株式会社ギークプラス(東京都渋谷区、代表取締役CEO:加藤大和)は、2025年10月からランニング・アウトドアシューズブランドを展開する株式会社ストライド(東京都中央区、代表取締役社長:福地孝)に向けて、フルフィルメントサービスを活用したEC物流の運用サポートをスタートしたと発表しました。
この取り組みでは、最新の自動化技術を導入し、サプライチェーンの最適化を図ることで、業務効率の向上と継続的な企業の成長を物流面から支えていくとしています。
この記事の目次
支援に至った経緯
株式会社ストライドは、「すべての一歩を健康に。」というパーパスのもと、全国16店舗でランニングとアウトドアの専門店「STRIDE LAB」を展開しています。国内外のランニング・スポーツブランドの代理店業務や自社ブランドの運営を行うほか、イベントやコミュニティ活動を展開し、生涯スポーツとしてのランニングの魅力を広める活動にも力を入れています。同社は今後5年から10年の間に「STRIDE LAB」を全国100店舗規模まで拡大する計画を持ち、2025年3月には米国コロラド州デンバーに米国法人を立ち上げるなど、国内外での事業拡大を推進しています。
近年の物流業界では、深刻な人材不足に加えて、EC市場の拡大や商戦期の出荷量増加により、倉庫現場を中心に物流負担が増大しています。同社においても、EC事業の成長に伴い、業務の効率化やデータの可視化に対応する体制構築が課題となっていました。さらに、事業のさらなる発展や顧客満足度の向上のため、土日出荷への対応や販売機会の最大化に向けた運用改善が必要とされていました。
こうした状況を踏まえ、EC専門の物流体制への移行と業務効率化を実現できるパートナーの選定が求められました。ギークプラスが多様な業界でのEC物流支援を通じて蓄積してきた運用ノウハウと柔軟な運営体制が高く評価され、今回の支援実施が決定したということです。
※経済産業省「令和5年度 電子商取引に関する市場調査 報告書」
具体的な取り組み内容
土日出荷の実現
EC特有の需要変動に対応できる柔軟な出荷体制を整備し、土日出荷を可能にしました。
配送リードタイムの削減
業務プロセスの見直しと自動化技術の導入によって、オペレーションを効率化し、注文受付から出荷までのリードタイム短縮を達成しています。
データの可視化による効率的な意思決定の支援
データ可視化を通じて在庫配置や商品の動きを最適化し、販売機会の拡大と適切な在庫管理をサポートしています。
今後の事業展開
今後は、現在提供しているBtoC向けEC物流支援に加えて、アウトドア専門店やスポーツ量販店などへのBtoB出荷にも対応範囲を広げていく計画です。また、海外進出を視野に入れ、越境ECや海外向け出荷にも段階的に対応していくとしています。さらに、サプライチェーンデータ活用クラウド「skylaa」を活用して、需要予測や在庫最適化を通じたサプライチェーンの高度化を推進することで、EC物流のさらなる効率化と安定運用を実現し、物流効率の向上と顧客体験の強化を目指します。ギークプラスは今後も、事業成長を支える物流パートナーとして伴走していくとしています。
株式会社ストライド EC本部長 小川 崚太郎氏のコメント
STRIDEはこれまでB2B事業を中心に事業拡大を進めてきた経緯があり、従来の物流センターもB2Bビジネスに特化した運用となっていたため、急速に成長したB2C領域のEコマース事業に対しては運用面での最適化が難しい状況がありました。土日祝日を含む週7日体制での出荷や当日出荷など、市場ニーズはあったものの実現できていなかったオペレーションの導入が喫緊の課題だった際に、お声がけいただいたのがギークプラス社でした。
同社の卓越したオペレーション能力はもちろん、既存OMSの仕様・運用を維持したままWMSとの連携を実現してくれるサプライチェーンデータ活用クラウド「skylaa」の柔軟性により、配送リードタイムだけでなく、頻発していた調整業務や手作業によるデータ共有などの社内工数も含めて、大幅に事業運営を効率化することができました。
現時点では比較的シンプルな運用となるコンシューマー向けEコマース事業のみをギークプラス社のLaaSセンターに移管していますが、将来的なB2B物流センターの統合運用や自社直営店舗でのエンドレスアイル施策、日本全国へのオンタイムでのお届けを目指す多拠点展開など、確かな物流能力とskylaaのコンセプトを活かすことで実現可能になった経営オプションは多岐にわたります。ギークプラス社には、単に物流サービスを提供いただいているだけでなく、当社のビジネス上のニーズに真摯に向き合い伴走いただいているという強い実感があり、今後とも当社内各所から出てくる突拍子もない"あれやりたい・これやりたい"を事業実装する上での強力なブースターとして協働させていただけることを楽しみにしております。
株式会社ギークプラス フルフィルメント事業部長 丸山涼太氏のコメント
日本、そして世界へと生涯スポーツの楽しさを広め続けるストライド様の物流パートナーとして伴走できることを、大変光栄に思っています。今回の取り組みでは、自動化技術とデータ活用を軸にオペレーションの効率化や配送スピードを向上させることで、店舗の拡大やグローバル展開を、物流の側面から柔軟かつ強固に支えるインフラを実現したいと考えています。これにより、ストライド様のビジネススピードにしっかり追随しつつ、その先にいるユーザーの皆様に、より良い顧客体験を届けていければと考えています。ギークプラスは今後もストライド様の事業成長に伴走しながら、『すべての一歩を健康に。』というパーパスの実現に、物流の側面から貢献してまいります。
ギークプラスのフルフィルメントについて
最先端の自動化技術と、経験豊富なスタッフによるオペレーションを組み合わせた、従量課金型のフルフィルメントサービスです。EC需要の拡大や人手不足といった物流課題に直面する事業者に対して、初期投資を抑えながら高品質な物流体制の構築を支援します。自社での人員確保を必要とせず、繁忙期や閑散期の物流波動にも柔軟に対応できるため、安定した運用を可能にします。高性能な自動化ロボティクスによって出荷精度と効率を高める一方で、梱包や加工など繊細な業務はスタッフが丁寧に対応します。効率性と品質を兼ね備えた物流体制により、事業成長を後押しし、エンドユーザーの満足度向上にも貢献します。さらに、自社開発のサプライチェーンデータ活用クラウド「skylaa」を活用し、需要予測や在庫配置を含めたサプライチェーン全体を最適化し、事業の成長を推進します。
ギークプラスについて
株式会社ギークプラスは、「次世代に残せるデジタル物流インフラを創る」をミッションに掲げ、テクノロジーの力で物流課題の解決を目指しています。
自動化ロボット販売事業、ソフトウェア事業、フルフィルメント事業、コンサルティング事業の4つの事業を横断的に展開しており、構想策定から導入、運用、改善までを一気通貫で支援しています。国内におけるロボット販売実績は4,000台強と業界トップクラスを誇り、多様な業種・業態の物流現場において生産性向上と省人化を実現してきました。
会社概要
会社名:株式会社ギークプラス
所在地:東京都渋谷区恵比寿4丁目20番3号恵比寿ガーデンプレイスタワー26F
代表者:代表取締役CEO 加藤大和
事業内容:自動搬送ロボット(EVE)の販売・導入・保守サービス、物流関連のシステムソリューション提供
出典元:株式会社ギークプラス













