
楽天グループ株式会社が運営するフリマアプリ「楽天ラクマ」は、株式会社コメ兵と提携し、商品の真贋検品を依頼できるサービス「ラクマ最強鑑定」の利用者を対象とした意識調査を実施し、その結果を公表しました。このサービスは、2次流通市場における偽造品撲滅に貢献することを目的としています。
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調査結果の主なポイント
今回の調査では、次のような結果が明らかになりました。フリマアプリ全般でブランド品を購入する際、回答者の8割以上が偽造品への不安を感じていることが判明しました。一方、「ラクマ最強鑑定」利用後には、購入者の9割以上が「取引への安心感が高まった」と回答しています。
また、出品者が感じたメリットとしては「安心して高額商品を出品できた」「購入者に信頼してもらえた」といった声が多く寄せられました。さらに、「鑑定なしの商品よりも早く売れた」と回答した出品者は4割以上に達しています。「ラクマ最強鑑定」の存在による「楽天ラクマ」の利用意向については、出品者・購入者ともに9割以上が継続利用に前向きな姿勢を示しました。
フリマアプリでの偽造品への不安は8割以上
フリマアプリ全般でブランド品を購入する際、偽造品への不安を感じたことがあるかという質問に対し、出品者と購入者合わせて379名が回答しました。その結果、「不安を感じたことがある」が62.8%、「やや不安を感じたことがある」が22.2%となり、合計で85.0%のユーザーが不安を抱えていることが分かりました。
購入者の9割以上が安心感の向上を実感
「ラクマ最強鑑定」を利用した購入者に対し、利用前後で取引への安心感がどのように変化したかを尋ねたところ、「大きく高まった」が55.1%で最も多く、「やや高まった」の36.4%と合わせると、9割以上のユーザーが「安心感が高まった」と回答しました。
特に良かった点については複数回答で質問したところ、「偽造品のリスクがなくなった」が55.3%で最多となり、次いで「購入者の追加負担なしで利用できた」が52.1%、「安心して高額商品を取引できた」が51.6%、「コメ兵の信頼性」が37.9%という結果になりました。
出品者が実感したメリット
「ラクマ最強鑑定」の対象商品を出品した経験のある出品者に対して、出品者として感じたメリットを複数回答で尋ねたところ、「安心して高額商品を出品できた」が55.0%で最も多く、次いで「購入者に信頼してもらえた」が51.2%となりました。いずれも回答者の5割を超えており、このサービスが出品者の安心感と取引における信頼性の両面で貢献していることが明らかになりました。3番目に多かった回答は「取引後のトラブルがなかった」の41.2%で、鑑定サービスが取引全体の品質向上に役立っていることが確認されました。
鑑定済み商品は販売スピードも向上
今回の調査では、出品者に「お届け前鑑定」の対象商品出品時における販売スピードについても質問されました。その結果、「鑑定なしの商品より明らかに早く売れた」が20.0%、「鑑定なしの商品よりやや早く売れた」が22.5%となり、合計で4割以上の出品者が販売スピードの向上を実感していることが分かりました。
さらに「楽天ラクマ」の取引データによると、「お届け前鑑定」の対象となった商品は、対象外の商品に比べて50%以上売れやすいことが判明しました。これは2025年6月1日から2025年12月31日における「ラクマ最強鑑定」(お届け前鑑定)対象商品と、同カテゴリ・同ブランドの商品で基準を満たさず対象外となった商品における1カ月以内の販売率を比較した結果です。鑑定済みであることが購入者の安心感につながり、取引の成立を促進していることが、出品者の意識調査からも裏付けられました。
継続利用意向は出品者・購入者ともに9割超
「ラクマ最強鑑定」の利用経験がある出品者・購入者に、「本機能があることで、今後も『楽天ラクマ』でブランド品を取引したいと思うか」を質問したところ、出品者の9割以上が「積極的に出品したい」(54.4%)、「機会があれば出品したい」(36.9%)とポジティブな回答を選択しました。購入者においても9割以上が「とてもそう思う」(60.3%)、「ややそう思う」(30.1%)と答えています。
出品者・購入者の双方において、9割を超えるユーザーが継続利用に前向きな意向を示しており、「ラクマ最強鑑定」が取引の安心・信頼を高め、リユースブランド品の取引活性化につながっていることが明らかになりました。
同社は、「ラクマ最強鑑定」を通じてリユースブランド市場の民主化と偽造品の撲滅を推進し、ブランド品の専門知識を持たない方も含め、すべての顧客が安心して取引できるプラットフォームの構築を目指しています。
調査概要
調査対象者は、「楽天ラクマ」で「ラクマ最強鑑定」(お届け前鑑定)を利用したユーザーで、回収サンプルサイズは379サンプル(購入者219名、出品者160名)です。調査期間は2026年3月26日(木)から3月30日(月)で、調査実施機関は「楽天ラクマ」です。なお、本レポートでは小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計値は必ずしも100%とならない場合があります。
「お届け前鑑定」とは、対象商品を購入すると、商品が出品者のもとから自動的に鑑定拠点へ送られ、コメ兵が商品の検品を行う機能のことです。
「ラクマ最強鑑定」サービス概要
「ラクマ最強鑑定」は、「楽天ラクマ」で商品を購入したユーザーが、無料で商品の鑑定を受けられるサービスです(一部、「後から鑑定」機能を利用の場合、鑑定拠点までの片道送料のみ購入者の負担)。対応ブランド数は850以上で、対象カテゴリはブランドバッグ、衣料、時計、ブランドジュエリーなどとなっています。
株式会社コメ兵について
株式会社コメ兵は、代表取締役社長が山内祐也氏で、本社所在地は愛知県名古屋市中区大須3丁目25番31号です。事業内容は、『リレーユースを思想から文化に』のビジョン実現のため、全国にリユースの販売および買取店舗を展開しています。専門の鑑定士と真贋AIなどのリユーステックによる検品や品質チェック、商品メンテナンスなどを丁寧に行うことで、仕入れた商品に信用をのせて市場に提供しています。
「楽天ラクマ」について
「楽天ラクマ」は、2012年7月にサービスを開始した日本初のフリマアプリ「フリル」と、楽天で運営していた「ラクマ」が2018年2月に統合して誕生しました。繋ぐ力で物を棄てずに循環させる「循環の輪」を広げ、誰でも手軽に活躍できるECの世界を築くことにより、サーキュレーション市場の活性化を図り、循環型社会の実現に貢献することを目指しています。
出典元:楽天グループ株式会社













