Visaが「Visa Agentic Ready」プログラムを日本含むアジア太平洋地域で開始、エージェンティック・コマース時代のペイメント支援へ

ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社は、グローバルに展開している「Visa Agentic Ready」プログラムについて、日本をはじめとするアジア太平洋地域において開始すると発表しました。同プログラムは、エージェンティック・コマースの新時代におけるペイメント・エコシステムの支援を目的に設計されています。

「Visa Agentic Ready」の初期段階では、イシュアの準備体制に重点を置いており、本番環境に近い管理された環境下で、AIエージェント主導の取引についてテスト、検証、理解を深めるための体系化されたプロセスを提供します。このプログラムを通じて、イシュアはAIエージェントが消費者の代理としてどのように取引を開始し完了させるのかを実際に体験できます。また、Visaネットワークが保持する信頼性、管理性、保護機能が維持される中で、自社のエージェンティック・コマースに対する準備状況を検証することが可能になります。

コマース自動化時代への対応準備を支援

ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社の代表取締役社長であるシータン・キトニー氏は、この取り組みについてコメントしています。コマースの自動化が進展する中、エージェント主導の決済を責任あるかたちで支えられる体制をエコシステム全体で整備していくことが重要となるとのことです。Visa Agentic Readyを通じて、同社は日本のイシュアが安全かつ体系的な環境のもとで、次世代のコマース時代に向けた対応準備を確実に推進できるよう支援していく方針です。

「Visa Agentic Ready」は、トークン、アイデンティティ、リスク管理、コントロールといったVisaの基盤となるネットワーク機能を活用して構築されています。これにより、信頼できるエージェントが主導する決済が、多様なユースケースにおいてどのように実現可能かを検証できます。本プログラムは、信頼性の高いAI主導型コマース体験を大規模に実現するためのVisaの戦略的フレームワークであるVisa Intelligent Commerceを基盤としています。

準備段階から実運用へ拡大する取り組み

エージェンティック・コマースを大規模に実現していくためには、ペイメント・エコシステム全体における連携が不可欠となります。今回、アジア太平洋の10地域から50社を超えるパートナーがAgentic Readyプログラムに参加することになりました。日本国内において「Visa Agentic Ready」プログラムへの参加を表明しているイシュアは以下の通りです。

SBペイメントサービス株式会社
株式会社クレディセゾン
三井住友カード株式会社
三菱UFJニコス株式会社
楽天カード株式会社
(社名は五十音順で記載)

本番環境相当の管理されたテスト環境を通じて、本プログラムはエージェント主導の決済が実環境においてどのように機能するかを検証します。新たな体験が現実のものとなる中で、イシュアが自信を持って対応できるよう支援していく方針です。

インテリジェントでプログラマブルなコマースへの移行

本取り組みは、Visaがインテリジェントでプログラマブルなコマースへの移行を支えるものとなります。信頼された認証情報とネットワーク機能により、消費者の意図、状況、管理条件に応じて、安全かつ柔軟に決済が実行されることを可能にします。ショッピング体験の自動化が進展する中、消費者自身が主導権を保持しながら、エージェントがシームレスに行動できる環境の実現を支援していきます。

Visaは、グローバルでAIプラットフォーマーや開発者、加盟店、そしてエコシステムパートナーと連携し、信頼性の高いエージェント主導の決済を大規模に実現することに取り組んでいます。「Visa Agentic Ready」は、イシュアがこうした取引を安全かつ確実に支援できる体制を整えるためのプログラムとなっています。

本プログラムは、アジア太平洋の10地域で展開を開始します。具体的には、オーストラリア、香港、日本、韓国、マレーシア、ニュージーランド、シンガポール、台湾、タイ、ベトナムにおいて展開されます。

出典元:ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社のプレスリリース

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