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コンビニエンスストアの利用実態が明らかに
マイボイスコム株式会社が、11回目となる「コンビニエンスストアの利用」に関するインターネット調査を2026年2月1日から7日にかけて実施したことを発表しました。調査対象は同社のアンケートモニターで、回答者数は11,430名となっています。
この調査では、コンビニエンスストアの利用状況や重視する点、不満に感じることなど、消費者の詳細な利用実態について調査が行われています。
週1回以上の利用者は約46%、性別・年代で大きな差
調査結果によると、コンビニエンスストアを週1回以上利用している人の割合は約46%に達することが分かりました。性別で見ると、男性の利用率は5割強と女性よりも高い傾向にあり、特に30代から50代の男性では各年代で約6割という高い利用率を示しています。
一方、女性においては10代・20代で5割弱の利用率が見られるものの、70代では2割強まで低下しており、年代による差が顕著に表れています。
セブン-イレブンが圧倒的なシェアを獲得
コンビニエンスストア利用者がよく利用する店舗について複数回答で尋ねたところ、「セブン‐イレブン」が77.9%と圧倒的な支持を集めました。続いて「ローソン」と「ファミリーマート」がそれぞれ6割強で並んでいます。
ただし、地域によって利用傾向には違いが見られます。四国地方では「ローソン」が第1位となっており、「ファミリーマート」「セブン‐イレブン」の順で利用されています。また、北海道では「セイコーマート」が第2位にランクインするなど、地域特性が明確に表れています。
コンビニ利用時の重視点は「アクセスのよさ」が最優先
コンビニエンスストア利用時に重視する点について複数回答で調査したところ、「アクセスのよさ」が利用者の56.2%で最も高い結果となりました。次いで「弁当・パン・惣菜類の充実度」「品揃えが豊富」がそれぞれ3割強となっています。
「お菓子、デザート類、アイス等の充実度」については24.0%となっており、特に女性において重視する比率が高くなっています。
主に利用する店舗によっても重視点に違いが見られます。「セブン‐イレブン」を主に利用する人では「品揃えが豊富」が高い傾向にあり、「セイコーマート」を利用する人では「価格」や「オリジナル商品の充実度」を重視する傾向が強くなっています。
コンビニにあってよかったと思うサービス
コンビニエンスストアにあってよかったと思うものについて複数回答で尋ねたところ、「お弁当やおにぎり、パンなど」が利用者の44.7%でトップとなりました。続いて「トイレ」が34.2%、「コンビニATM」が28.1%、「公共料金の支払い」が25.2%という結果になっています。
年代や性別による特徴も見られます。「お菓子類、チルドデザート、アイスクリームなど」については女性の若年層で比率が高く、女性10代から30代では第2位の項目となっています。また、「レジ横のホットコーナーの調理品」についても、若年層で比率が高い傾向が確認されました。
コンビニは「便利で実用的な存在」との認識が6割弱
コンビニエンスストアに対する認識について調査したところ、「便利で実用的な存在」と考えている人が55.8%と最も多く、特に高年代層でこの傾向が強くなっています。
「日常生活の一部として欠かせない身近な存在」と考えている人は11.9%、「楽しさを感じる存在」と考えている人が4.5%となっており、これらを合わせた好意層は約16%で、若年層において比率が高くなっています。
一方で、「あれば使う程度の存在」「ほとんど利用しない」を合わせた低関与層は2割強で、70代において高い割合を示しています。
利用者が感じる不満の声
調査では、コンビニエンスストアについて不満に感じることについても自由記述で回答を集めており、全3,721件の意見が寄せられました。主な不満点としては以下のような声がありました。
都市部のコンビニでは商品を購入してもお手洗いを借りられないことへの不満が挙げられています。また、平日の昼時には配送トラックの運転手が駐車場で食事をしているため、車が停められないという声もありました。
価格面では、スーパーマーケットと比較してどうしても高いという意見や、レジ待ちの列に並ぶ際のスペースが狭いことを指摘する声もあります。
セルフレジについては、クーポンが使用できないなど利便性に課題があるという意見や、定員にバーコードを読み取ってもらう必要があり完全セルフではないことへの不満も見られました。
同じチェーン名でも店舗によって置いてある商品が異なることや、レジ袋が有料化されたにもかかわらずサッカー台のようなスペースがない店舗が多く、荷物を入れる際に焦ってしまうという声もありました。店員が常に忙しそうに見えることや、キャンペーン商品がすぐに売り切れてしまうことへの不満も挙げられています。
まとめ
今回の調査により、コンビニエンスストアは特に働き盛りの男性を中心に高い利用率を誇り、日常生活において重要な役割を果たしていることが明らかになりました。アクセスの良さを最重視しながら、食品の充実度や品揃えの豊富さも求められており、利用者のニーズは多様化しています。
一方で、価格や混雑、セルフレジの機能性など、改善を求める声も多く寄せられており、今後のサービス向上に向けた課題も浮き彫りになっています。各コンビニチェーンには、これらの利用者の声を踏まえたさらなるサービス改善が期待されます。
出典元:PR TIMES(マイボイスコム株式会社)












