コストコに関する意識調査、7割が「興味あり」も会員制度がハードルに―くふうカンパニー調べ

株式会社くふうカンパニーが展開するチラシ・買い物情報サービス「くふう トクバイ」が、コストコでのショッピングに関する大規模なアンケート調査を実施しました。調査対象は10,235名となっています。

コストコホールセールは、アメリカを発祥とする会員制倉庫型店舗です。日本市場には1999年に参入し、現在では全国で37店舗が営業を展開しています。取り扱い商品は食品をはじめ、日用雑貨、家電製品、衣料品など幅広いジャンルにわたり、独自のプライベートブランド商品や惣菜、ベーカリー製品など魅力的なオリジナル商品により、多数のファン層を獲得しています。買い物をするには会員登録が必須となっており、個人向けの会員登録とビジネス利用が可能な法人会員の2種類が用意されています。

今回の調査により、コストコでのショッピングや商品に対する関心の高さが明らかになった一方で、店舗数に限りがあることや会員制であることから、「魅力的だがアクセスしにくい」といった印象を持つ生活者も少なくないことが判明しました。また、手軽にコストコの商品を購入できる「再販店」への注目も集まっていることが分かりました。

調査結果のポイント

・回答者の7割が「コストコに興味がある」と答え、その中で現在会員である人は約4割となっています

・最も人気の高い商品は「寿司」で第1位となっています。デリカ製品に加え、日用品も高い支持を獲得しています

・「会費がもう少し安ければ」「会員登録なしで購入できれば」「もっと近くに店舗があれば」という要望も挙がっています

・「コストコ再販店」が注目を集めており、約6割が認知済みとなっています。知らなかった人の6割以上が「利用したい」と回答しています

調査の概要

調査テーマ:コストコでの買い物について

調査エリア:全国

調査対象者:チラシ・買い物情報サービス「くふう トクバイ」ユーザー、家計簿サービス「くふう Zaim」ユーザー計10,235名

調査期間:2026年1月9日(金)〜1月13日(火)

調査方法:インターネットによる調査

回答者の7割が「コストコに興味がある」現会員は約4割

「コストコに興味がある」と答えた人は全体の70.7%に達しました。内訳は「とても興味ある」が34.3%、「やや興味ある」が36.4%となっています。興味を持つ理由としては、「他の店舗では取り扱っていない商品がある」が55.4%で最多、続いて「大容量でコスパがよい」が52.8%、「オリジナル商品が魅力的」が48.1%と上位を占めました。コストパフォーマンスの良さや商品の独自性など、販売商品そのものに魅力を感じている人が多数を占めることが明らかになっています。

興味があると答えた人のうち、実際にコストコに足を運んだことがある人は約8割の76.3%でした。また、現在会員登録をしている人は約4割の39.6%という結果になっています。

人気商品の第1位は「寿司」デリカ商品や日用品も高い支持

好きな商品や買ってみたい商品について質問したところ、コストコを代表する看板商品が多数挙げられる中、僅差ながら「寿司」が35.4%で第1位となりました。デリカ製品、ベーカリー製品、簡便調理品、日用品と様々なカテゴリーの人気商品が幅広く支持を集めている結果となっています。

「会費がもっと安ければ」「会員以外も購入できれば」「近くに店舗があれば」という要望も

コストコについて「もっとこうなればいいのに」と感じることがあるかという質問に対しては、「会費がもっと安い」が58.8%、「会員にならなくても購入できる」が53.8%と、会員制度に関する要望がそれぞれ半数を超えて上位に位置しました。さらに「店舗数が増える」が44.2%、「アクセスがよい場所にある」が31.4%など、店舗へのアクセスの良さを求める声や、「商品の容量が少ない」が31.4%と、購入しやすい量への要望も挙げられています。

「コストコ再販店」に注目集まる約6割が認知、未認知者の6割以上が「利用したい」

このような状況の中で注目されているのが、事業者がコストコから商品を仕入れて販売する再販店の存在です。コストコ再販店について、約6割にあたる63.7%が「知っている」と回答しました。さらにその中で、実際に利用したことがある人は約4割の44.4%となっています。

一方、コストコ再販店を知らなかった人に対して、どのような店舗であるかを説明したところ、6割以上にあたる65.1%が「利用したい」と回答し、再販店に対する高い関心が示されました。

コストコは、元々アメリカで1970年代に誕生した独自性の強い業態であり、メンバーシップホールセールクラブ(MWC)と称されています。一般の消費者も購入可能ですが、卸売業としての性質を持ち、基本的には小売業者や飲食業者をメインターゲットとしています。

日本国内でもコストコの店舗は徐々に増加していますが、未出店の地域はまだ多く存在し、会員制であることも相まって、多くの人が気軽に訪れられる店舗とは言えない状況です。そのような背景から、コストコ再販専門店が登場したり、売場の一部にコストココーナーを設置したり、「コストコフェア」を開催したりする動きが、近年の小売業界で注目を集めています。

特にスーパーマーケットなどがコストコのプライベートブランド商品や、ベーカリー製品、惣菜など魅力ある独自商品を仕入れて販売することは、品揃えの充実化や他店舗との差別化という観点からも有効な手段となっています。そのため、売場のアクセントとして活用する店舗が増加しており、今後も一般消費者からますます支持を得ていくものと考えられます。

(小売・流通業界専門メディア「リテール・リーダーズ」竹下浩一郎編集長)

「くふう トクバイ」でコストコ再販店のチラシを一覧表示

今回の調査結果から、コストコの商品に魅力を感じている人が多い一方で、「会員登録をしていない」「近隣にコストコがない」「人気商品を必要な量だけ購入したい」という人も存在すること、そしてそれを解決する手段となる再販店を利用してみたいというニーズが一定数存在することが明らかになりました。

チラシ・買い物情報サービス「くふう トクバイ」では、2026年1月からコストコ商品を販売するコストコ再販店のチラシをAI技術で検出し、一覧で閲覧できるサービスを開始しました。近隣店舗でのコストコ商品の入荷情報や、コストコフェアの開催情報などをキャッチすることができます。

チラシ・買い物情報サービス「くふう トクバイ」について

2013年にスタートした、食品スーパーマーケットをはじめとする様々な業態の小売店のチラシ・買い物情報を掲載しているWebサービス・アプリです。パソコンやスマートフォンから無料で情報を閲覧することが可能です。30代から50代の女性を中心に、月間1,600万人以上(2025年1月時点)に利用されています。

※「トクバイ」は2025年10月に「くふう トクバイ」にサービス名称を変更しています

会社概要

社名:株式会社くふうカンパニー

本社所在地:〒108-0073 東京都港区三田1−4−28 三田国際ビル23階

設立:2012年9月 ※株式会社 Zaim として設立

主要事業:チラシ・買い物情報サービス「くふう トクバイ」、家計簿 アプリ「くふう Zaim」および日常生活関連サービスの企画・開発・運営など

出典元: 株式会社くふうカンパニー プレスリリース

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