
昨今、ミネラルウォーター市場は気候の亜熱帯化や健康志向の増大などを背景に、年を追うごとに拡大を続けているとのことです。ミネラルウォーターを購入する人数は、2014年と比較して107%まで成長しており、その中でも「サントリー天然水」は国内清涼飲料水市場において8年連続で売上No.1のブランドという地位を確立しました。
サントリー食品インターナショナル株式会社は、ミネラルウォーター市場の牽引企業として、消費者のミネラルウォーターに関する飲用実態や意識についての調査を1991年から継続的に行っています。今回の調査で明らかになった主要な結果について、以下にご紹介します。
この記事の目次
ミネラルウォーターが飲み水として定着
全年齢層において、「飲み水として最初に想起」される飲料は「ミネラルウォーター」が第1位となり、57.7%という高いスコアを記録しました。また、「最も多く飲む飲み水」についても「ミネラルウォーター」が最多の37.3%を占め、現代の生活においてミネラルウォーターが飲料水の中心的存在となっていることが確認されました。
意識的な水分補給が定着化
水の飲み方に関する調査では、興味深い変化が見られました。2019年の調査では上位3項目が「朝起きてすぐ水を飲んでいる」「入浴後に水を飲んでいる」「寝る前に水を飲んでいる」でしたが、2025年の調査では昨年と同じく「汗をかいていなくても水を飲むようにしている」「喉が渇いたと感じる前に飲む」「寝る前に水を飲んでいる」が上位3項目となりました。これは、喉の渇きを感じてから水を飲むのではなく、渇く前に意識的に水分補給をするという飲用習慣が定着してきていることを示しています。
さらに、「出かけるときには、水を持ち歩き、外出時でもいつでも水分補給できるようにしている」と回答した人の割合を見ると、全世代の中でも特に10代から30代のスコアが高く、若年層における飲用水の持ち歩きニーズが非常に高いことが明らかになりました。


若年層中心にパーソナルサイズの需要が拡大
ミネラルウォーターの飲用頻度については、「ほとんど毎日」と回答した人が最も多く、36.5%という結果になりました。容器別の飲用頻度を分析すると、全ての容量において10代から20代の飲用頻度が増加傾向にあり、特に中容量および小容量においてその傾向が顕著に現れています。この結果から、若年層を中心としてパーソナルサイズへの需要が拡大していることが読み取れます。


マイボトル利用は約7割に達し、10代では9割近くが利用
今回の調査では新たにマイボトルの利用状況についても調査を実施したとのことです。その結果、約3割に当たる34.3%が「利用している(ほとんど毎日)」と回答し、「利用している(ごくたまに)」まで含めると約7割に相当する68.6%がマイボトルを利用していることが判明しました。年代別に見ると、10代が86.6%と最も高い利用率を示しています。また、マイボトルに入れる飲み物については「ミネラルウォーター」が50.0%で最多となりました。これは、ミネラルウォーターを好みの容量で、また冷たい状態のまま持ち歩きたいというニーズが存在していることを示唆しています。


水分補給と健康・美容意識の結びつき
「水を飲む時に体のことを意識している」と回答した人は約7割の69.2%に達しました。具体的な理由としては「熱中症予防」が最も多く挙げられましたが、それ以外にも「デトックス効果」「肌の保湿」などが理由として挙げられています。特に女性においては、水分補給が健康や美容への意識と結びついている傾向が見られました。


防災意識の高まりで水の備蓄が一般化
「ミネラルウォーターの買い置きがある」と回答した人は64.2%となりました。その理由としては、「災害時に使いやすいと思うから」が53.9%、「災害時に限らず、日常的に使いやすいと思うから」が38.3%、「なんとなく安心できるから」が32.1%という3項目が上位を占めました。昨年と比較すると、「災害時に使いやすい」「何となく安心できる」という理由が大幅に上昇しており、防災意識の高まりから水の備蓄が一般的になってきていること、また水分補給以外の用途にも水の利用が広がっていることがうかがえます。


今後の展望
これらの調査結果を踏まえ、「サントリー天然水」はミネラルウォーター市場を牽引するブランドとして、顧客のより豊かな生活への貢献を目指し、様々な提案を展開していく方針とのことです。
出典元:サントリー食品インターナショナル株式会社












