
成田国際空港株式会社は、2026年夏期スケジュールにおける定期便の運航状況を発表しました。定期乗り入れ航空会社数、航空機の発着回数などで開港以来の新記録を達成し、航空需要の回復と拡大が顕著に表れているとのことです。
この記事の目次
定期乗り入れ航空会社数が開港以来の最高記録を更新
2025年冬期スケジュール以降、パラタ航空やタイベトジェットエアといった新規航空会社が就航したことにより、定期乗り入れ航空会社数は99社となりました。これは前年同期と比較して2社増加しており、開港以来最高の社数を記録しています。なお、この数値は共同運航便について自社運航便を運航する会社のみをカウントしたものとなっています。
就航都市数は合計119都市に
就航都市数については、海外101都市、国内18都市の合計119都市となりました。前年同期と比較すると5都市の減少となっていますが、依然として幅広いネットワークを維持しています。
航空機週間発着回数が歴代3位の実績
総発着回数は、2025年冬期スケジュール以降の新規就航により4,837回を記録しました。これは前年同期比100%となっており、2019年夏期の4,943回、2019年冬期の4,914回に次ぐ歴代3位の数値となっています。

国際線は開港以来最高の発着回数を達成
国際線については、旅客便において中国線が368回と前年同期比61%に減少している一方で、韓国線は714回で前年同期比133%、台湾線は350回で同117%と大幅に増加しています。さらに、貨物便が643回で前年同期比115%と開港以来最高を記録したことにより、国際線全体としても開港以来最高となる3,963回、前年同期比100%を達成しました。

国内線は貨物便の増加により堅調に推移
国内線については、旅客便において2024年冬ダイヤからLCCを中心に、機材を収益性の高い国際線へ振り替えるための減便する動きが継続しています。しかしながら、貨物便が56回で前年同期比133%となったことから、国内線全体では874回、前年同期比102%となりました。

今後の展望について
成田国際空港では、今後も増大することが見込まれる航空需要を着実に取り込んでいけるよう、引き続き取り組んでいく方針とのことです。

2026年夏期スケジュールの概要
2026年夏期スケジュールは2026年3月29日から10月24日までの期間となっており、集計対象期間は2026年4月5日から18日までの14日間となっています。
参考資料:26年夏期スケジュール概要
週間発着回数については、26年夏は2026年4月5日から18日、25年冬は2025年11月9日から22日、25年夏は2025年4月6日から19日を集計期間とし、週当たりに換算して算出されています。集計期間はダイヤの切り替え後、各社の運航スケジュールが規則的に推移し始める時期の14日間に設定されています。
なお、この数値は成田国際空港が週間発着回数を独自に取りまとめたものであり、国土交通省が取りまとめた数値とは一部異なる場合があります。また、共同運航便は自社運航便を運航する会社のみをカウントしています。
定期航空会社別発着回数の詳細
定期航空会社別の発着回数についても詳細なデータが公表されています。週間発着回数の算出方法は前述と同様で、それぞれの日平均は小数点以下を四捨五入しているため、日平均の和が合計と一致しない場合があります。


就航路線の詳細情報
就航路線の詳細については、BKK/DMK、DWC/DXB、KIX/ITMはそれぞれ同一都市複数路線として換算されています。また、一部の都市については貨物便のみの就航となっています。本資料は2026年4月5日から4月18日までの14日間の定期便スケジュールに基づいており、独自に取りまとめたものであるため、国土交通省が取りまとめた数値とは一部異なる可能性があります。


成田国際空港は、定期乗り入れ航空会社数、国際線発着回数などで開港以来の最高記録を達成し、アジアを中心とした国際ハブ空港としての地位を着実に強化しています。特に貨物便の増加が顕著であり、物流拠点としての機能も拡大していることがうかがえます。今後も航空需要の増大に対応し、さらなる路線網の拡充が期待されます。
出典元:成田国際空港株式会社












