結婚相談所「パートナーエージェント」を運営するタメニー株式会社(代表取締役社長:佐藤茂、証券コード:東証グロース6181)が、20~59歳の未婚男女2,465人を対象に、「2026年の季節イベント」に関するアンケート調査を実施しました。この調査では、未婚の方々が季節のイベントに対してどのようなスタンスを持っているのか、特にZ世代を含む20代の価値観について明らかにされています。

調査実施の背景

クリスマスや大晦日といった冬のイベントが終わり、2026年が始まりました。これからバレンタインデーやホワイトデーといった、大切な方と過ごす春のイベントが続きます。

最近では、Z世代を中心とした若い世代の間で「キャンセル界隈」という言葉が使われるようになってきました。これは、お風呂や外出、残業など、従来「当たり前」とされていた習慣をあえてやめる(キャンセルする)選択を、ユーモアを含めて共有する文化を表す言葉です。このような文脈で考えると、街が華やかに彩られる季節のイベントについても「キャンセル」の対象と考える人が、Z世代の中に一定数存在する可能性があります。

本調査では、未婚の20代から50代までを対象に、2026年の季節イベントに対する考え方が調査されました。Z世代に該当する20代の若者は、季節イベントに対してどのような価値観を持っているのでしょうか。30~50代の回答と比較することで、Z世代の価値観が探られました。

調査結果の主なポイント

今回の調査から、以下のような結果が明らかになりました。

  • 2026年に「重視して過ごす」イベントは、1位「正月/大晦日」、2位「誕生日」、3位「クリスマス」
  • 季節イベントを「重視して過ごす」割合は、ほぼすべてのイベントで20代が最も多い
  • 「正月」は家族と、「バレンタインデー/ホワイトデー」「クリスマス」は恋人・パートナーと過ごしたいという傾向
  • 「バレンタインデー/ホワイトデー」「ハロウィン」などは、20代が友人と過ごしたいと回答
  • 20代は季節イベントを「『キャンセルしたい』と思ったことはない」が47.9%
  • 「コスパが悪い」という理由で恋愛関係の季節イベントを回避したいと考える20代も存在

重視して過ごすイベントは「正月/大晦日」がトップ

正月やバレンタインデー、クリスマスなど、2026年にある季節のイベントを「一大イベントとして重視して過ごす」つもりなのか、それとも「避けて過ごす」のか。20~50代の未婚男女2,465人に、イベントに対する姿勢について質問が行われました。

調査結果グラフ

「一大イベントとして重視して過ごす」と回答した割合が高かったのは、1位「正月(初詣含む)/大晦日」(18.2%)、2位「誕生日」(15.5%)、3位「クリスマス」(12.2%)という結果になりました。「季節の行事として軽く意識して過ごす」という回答も加えると、1位「正月(初詣含む)/大晦日」(56.2%)、2位「クリスマス」(46.9%)、3位「誕生日」(46.5%)となりました。2位と3位は入れ替わりましたが、正月/大晦日、クリスマス、誕生日という顔ぶれは変わりませんでした。

一方で、「避けて過ごす」を選んだ人が多かったのは、「ハロウィン」(8.9%)、「お花見」(7.2%)、「ゴールデンウィーク」「お盆/花火大会/夏祭り」(同率6.9%)でした。

20代はほぼすべてのイベントで「重視して過ごす」割合が最多

20代に「イベントキャンセル界隈」の傾向があるのか、それとも逆に、20代には季節イベントを楽しむ人が多いのか。この調査結果が年代別に集計されました。

年代別調査結果1
年代別調査結果2
年代別調査結果3
年代別調査結果4
年代別調査結果5
年代別調査結果6
年代別調査結果7
年代別調査結果8
年代別調査結果9

その結果、調査対象としたイベントのうち、「母の日/父の日」を除くすべてのイベントで「一大イベントとして重視して過ごす」と回答した割合が最も高かったのは20代となりました。

「避けて過ごす」という選択をする層もわずかに見られますが、イベントを重視する層がそれを大きく上回っています。「キャンセル界隈」という言葉は「若者の行事離れ」とは必ずしも結びつかないことが確認されました。

正月は家族と、バレンタインやクリスマスは恋人・パートナーと過ごしたい

お正月やバレンタインデーなどの季節イベントについて、誰と一緒に過ごしたいと考えているのかが質問されました。

誰と過ごしたいか調査結果

全体の回答を集計したところ、「正月(初詣含む)/大晦日」「母の日/父の日」は家族と過ごしたいが最多となり、「バレンタインデー/ホワイトデー」「クリスマス」「誕生日」は恋人・パートナーと過ごしたいイベントの上位になりました。

20代はバレンタインやハロウィンを友人と過ごしたい傾向

この結果も年代別に集計されました。20代の特徴として、「正月(初詣含む)/大晦日」を除き、「自分一人」で過ごしたいと回答した割合が年代別で最も少なくなっていました。

年代別誰と過ごすか1
年代別誰と過ごすか2
年代別誰と過ごすか3
年代別誰と過ごすか4
年代別誰と過ごすか5
年代別誰と過ごすか6
年代別誰と過ごすか7
年代別誰と過ごすか8
年代別誰と過ごすか9

これは、イベントは単なる習慣ではなく、「大切な誰かとつながるための特別な機会」として機能していると考えられます。タイパ(時間効率)やコスパ(金銭効率)に厳しいと言われる世代ですが、「リアルな体験」や「人との繋がり」に高い価値を見出している様子が伺えます。

20代の約半数は季節イベントを「キャンセルしたいと思ったことはない」

仮に季節イベントを「避けたい」「面倒くさい」「キャンセルしたい」と感じる瞬間があるとしたら、どんな理由からそう感じるのかが尋ねられました。

キャンセルしたい理由1
キャンセルしたい理由2
キャンセルしたい理由3

どの年代からも回答が多く集まったのが、「混雑や人混みが苦手だから」(56.0%)です。次いで「金銭的なコストがかかるから(コスパが悪い)」(45.5%)、「そもそもイベント自体に魅力を感じない」(29.5%)、「一緒に行くパートナーや友人がいないから」(27.5%)といった順番になりました。

20代では、「『避けたい』『面倒くさい』『キャンセルしたい』と思ったことはない」と回答した割合が、全年代の中で最も高く、47.9%となりました。SNSでのつながりが日常化している世代だからこそ、季節のイベントのような対面の場は、友人やパートナーと「直接会うための明確なきっかけ」として、むしろ大切に捉えられているのかもしれません。

一方で、「準備や人付き合いに時間がとられるから(タイパが悪い)」(25.3%)、「SNS映えなどを気にするのが疲れるから(SNS疲れ)」(16.6%)といった理由を挙げる割合も、20代は他の年代より高くなっていました。対面でのイベントを前向きに捉える一方で、その"周辺に伴う負担"には、より敏感である様子もうかがえます。

コスパの悪さから恋愛関連イベントを回避したい20代も存在

季節イベントをキャンセルしたい理由について、キャンセルしたい人が多かったイベントの1位「ハロウィン」と2位「お花見」、そして大切なパートナーとの繋がりを深める恋愛関連イベントの代表格である「バレンタインデー/ホワイトデー」と「クリスマス」を取り上げて、詳しく調査されました。

イベント別キャンセル理由

「金銭的なコストがかかるから(コスパが悪い)」をキャンセルしたい理由として挙げる人が最も多くなったのが「バレンタインデー/ホワイトデー」(34.8%)と「クリスマス」(36.0%)でした。

また「お花見」では「準備や人付き合いに時間がとられるから(タイパが悪い)」(32.3%)が最多で、「ハロウィン」では「混雑や人混みが苦手だから」(38.7%)を挙げる人がトップでした。

なぜ季節イベントを避けるのか、イベントごとに理由を詳しくコメントしてもらったところ、次のような回答が集まりました。

バレンタインデー/ホワイトデー

  • 自分には無関係なので関わりたくないから(25歳・男性)
  • お金目的に始めた行事には参加しない(24歳・女性)
  • 現在相手がいないから(26歳・女性)

お花見

  • 人混みが苦手で出店の値段も高いので行かない(20歳・女性)
  • 人混みが嫌な上に花粉症なので外に長時間出るのが地獄(21歳・女性)
  • あまり花に興味が無いから(28歳・男性)
  • ピクニックにいかないのでお花見もいかない(28歳・男性)

ハロウィン

  • 興味がないから(23歳・女性)
  • お金がかかる(25歳・女性)
  • 治安が悪くなるから(26歳・女性)
  • コスプレをしないし人混みにも行きたくないから(26歳・女性)
  • 特にやることがないし準備が面倒だから(26歳・男性)

クリスマス

  • プレゼント代がかかるから(20歳・男性)
  • キリスト教徒ではないので(24歳・女性)
  • 人が多い(26歳・女性)
  • 感情の押しつけに感じられてしんどいので避けている(28歳・男性)

まとめ

金銭的な負担や準備の手間、SNSでの見え方など、季節イベントを「キャンセルしたい」と感じる理由は決して少なくありません。実際、合理性や効率を重視する価値観が広がる中で、そうした判断はごく自然なものとも言えるでしょう。

一方で、「キャンセル界隈」という言葉が広がる現代においても、20代の多くが季節のイベントを通じて「誰かと過ごす時間」を求めていることが分かりました。

特にバレンタインやクリスマスといったイベントは、依然として多くの未婚男女にとって、恋人やパートナーとの繋がりを深める重要なマイルストーンとなっています。一人で過ごす気楽さも尊重される時代ですが、季節の行事をきっかけに誰かを想い、行動する。そんなささやかな「縁」や「つながり」が、2026年も多くの人にとって豊かな日常を形作る一助となることが期待されます。

調査概要

調査名:「2026年の季節イベント」に関する調査
調査期間:2025年12月12日
調査方法:インターネット調査
調査人数:2,465人
調査対象:全国20~59歳の男女

※各項目の数値は小数第二位を四捨五入しているため、各項目の合計が100%とならない場合があります。
※各設問で「当てはまる項目はない」を選択した回答者は除外し、有効回答のみで集計しています。

出典元:タメニー株式会社 プレスリリース

コマースピックLINE公式アカウント

コマースピックメルマガ