
株式会社ワサビ(本社:大阪府大阪市、代表取締役:大久保裕史)は、2026年5月に新会社「株式会社ワサビラボ」を設立することを発表しました。同社は実際の物流業務やささげ業務、そして教育研修機能を持つ実働組織として活動していくとのことです。
新会社設立に合わせて、理想的な現場の動線を可視化した「東大阪モデルルーム」もオープンする予定となっています。システム導入後の「運用」や「人材不足」といった現場が抱える課題に対して、システム提供という枠組みを超えた「実働」によるソリューションを提供し、リユース業界における次世代のスタンダードを構築していく方針だということです。
この記事の目次
システム会社が「実業」に参入する理由
これまで数多くのリユース企業への支援を行ってきた中で、システムの導入効果を最大限に引き出すためには、デジタル上の仕組みだけでは不十分であり、アナログな「現場実務との深い同期」が必要不可欠であるという確信に至ったといいます。ワサビラボの設立には、3つの狙いがあるとのことです。
開発者自身が「最強のユーザー」となる「社内知識の深化」
開発者が自ら「ささげ」や物流の実務を担当することによって、現場のわずかなストレスや隠れたニーズを肌で感じ取り、製品への解像度を極限まで高めていくとしています。「現場を想定した開発」から「現場を真に理解した開発」へと進化させることを目指すということです。
次世代リユースモデルの「実験室」
主力製品である「ワサビスイッチ」を活用した最新のAI技術やオペレーションの実証実験を実施し、現場で磨き上げられた「次世代のビジネスモデル」をいち早く構築・検証していくとのことです。
ノウハウの「オープンソース化」
自社で蓄積してきた成功事例・失敗事例の両面を含む運用ノウハウを、自社のみに留めることなくオープンに共有していくとしています。リユース業界全体が抱える「属人化」や「教育不足」といった課題を解決し、業界水準の向上を牽引する狙いだということです。
ワサビラボを構成する「3つの事業柱」
ワサビラボでは、以下に示す3つの機能を循環(サイクル)させることによって、リユース業界における新たなエコシステムを構築していく計画となっています。
リユース事業の運営代行:実務を担う
運用代行ソリューション「WASAVIVA(ワサビバ)」を主軸として、リユースの肝となる「物流・ささげ業務(撮影・採寸・原稿作成)」を自社で完結させるとのことです。システムを使いこなすプロ集団として、クライアントの事業成長を実務面から強力にバックアップしていくとしています。
現場再現型ショールーム:進化を魅せる「実験室」
「ワサビスイッチを、もっと具体的に」というコンセプトのもと、理想的な倉庫動線や店舗バックヤードをリアルに再現したショールーム兼・実験室を開設するとのことです。最新デバイスのテストや効率的なレイアウトを可視化し、システムと現場が融合した「一歩先の運用」を体感できる場を提供していく予定となっています。
教育・研修事業:ノウハウを循環させる「アカデミー」
運営代行で培ってきた「生きた経験」をカリキュラム化し、業界全体の課題である人材育成に貢献していくとしています。
リユーススクールでは、未経験者から即戦力へと育成するため、体系的な業界知識と実務スキルを提供するとのことです。経営者向け勉強会では、「現場視点」に基づいた投資判断や戦略・ノウハウの共有を行うとしています。ささげ専門講座では、多くの企業でボトルネックとなっている撮影・出品実務を効率化する専門教育を実施するということです。
今後の展望:実践と開発の循環を実現
ワサビラボでは、「現場での課題発見(Operation)」から「ユーザー視点の獲得(Feedback)」、そして「即座の機能改善(Innovation)」、「ノウハウの展開(Education)」というサイクルを回していくとのことです。
「机上の空論」を排除し、現場の痛みがわかる開発・支援体制を構築することによって、「ワサビスイッチ」をリユース業界にとって真に不可欠なインフラへと進化させていく方針となっています。
WASABI SWITCH(ワサビスイッチ)について
リユース事業においては、販路拡大や業務効率化など、様々な課題が存在しています。
具体的には、在庫管理や出品作業が属人化しやすく、マンパワーに依存してしまうケースや、実店舗とECを交えた販売施策を進めたいものの、日々の業務負荷がボトルネックとなっているケースも少なくありません。
ワサビスイッチは、こうしたリユース事業における課題解決に特化したEC一元管理システムとして開発されました。
株式会社ワサビ 会社概要
同社は海外販売向けコンサルティングを始めとした越境EC向けECソリューション事業を展開しています。リユース特化EC一元管理システム「ワサビスイッチ」をはじめ、イベント・コミュニティ運営にも力を入れています。
会社名は株式会社ワサビ、代表者は大久保裕史氏です。設立年は2012年3月2日で、事業内容は中古品の買取販売専門コンサルティング(企画・開発・運営)、海外販売向けコンサルティング(企画・開発・運営)、マーケットプレイス運営(企画・開発・運営)、物体認識AI開発(企画・開発・運営)などとなっています。
所在地は大阪府大阪市北区大深町3番1号 グランフロント大阪北館 ナレッジキャピタル コラボオフィス8階K812号室(大阪本社)となっています。
出典元:株式会社ワサビ











