Stellagent、EC事業者向けAIコマース完全ガイド2026を無料公開 2026年1月31日まで

AI技術を活用したサービスを提供するStellagent株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:鈴木章広)は、AIコマース導入支援サービス「Omise AI(オミセ エーアイ)」の正式リリースを記念して、EC・D2C事業者を対象とした無料ホワイトペーパー『AIコマース完全ガイド2026』の配布を2025年12月24日から開始しました。このガイドは2026年1月31日(土)まで無料でダウンロードすることが可能となっています。

2025年は「AIコマース元年」として発行

2025年の後半に入り、AIを活用したショッピング体験が急激に広がっています。OpenAI、Google、Microsoft、PayPalといったグローバルテック企業がわずか3ヶ月の期間で相次いで参入したことで、EC業界の構図は大きく変わりつつあります。

市場を示す主要な3つの指標

市場の現状を示す3つの数字として、AI経由のECトラフィック増加率は前年比で4,700%増(Adobe Digital Insightsによる)、主要テックプレイヤーの本格参入は5社以上(OpenAI、Google、Microsoftなど)、エージェンティックAI市場の2034年予測規模は約30兆円(Precedence Researchによる)となっています。

2025年後半における各社の動向

2025年9月には、GoogleがAP2(Agent Payments Protocol)を発表し、OpenAIがACPを発表してInstant Checkoutを開始しました。10月には、Apps in ChatGPTの連携がShopify、Expediaなどに拡大され、MastercardのAgent PayがOpenAI ACPに対応し、PayPalがAgentic Commerce Servicesを発表しました。11月には、GoogleがAI Mode Shoppingを開始し、PerplexityがBuy with Proを無料ユーザーに開放し、ChatGPTにShopping Research機能が追加され、Microsoft EdgeとCopilotの統合が進みました。そして12月には、Shopifyが100万店舗でACP対応を実現し、PayPalが3,500万店舗でAI対応を完了しました。

これらの動きによって、従来の「検索してECサイトへ移動する」というモデルは急速に変化しており、「AIに相談して、そのまま購入を承認する」という購買体験が現実のものとなってきています。

従来のSEO戦略のみでは、AI Overview表示時にオーガニックCTRが61%減少するなど、顧客との接点を維持することが難しくなってきています。消費者行動が「検索する」から「AIに聞く」へと変化していることは不可逆的であり、EC事業者には「AIに選ばれる」ための新しい対策が急務となっています。

『AIコマース完全ガイド2026』の詳細内容

このガイドは、AIコマースの市場動向から実装方法まで、EC事業者が今すぐ把握すべき情報を全29ページにまとめた資料となっています。単なるトレンド紹介に留まらず、「各AIプラットフォームは現在どこまで進んでいるのか」「EC・小売事業者は何を理解し、何を判断すべきか」という視点で構成されています。

ガイドの主な特徴

ChatGPT、Gemini、Perplexity、Copilot、PayPalなど主要AIプラットフォームの動向を一冊で比較できるほか、決済プロトコル(ACP・AP2・Agent Pay)の違いと実装優先度を整理し、AI時代におけるEC事業者の役割を構造的に解説しています。また、実装難易度やコスト感を踏まえたロードマップを提示しています。

収録されているコンテンツ

1.本ガイドの要点

AIコマースが「将来の話」ではなく「今対応すべき課題」である理由を、最新の市場データとともに解説しています。

2.AIコマースに取り組むべき理由

「SEOの衰退」と「トラフィックの大移動」という2つの構造変化を詳細に分析し、行動しないリスクと、今行動するメリットを明確にしています。

3.主要プラットフォーム完全比較

ChatGPT、Perplexity、Gemini、Copilot、PayPalの5大プラットフォームを徹底比較しています。各社の特徴、対応状況、戦略的な投資判断の指針を提供しています。

4.決済インフラ

ACP(OpenAI)、AP2(Google)、Agent Pay(Mastercard)の3大プロトコルを解説しています。新しい決済フローと、日本のEC事業者向けアクションプランを示しています。

5.実装ロードマップ

3段階アプローチを、事業規模別の投資目安とともに詳しく説明しています。

6.リスクと対策

ブランドコントロールの低下、プラットフォーム依存、価格競争の激化、セキュリティの4つの主要リスクと、具体的な対応策を解説しています。

推奨される対象者

このガイドは、EC・D2C事業の経営者・責任者、ECサイト運営・マーケティング担当者、小売業のDX推進担当者、デジタル戦略・新規事業開発担当者におすすめです。

同社の今後の展望について

Stellagent株式会社は、AIコマースを「新しい販売チャネル」だけでなく、購買体験そのものの再設計と捉えています。Omise AIを通じて、国内のEC・小売事業者がグローバルに進むAI購買の潮流に早期に適応できるよう、今後も情報発信と支援を強化していく方針です。

Omise AI(オミセ エーアイ)のサービス内容

Omise AIは、EC・小売事業者がChatGPTなどの生成AI上に公式な購入導線(AIストア)を構築するためのAIコマース導入支援サービスです。「AIに選ばれるEC」の実現に向けて、戦略策定から実装、運用まで一貫してサポートします。

提供される主なサービス

1.ChatGPT内アプリ開発支援

ChatGPT上で自社商品の検索・推薦・購入を可能にするアプリケーション(Apps in ChatGPT)の設計・開発を支援します。商品データ・在庫・価格・決済のAI連携設計も含まれます。

2.エージェンティックコマース導入支援

ACP/AP2プロトコルへの対応、構造化データ(Schema.org)の整備、各プラットフォームへの登録申請をサポートします。

3.GEO(生成AI最適化)コンサルティング(近日公開)

AIに引用・推薦されるためのコンテンツ戦略を策定します。Generative Engine Optimizationの戦略コンサルティングを提供します。

サービス概要

名称:Omise AI(オミセ エーアイ)
提供開始日:2025年12月17日
内容:小売・EC事業者向け App in ChatGPT構築・運用支援サービス

会社概要

会社名:Stellagent株式会社(Stellagent Inc.)
所在地:神奈川県横浜市西区みなとみらい3丁目7-1 オーシャンゲートみなとみらい8F WeWork内
代表者:鈴木章広
設立:2022年2月22日
事業内容:AIエージェント開発、マーケティングAIプロダクトの提供(「Aurora」など)

出典元:Stellagent株式会社 プレスリリース

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