楽天グループ、電子マネー「楽天キャッシュ」の表示を「楽天ペイ残高」に順次変更へ

楽天グループ株式会社と楽天Edy株式会社は、電子マネー「楽天キャッシュ」の残高表示について、楽天グループの各種サービス内における総称を「楽天ペイ残高」へと順次変更することを発表しました。

5月18日(月)から「楽天ペイ」アプリ内の残高表示が新しい総称に切り替わる予定となっており、今後「楽天市場」や「楽天ラクマ」などの楽天グループサービスでも順次変更が行われるとのことです。なお、今回の変更は表示名称のみとなっており、ユーザーが保有する「楽天キャッシュ【基本型】」「楽天キャッシュ【プレミアム型】」「楽天キャッシュ【プレミアム型】(給与)」の名称やサービス利用規約などには変更がないとしています。

楽天ペイ残高の表示イメージ

楽天キャッシュのサービス概要と利用可能シーン

楽天は2008年2月にオンライン電子マネー「楽天キャッシュ」のサービスを開始しました。現在では「楽天市場」「楽天トラベル」「楽天モバイル」、さらには「楽天証券」における投信積立といった楽天グループの多様なサービスで利用できるほか、「楽天ペイ」や「楽天ポイントカード」の加盟店での決済にも対応しています。

加えて、国税や地方税の納付、公共料金の支払いにも活用することが可能です。また、お小遣いの送付や仕送り、立替精算といった用途に使える送受信機能や請求機能など、高い利便性を備えた機能を提供しています。

総称変更の背景と狙い

日本国内においてキャッシュレス決済比率が堅調に上昇を続けている状況の中、今回楽天グループのサービス上での表示を新しい総称へと変更することになりました。この変更により、「楽天ペイ残高」がグループ内外の多様なシーンで利用可能な決済基盤であることを明確化し、ユーザーに対してより直感的で利便性の高いサービス体験を提供することを目指しているとのことです。

また、この総称変更を通じてブランド認知の向上も図る方針とされています。日本のキャッシュレス決済市場が拡大する中で、楽天グループとしてより分かりやすく、使いやすい決済サービスを提供していく姿勢が表れています。

変更後も機能やサービスに変更なし

なお、「楽天ペイ残高」への総称変更後も、「楽天キャッシュ」の機能やサービス内容、利用方法については一切変更がないとのことです。ユーザーはこれまでと同様に、すべての機能を引き続き利用することができます。

楽天グループと楽天Edyは、今後もユーザーに対してより利便性の高い決済体験を提供すべく、サービスの向上に努めていくとしています。

補足情報

「楽天ペイ残高」は、「楽天キャッシュ【基本型】」「楽天キャッシュ【プレミアム型】」「楽天キャッシュ【プレミアム型】(給与)」の総称および総額を指します。

また、キャッシュレス決済比率に関するデータについては、経済産業省が公表している「2025年のキャッシュレス決済比率」を参考にしているとのことです。

今後の展開

楽天グループでは、キャッシュレス決済の普及が進む中、ユーザーにとってより分かりやすく、使いやすい決済サービスの提供を継続していく方針です。今回の総称変更は、そうした取り組みの一環として位置づけられています。

「楽天ペイ」アプリを起点に、楽天市場をはじめとする各種オンラインサービス、実店舗での決済、さらには税金や公共料金の支払いまで、幅広いシーンで活用できる決済基盤としての「楽天ペイ残高」の認知拡大が期待されます。

出典元:楽天グループ株式会社

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