オンザリンクス、輸入調達に特化したサプライチェーン最適化プラットフォーム「輸快通快」を正式リリース

株式会社オンザリンクス(本社:広島市、代表取締役:東聖也)が、輸入調達に特化したサプライチェーン最適化プラットフォーム「輸快通快(ゆかいつうかい)」を正式にリリースしたことを発表しました。このプラットフォームは、AI需要予測、数理最適化モデル、TOC(制約理論)を組み合わせた革新的なソリューションで、製造業、貿易商社、輸入小売業、D2Cブランドが直面する「統合物流コスト」の構造的な課題を解決するものです。年商100億円規模の企業において、年間4億円から6億円の利益改善を実現することが可能とのことです。

導入効果

※導入効果:導入企業平均と自社実証値によるもの

解決する課題について

輸入調達企業における物流コストは、一般的には「輸送費・保管費」として認識されていますが、その背後には決算書に現れない巨大なコストが潜んでいるとされています。これが「統合物流コスト」です。

統合物流コスト

見落とされていた38パーセント(売上比6.3パーセント)のコストが、企業利益を圧迫している実態があるとのことです。60日を超えるリードタイム、需要変動、拠点分散という輸入調達特有の複雑さに対して、従来のERPやWMSは「記録」はできても「意思決定の最適化」ができていなかったとされています。

ソリューションの特徴

輸快通快は、ゴールドラット博士の制約理論(TOC)を物流領域に適用し、「予測は必ず外れる」という前提のもとで、外れても利益を守る数理モデルを実装した、これまでにない輸入調達最適化OSとなっています。AI、数理モデル、TOCの融合により、これまでにない最適化を実現しているとのことです。

ソリューション概要

3つの最適化エンジン

システムには3つの最適化エンジンが搭載されています。各エンジンはマイクロエンジン設計で独立稼働するため、既存システムを捨てずにAPI接続だけで導入でき、1エンジンから段階的に始めることができるとされています。

3つの最適化エンジン

開発背景と技術の民主化

Amazonが自社のために構築した物流最適化の仕組みであるラグランジュ分解、確率的需要予測、リアルタイム在庫配置は、長年「大企業だけの特権」だったとされています。日本の製造業、商社、輸入小売業のほとんどは、担当者の経験と勘に依存した「属人的な発注」を続けている状況です。

輸快通快は、この不公平を終わらせるために開発されたとのことです。数百SKU、60日以上のリードタイム、コンテナ容量、複数拠点という複雑な最適化問題は、人間の認知能力の限界を超えているとされています。数理モデルという技術が存在するにもかかわらず、中小・中堅企業はそれを活用できていない状況があり、この構造的ギャップこそが、輸快通快が挑む課題となっています。

「予測は必ず外れる」という現実を受け入れた上で、外れても利益を守るモデルが設計されており、それが輸快通快の根本哲学となっています。実際の輸入調達オペレーションで検証を重ねた、机上の空論ではない実践的ソリューションとなっているとのことです。

会社概要

株式会社オンザリンクスは、1999年に設立され、広島県広島市中区大手町に本社を置く企業です。代表取締役は東聖也氏が務めています。資本金は1,000万円、従業員数は22名で、ハイテク製造業界に特化した物流DXソリューションの企画、開発、導入を事業内容としています。

同社は、輸入調達における物流最適化という特定の領域に特化し、AI技術と数理最適化モデルを組み合わせた独自のソリューションを提供することで、中小・中堅企業が大企業と同等の物流最適化技術を活用できる環境を整備しています。

輸快通快の正式リリースにより、これまで大企業にしか実現できなかった高度な物流最適化が、より多くの企業に開かれることになります。

出典元:株式会社オンザリンクス

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