ナッジカード利用者調査:若年層のキャッシュレスデビュー年齢が5年以上早期化、18歳の半数が15歳以下で開始

ナッジ株式会社は、次世代クレジットカード「Nudge(ナッジ)」の利用者2,850名を対象に、キャッシュレス決済の利用実態に関する調査を実施しました。調査対象は18歳以上の成人で、実施期間は2026年3月6日から8日となっています。

この調査により、若年層におけるキャッシュレス決済の利用開始年齢が上の世代と比較して大幅に早期化している実態が判明しました。また、全年代の95.7%が「クレジットカードがないと不便」と感じた経験があることが分かりました。クレジットカードの後払い機能の利便性やポイント還元といったメリットは高く評価されている一方で、若年層ほど返済能力への不安や心理的なハードルを感じやすい傾向が明らかになっています。

今回の調査は、日本のキャッシュレス比率が約52%と過半数を突破する中、クレジットカードを初めて持つ若年層を中心に利用されているナッジカードとして、安心・安全な金融体験の在り方を考察することを目的として実施されました。

調査結果の主なポイント

キャッシュレス決済の利用開始年齢が大幅に早期化

キャッシュレス決済の利用開始年齢について調査したところ、10代(18歳・19歳)の平均は15.0歳で、40代以上の平均20.5歳と比較して5年以上早くキャッシュレス決済を使い始めていることが分かりました。特に18歳に注目すると、約半数にあたる52.3%が高校入学前の15歳以下でキャッシュレスデビューを経験しており、成人を迎える時点で既に3年以上の利用経験を持っている実態が浮き彫りになりました。

初めて利用したキャッシュレス決済手段

初めて利用したキャッシュレス決済手段については、全年代を通して「交通系ICカード」が最も一般的な入り口となっています。一方、30代以上では「クレジットカード」から開始する割合が高く、30代で25.1%、40代以上では36.4%という結果になりました。

10代では「スマホ決済」が35.8%で、「交通系ICカード」の51.8%に次ぐ主要なデビュー手段となっており、クレジットカード(5.8%)を大きく上回っています。世代によって利用開始時の決済手段に特有の傾向が見られました。

キャッシュレス決済の利用頻度

初めて利用したキャッシュレス決済の利用頻度については、10代から30代の各世代において「週2〜3日以上」が約6割に達しました。具体的には、10代が59.4%、20代が62.5%、30代が69.2%という結果です。

特に10代から20代では「月に数日程度」の利用が約2割に留まるのに対し、40代以上では3割以上に上りました。このことから、若年層ほどキャッシュレス決済を特定の目的ではなく、日常的な支払手段として活用している可能性が示唆されています。

クレジットカードの後払い機能に対する評価

クレジットカード特有の「後払い」機能におけるメリットとして、「手元に現金がなくても買い物ができる」「支払いを翌月に遅らせることで家計管理がしやすくなる」という回答が上位に挙がりました。キャッシュフローの調整や管理における利便性が全世代で評価されています。

一方で、後払い機能のデメリットとして「支払日までのタイムラグがあり、使いすぎてしまいそう」という回答が全世代で最多となり、後払いが一概にメリットとしてのみ受け入れられているわけではないことが明らかになりました。

特に20代以下の若年層では、管理の難しさが心理的な負担につながる実態が見られます。「思わず使いすぎてしまい、返せるか不安になる」という回答は、20代以下で22.1%に達し、30代以上の15.1%の約1.5倍となりました。

18歳に限定すると、「親や周囲から『借金と同じだ』というイメージを聞かされたことがある」との回答が13.0%に達し、30代以上の7.0%の約1.8倍となっています。

30代以上の層では「利用履歴がすぐにアプリに反映されず、今の支出が把握しにくい」という不満が23.9%で、20代以下の18.8%と比較して高くなりました。生活決済の頻度が高い世代ほど、データのリアルタイム反映という機能性を求める傾向があると考えられます。

クレジットカードの「後払い」の仕組みについて、「メリットの方が多いと感じる」か「デメリットの方が多いと感じる」のどちらかを調査したところ、全世代で半数以上の人が「メリットの方が多いと感じる」を選択しました。

クレジットカードがないと不便を感じるシーン

「クレジットカードがないと不便だ」と感じたことがないと答えた人は平均4.3%に留まり、全体の95.7%が不便さを経験したことがあるという結果になりました。多様な決済手段が普及した現代においても、依然としてクレジットカードがないと不便と感じる場面は全世代で共通している様子が伺えます。

不便を感じるシーンとして、「サブスクリプション契約」と「ネットショッピング」が全年代で上位に挙げられました。

10代・20代においては、「趣味・推し活」が平均19.5%で、ネットショッピング(平均19.2%)と同等の主要回答となりました。30代・40代以上の回答(平均11.9%)と比較すると約1.6倍に達しており、世代間でのライフスタイルの違いが明らかになっています。若年層にとって、クレジットカードは趣味やエンタメ消費に欠かせないインフラとなっている実態が伺えます。

クレジットカード選びで重視するポイント

日常的に利用するクレジットカードを選ぶ際、「ポイント還元率(経済的メリット)」か「リアルタイムな支出把握(使いやすさ)」のどちらを重視するかを調査したところ、全年代で「ポイント還元率などの金銭的メリットの高さ」を重視する人が6割を超えて多数派となりました。

一方で、「リアルタイムな支出管理」を重視する層が全世代で約3人に1人に達したことから、経済的メリットよりも、支払いの即時把握などを通じた「安心感」を優先するニーズが一定数存在することも分かりました。特に10代では36.7%に達しており、40代以上の29.5%と比較して7.2ポイント高い結果となっています。

クレジットカードを使い続けるために重要だと思う要素については、「年会費無料」が全体平均19.2%で全年代で上位に挙がっており、カードを継続利用する上での重要な基準であることが分かりました。

一方で、「アプリへの即時反映」(全体平均16.70%)や「利用後の即時通知」(全体平均16.5%)といった機能性は、カード選びの王道とされる「ポイント還元や利用特典などのメリット」(全体平均15.9%)よりも重視される結果となりました。

特に10代では、「好きなタイミングで返済できる(随時精算)機能」が18.9%で、年会費無料の18.4%を僅差で上回りトップとなりました。若年層にとって、支出を自身のコントロール下に置けることが、継続利用における重要な要素となっていると考えられます。

ナッジカードが選ばれる理由

数あるカードの中でナッジカードを利用する理由として、「好きなタイミングで返済でき、すぐに利用枠が戻るから」という回答が全体平均で20.4%に達し、最多の理由となりました。

特に18歳においては、24.6%と約4人に1人が「好きなタイミングで返済でき、すぐに利用枠が戻るから」と回答しました。これは「月1回の引き落としを待つ」という画一的な返済サイクルではなく、「使ったらすぐ返して枠を空ける」という、デビットカードに近い、あるいはそれ以上に柔軟なコントロール体験が、若年層のライフスタイルや管理感覚と親和性が高いためと考えられます。

世代別に見ると、20代では「カードデザインが気に入っているから」という理由が18.4%で他の世代よりも高く、決済手段としての機能に加え、日常アイテムとしてのファッション性を重視する様子が伺えます。

一方、30代(14.8%)や40代以上(12.7%)では、若年層と比較して「好きな『クラブ』を応援できるから」という理由の支持が厚いのが特徴です。自分自身の管理やデザインを重視する若年層に対し、30代以降は「カード決済を通じて特定のコミュニティや社会を応援する」という価値に重きを置く層が一定数存在している実態が明らかになりました。

ナッジカードについて

ナッジカードは、高校生を含む18歳以上から申し込めるタッチ決済機能付きのクレジットカードです。

カフェ、コンビニ、サブスク、公共料金など、加盟店であれば国内外を問わず全ての店舗やオンラインショッピングで利用可能です。さらに、300以上のデザインや、利用額の一部が"推し"に還元されるなど、毎日のお買い物を楽しくする仕掛けが満載です。初めての一枚でも使いやすい安心機能が充実しています。

サービスの主な特徴

初めてのクレジットカードでも安心して利用できるよう、お申し込みは必要最小限の情報で完結します。返済方法はライフスタイルに合わせて切り替えができるなど、初めてクレジットカードを利用する方でも安心・安全にお使いいただけるよう設計されています。

多彩なカードデザインも特徴で、アーティスト、スポーツチーム、地方自治体、世界の名画など多様なデザインが用意されています。異なるカードデザインも同一カード番号で発行でき、観賞用保存カードが付いています(一部クラブ限定)。

また、日常の決済が"推し"の応援につながる仕組みも備えています。通常ポイントとして還元される決済手数料の一部を、ユーザーが選択したクラブへ自動還元することで、日常の「決済」を通じて「応援」するという新たな体験を実現しています。

ナッジ株式会社について

ナッジ株式会社は、「一人ひとりのアクションで、未来の金融体験を創造する」というミッションを掲げ、2020年に創業しました。クラウドネイティブなクレジットカードサービス基盤「Nudge Platform」を強みに、国内で数少ない「認定包括信用購入あっせん業者」として次世代クレジットカード「Nudge(ナッジ)」を運営しています。創業以来「Work from anywhere」を実践し、個人の価値観を尊重する組織文化を大切にしながら、未来の金融体験の創造に取り組んでいます。

会社概要は以下の通りです。設立日は2020年2月12日、代表者は代表取締役の沖田貴史氏です。所在地は東京都千代田区大手町一丁目6番1号 大手町ビル4階 FINOLABで、資本金は約46億円(資金準備金等含む)です。

出典元:ナッジ株式会社

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