ブックオフ、春夏衣替え調査で約46%が「着ていない服も手放せず保管」環境省目標との乖離が明らかに

ブックオフグループホールディングス株式会社は、衣替えのシーズンを迎えるにあたり、不要になった衣類の手放し方に関する実態調査「春夏の衣替えに関する意識調査2026」を実施しました。調査では1,010名から有効回答を得ており、約46%の人が「しばらく着用していない服であっても手放すことができず保管している」と回答していることが分かりました。環境省が家庭からの衣類廃棄量を25%削減する目標を掲げる中、生活者の実際の循環行動との間にギャップが存在することが明らかになっています。

「捨てるのはもったいない」という意識は持っているものの、実際の行動に移せない生活者に対して、同社は悩みを解決し、必要としている人へ循環できる仕組みとして、店舗や回収ボックス、相談サービスなど多様な"すてない選択"による手放し方や衣類の整理方法を提案していくとしています。

春夏の衣替えに関する意識調査2026の概要

調査実施日は2026年3月17日(火)から3月18日(水)で、インターネット調査により国内在住の10代から70代の男女1,010名から有効回答を得ています。

約90%が春夏物への衣替えを実施、約56%が平均気温15℃前後でクローゼットを整理

気象庁が発表した全国3か月予報によると、4月から6月にかけては暖かい空気に覆われやすく、全国的に平均気温が平年よりも高くなる見込みとなっています。今回実施された衣替えに関する調査では、3月30日から4月26日の間に衣替えを行う予定と回答した人が約56%と半数を超える結果となりました。このことから、平均気温が15℃前後になる時期を目安として春夏物への衣替えを実施する傾向があると考えられます。

しばらく着ていない服も約46%がそのまま保管、手放す判断にはもったいなさと手間の解消がカギ

環境省が策定した循環型ファッションの推進に向けたアクションプランでは、「①全国どこでも分けて出せる(衣類の回収システム・受け皿の整備)」「②使えるものは譲る(リユースの拡大)」「③使えるものは長く使う(稼働率向上・寿命延長の取組の拡大)」という3つの方向性の具現化を通じて、家庭からの廃棄量25%削減目標の達成を目指すことが掲げられています。これらを実現するためには、事業者によるサービス提供はもちろんのこと、生活者が日常的に捨てずに衣料品を循環させる行動が必要とされています。

今回の調査では、実際に衣類を手放す際の行動や、行動をとる際の悩みについて質問が行われました。アクションプランで掲げられている内容と実態は異なり、しばらく着用していない衣類について「手放せず保管する」が45.7%でトップという結果になりました。次いで「捨てる」が40.8%となっており、循環には繋がっていないことが明らかになっています。その他を選択した方の中には、「裁断して雑巾として活用」するアップサイクルな手段をとる人もおり、そのまま捨てるのではなくリユースやアップサイクルなど何らかの形で資源循環に取り組む人もいる中で、「選択肢が分からない」「梱包の手間がかかる」など、悩みやライフスタイルに合わせたリユースの選択肢と生活動線上で手間なく取り組める機会の提供が必要とされています。

これらの悩みを解決できるのが、BOOKOFFをはじめとしたリユースショップや、手放すかどうかから相談して決められる「Rehello by BOOKOFF」、生活動線上で手間なく手放せる「R-LOOP」など、それぞれの悩みに合わせて選択できるよう同社が展開している様々なリユースサービスです。同社はこれらのサービスを通じて、サーキュラーエコノミーを推進していくとしています。

生活環境や悩みに応じて選べる、ブックオフで対応している4つのシーン

生活者の悩みに応じて、同社は以下の4つのリユースサービスを提供しています。

「選択肢が分からない」という悩みに対しては、BOOKOFFへの持ち込みが可能です。全国130店舗がアパレル取り扱い店舗となっており、手放す場所・機会を幅広い地域で提供しています。

「近くにリユースショップがない」という悩みには、宅配買取や出張買取のサービスがあります。査定の待ち時間や持ち込む手間がありません。

「近くにリユースショップがない」「梱包・発送の手間がかかる」という悩みには、不要品回収型ボックス「R-LOOP」が対応しています。設置場所は約400か所となっており、店舗が近くになくても生活動線上で手放すことができます。

「まだ着るかもしれず手放せない」「手放すかどうかを悩む」という方には、Rehello by BOOKOFFがあります。手放すかどうかを相談しながら決められるサービスです。

衣類を手放せるBOOKOFFは130店舗、本に限らず不要品を手放せる場所

2025年11月末時点で、BOOKOFFは国内709店舗を展開しており、そのうち130店舗で衣類や服飾雑貨を取り扱っています。商材別の売り上げ構成比では、本、ソフトメディア、トレーディングカード・ホビーに次いでアパレルが約12%を占めています。

BOOKOFFで扱う商材に加えて、アパレルや靴・バッグといった服飾雑貨なども扱っている「BOOKOFF PLUS」、家電・スポーツ用品・楽器など多様なアイテムを取り扱い、大掃除や引っ越しで不要になったものをまとめて売ることができる「BOOKOFF SUPER BAZZAR」が展開されており、まだ着られる衣類を手放す場所・機会を幅広い地域で提供しています。2026年3月14日には、同社が展開する初のファッション専門店「BOOKOFF FASHION 立川栄店」がオープンしました。

生活者にとって身近なリユースショップ「BOOKOFF」を通じて、生活者がライフスタイルに合わせた手放し方を選択できるよう店舗が展開されていくほか、宅配買取や出張買取などオンラインサービスの提供により、店舗が近くにない方や待ち時間の懸念、持ち込む手間を感じる方の悩み解決に繋げることが可能です。同社は今後も、様々な手放し方の選択肢を提供することで多くの生活者にとって楽しく豊かな暮らしになり、結果的に循環型社会を加速させていくことを目指していくとしています。

店舗が近くになくても生活動線上でリユース、捨てずに手間なく手放せる「R-LOOP」

"すてない選択"という新たなライフスタイルを提供する不要品回収ボックス「R-LOOP(アールループ)」は、商業施設やホテルなどに設置されている所定のボックスに不要になった衣料品・雑貨を入れるだけで簡単にリユースやリサイクルに繋げられるシステムです。「リユースショップが近くにない」「フリマアプリでは手間がかかる」といった理由により、やむなく捨ててしまったりそのまま保管したりしている生活者に、手間なく不要品を手放し次に必要とする方へと循環するサービスとして2024年11月にスタートしました。

また、BOOKOFFに本やCDなどを持ち込んだ際に同じ店舗にあるボックスで手間なく手放せるよう、服飾雑貨を取り扱っていない142店舗に設置され、一度に手放せる利便性も提供されています。2026年2月末時点では、設置場所は400か所を超え、生活動線上で気軽にリユースできる機会が提供されています。

「R-LOOP」で回収された品物は検品を経て、マレーシアなどで展開する同グループの海外リユースショップ「Jalan Jalan Japan(ジャラン・ジャラン・ジャパン)」でリユースするとともに、リユースに繋げた量に応じた金額がNPO法人に寄付されるほか、同社基準に満たない衣料品などはパートナー企業がリサイクルします。「R-LOOP」を通じて生活の身近な場所で手間なくリユースに参加できる機会を提供し、「すてない社会」を実現していくとしています。

ブランド品や大切なモノはマンツーマンの相談サービスでお客様の想いに寄り添い提案

同社では、リユースに馴染みのない富裕層・アッパーマス層向けに「プレミアムサービス事業」を展開しています。プレミアムサービス事業では、大事に使用されてきた想いを大切にしながら、新たな価値・可能性を見出し、次に必要としている方に繋ぐお手伝いをしています。衣替えの際に手放すか悩む衣類は、買取相談カウンター「Rehello by BOOKOFF(リハロ バイ ブックオフ)」で相談が可能です。

「思い出の品だからこそ、誰かに相談して決めたい」「自分だけでは手放すべきか判断ができない」という方でも気軽に相談しやすい一人一人に寄り添った接客と店頭での専門スタッフの査定で、それぞれのお客様に合わせリユースだけでなく、モノのその先の未来についても提案されています。相談しながら決めたい方だけでなく、リユースに馴染みがなく不安を抱える方に対しても親しいコミュニケーションとオープンな高級感を提供し、循環型社会の推進に貢献していくとしています。

ブックオフが提案するモノの手放し方の選択肢

同社では、国内BOOKOFF事業をはじめ、高い接客力と専門知識を持つスタッフが対応する百貨店内の買取専門店「hugall(ハグオール)」、買取相談カウンター「Rehello(リハロ)」、ジュエリーのリフォーム・リペア・買取・販売を行う「aidect(アイデクト)」といったプレミアムサービス事業、現地でのリユースに取り組む「BOOKOFF USA」、国内店舗で販売に至らなかった商品をマレーシアなどで販売する「Jalan Jalan Japan(ジャラン・ジャラン・ジャパン)」といった海外事業が展開されています。

そのほか、「サステナブックプロジェクト」など本の寄贈を通じてリユースの大切さを広める活動や、ボックス型の不要品回収システム「R-LOOP(アールループ)」、近くに店舗がない方も自宅にいながら手放すことができる「ブックオフ宅配買取」、不要品の買取査定額を任意のプログラムに寄付して誰かを応援するサービス「キモチと。」など、日常的に使用するものから世代を超えて大切にされてきたものまで、次に必要とする方のもとへ循環させる、手放し方の選択肢が提供されています。

ブックオフグループについて

BOOKOFFは1990年、35坪の千代田店(神奈川県)から始まりました。経営理念「事業活動を通じての社会への貢献・全従業員の物心両面の幸福の追求」のもと60社以上の加盟企業と共に発展し、現在はグループ全体で国内外約840店舗を運営しています。国内での年間利用者は約8,800万人、年間売買点数6億8千万点を超えています。2026年現在は、百貨店や高級住宅地へ出店するプレミアムサービス事業のほか、アメリカ合衆国やマレーシアなどでの海外事業にも積極的に取り組んでいます。今後もリユースのリーディングカンパニーとしてサステナブルな事業に尽力していくとしています。

循環がイメージされる「∞」から、毎月8日にサステナビリティのプレスリリースが実施されています。

出典元:ブックオフグループホールディングス株式会社

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