企業へと進化し、企業の事業成長に貢献していく考えです。

あわせて、今後もAIを活用した関連プロダクトの開発を進め、企業の情報発信や顧客接点の高度化を支える取り組みをさらに拡大していくとしています。

*¹ JSON-LD(ジェイソン・エルディー)とは、JSON構文を用いて構造化データを記述するためのW3C標準フォーマットです。Webページの内容を検索エンジンやAIに正確に伝えるために用いられるデータ記述形式となります。

*² llms.txt(エルエルエムズ・テキスト)とは、大規模言語モデル(LLM)がウェブサイトの情報を効率的に参照できるよう、重要なコンテンツへのリンクと概要をまとめ、ウェブサイトのルートディレクトリに配置するMarkdown形式のファイルです。

AnyReach株式会社について

会社名は、AnyReach(エニーリーチ)株式会社です。代表者は、代表取締役の中島功之祐氏です。事業内容は、eギフト機能を導入できる「AnyGift」、5,000商品から選べるカード型引き出物「AnyGift Wedding」、法人キャンペーン向けデジタルギフト事業「AnyCampaign」の開発・運営となっています。

出典元:AnyReach株式会社

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