
静岡県静岡市に拠点を置く茶の製造・販売を手がける株式会社佐藤園が、音声AIを使った注文の仕組み「テレAIカート」を導入し、文字入力が不要な新たなECオーダーサービスの実証実験をスタートさせることを発表しました。このシステムは、スマートフォンやデジタルサイネージで商品を確認し、電話をかけるだけで購入手続きが完了するAIカートで、デジタル機器の操作に不慣れな高齢の方々でも気軽に使える通信販売を実現することを目指しています。
2026年3月29日に静岡市内で実施される地域のイベント「わらしなマルシェwith 佐藤園お茶カフェ」にて初めて一般にお披露目され、2026年6月末までの期間限定で併設されている佐藤園お茶カフェ & Matcha Placeで展示と販売が行われます。
この記事の目次
お茶カフェで誰もが利用できる新たな通販の体験を
音声AIによるオーダーシステム「テレAIカート」を活用し、文字入力なしで利用できる新しいEC注文体験の実証実験が始まります。
この取り組みは、佐藤園が運営する佐藤園お茶カフェ & Matcha Placeの展示やイベントで実施されるもので、デジタルサイネージやスマートフォンで商品を選択し、電話での音声対応のみで注文が完了するECカートの実用性を検証する内容となっています。
お茶カフェには高齢のお客様の来店も多く見られ、デジタル端末を利用した新しい購買体験がどのように受け止められるかを試す、同店初となるDX実証実験になります。
静岡県静岡市葵区大原にあるお茶カフェ & Matcha Place
電話のみで注文できる新しいECの形
近年、EC市場は成長を続けていますが、特に高齢者層においては次のような理由で利用が進まないケースも少なくありません。
・スマートフォンでの文字入力が難しい
・ECサイトの操作が複雑で分かりにくい
・住所入力や会員登録の手続きが煩わしい
今回導入されるテレAIカートは、以下のような流れで利用します。
1. 店頭のデジタルサイネージまたはスマートフォンで商品を選ぶ
2. 表示された電話番号に発信する
3. 音声AIが注文内容を受け付ける
この仕組みにより、文字入力をすることなく注文が完了します。デジタル操作に慣れていない方でも直感的に通販を利用できる新しい購買体験を目指しているということです。
買い物時の「重い」「持ち帰りが大変」という課題も解消
店頭ではお客様から以下のような声が多く聞かれるとのことです。
・商品が重い、荷物になる
・冷凍・冷蔵商品は購入しづらい
今回の仕組みでは、店頭で商品を見て選び、電話で注文、自宅へ配送という流れで、持ち帰りの負担を軽減することが期待されています。
また、店頭が混雑している場合でも、電話番号をメモしたり、チラシを持ち帰ることで、後から自宅で注文することも可能です。
芸能人の声を聴きながらショッピングできる新しい買い物体験
実証実験では、単なる電話注文にとどまらず、購入プロセスそのものに芸能人の声を取り入れるという新しい買い物体験を提供しています。本企画では、ギター侍で一世を風靡したお笑いタレントの波田陽区さんが電話で注文を受け付けます。
テレAIカートによるボイスコマースを活用することで、芸能人の声を楽しみながら買い物できるという特別な体験を提供しています。
この新しい注文体験は2026年3月29日に開催される藁科マルシェにて初めて一般に公開されます。当日はテレAIカートを活用した企画が実施される予定です。
イベント当日は桜の開花時期とも重なる見込みで、春の藁科エリアを楽しみながら新しい買い物体験を体験できます。
3月29日の藁科マルシェで新茶セットを先行予約
ジャパン・フード・セレクション「グランプリ」を受賞した安倍の清流
初回限定特典付き 安倍の清流新茶ご予約セット
これから旬を迎える本場静岡の新茶セットが先行予約で受け付けられます。
通常価格4,500円のところ、特別価格3,240円(税・送料込)で提供されます。安倍の清流(平袋)100g×3袋に、次回使える500円クーポンがプレゼントされます。さらに今なら数量限定でスティック茶羊かん5本もプレゼントされます。
モンドセレクション金賞も受賞したことがある世界も認めた国産うなぎ蒲焼
初回限定特典付き 特大 大五うなぎ蒲焼 160g×4尾ボリューム満点セット
グループ会社の大五うなぎ工房の国産うなぎ蒲焼もテレAIカートで注文できます。楽天ショッピングで人気No.1にも輝いた絶品蒲焼が自宅まで届けられます。会場では焼きたての蒲焼販売も実施されます。
大五うなぎ蒲焼き1尾約160g×4尾が、通常価格12,600円のところ、特別価格8,800円(税・送料込)で提供されます。さらに今なら数量限定で肝串2本がプレゼントされます。
誰もが使えるECを目指した取り組み
今回の実証実験は「AI × 電話 × 店頭」という組み合わせにより、以下のような方々でも利用できる新しい通販モデルの可能性を検証するものです。
・高齢者
・スマートフォン操作が苦手な方
・忙しくてEC入力が面倒な方
佐藤園では今後も、地域のお客様に寄り添いながら、リアル店舗とデジタルの融合(DX)を進め、新しい購買体験の創出を進めていくとしています。
3月29日開催の地域イベント わらしなマルシェwith 佐藤園お茶カフェ について
桜の開花と重なる見込みですので、桜並木を散歩しながらマルシェで買い物をして、お茶カフェで一息つくことができます。
第11回 わらしなマルシェwith 佐藤園お茶カフェ
開催日:2026年3月29日(日)
会場:佐藤園 お茶カフェ & Matcha Place
住所:静岡県静岡市葵区大原1107
駐車場:あり
お茶カフェ & Matcha Place について
日本一の茶どころ静岡でも、とくに良質なお茶がとれる歴史ある茶産地「本山(ほんやま)」地域。佐藤園がある大原地区は、そのなかでも優れた新芽が育つ風土に恵まれた、特別なお茶の里です。大原に広がる自社茶園のなかに製茶工場を持ち、直売所でもあるお茶カフェで来店者を迎えています。
大判焼 - 高級抹茶を練り込んだ生地に餡をたっぷり詰め込みました
ソフトクリーム - 高級抹茶を、北海道産の濃厚なミルクソフトに練り込みました
直売所 - 人気のお茶「安倍の清流」をはじめとした商品もお得にお買い求めいただけます
ドッグラン - ※小型犬専用
株式会社佐藤園について
佐藤園の茶園は、標高約400メートルの静岡・本山にあります。本山は約800年前に静岡茶が生まれた地で、江戸時代には徳川家への献上茶として納められた名産地です。長年にわたりお茶づくりが続く理由は、標高の高い山あいの気候、朝夕の寒暖差、霧の発生など、香り高い茶を生む理想的な環境にあります。さらに、安倍川水系の清らかな水と肥沃な土壌にも恵まれています。この恵まれた地でお茶をつくり、届けることが、同社の喜びであり、よりおいしいお茶を追求する原動力となっているということです。
またお茶作りに関しても独自の「芯蒸し製法」で、お茶の香りと旨みを最大限引き出しています。実際、お茶づくりのコンテスト第65大会全国茶品評会一等賞で13年連続入賞、ジャパン・フード・セレクション「グランプリ」という実績もあります。
佐藤園食薬研究所
研究所内の様子
お茶摘みの様子
さらに「食の安心・安全」にも配慮し、自社で食薬研究所を所持しています。某大手製薬会社とも取引できる設備を持ち、その研究所で農薬などの検査も実施し、安全を確認しています。
お茶の栽培から製茶、検査、発送までを一貫して行う6次産業化により中間コストをカットし、良質な茶葉を適正価格で届けることができます。
株式会社佐藤園
テレAIカートとは
スマホ画面で商品を選び、電話で注文受付するボイスコマースプラットフォームです。「タップ」と「声」だけで注文が完結する新しい消費体験を提供します。テレAIカートでの商品選びは、従来通りのECサイトのようにほしい商品をタップし、買い物かごに入れるだけです。「注文へ進む」をタップすると専用の電話番号が画面に表示されます。
注文手続きは表示された専用の電話番号に電話し、自動音声にしたがって「氏名」や「住所」などの必要情報を言うだけで完了するため、一般的なECサイトでの注文手続きで必要なフォームへの「文字入力」がいりません。
事業者側は、吹き込まれた音声データがAIにより自動で受注データとして処理されるため、入電対応のために人を配置する必要がなくなり、「24時間365日電話注文を受け付ける」という新たな販売チャネルを、最低限のリソースで構築できます。
出典元:株式会社佐藤園












