クロスマがヤマト運輸B2クラウドAPIと連携、送り状発行を最短3分で完結する新機能を追加費用なしで提供開始

株式会社IZUMIが提供するマルチチャネル自動連携サービス「クロスマ」において、ヤマト運輸のB2クラウドAPIと連携した送り状発行機能がアップデートされたことが発表されました。本機能は、クロスマ契約者であれば追加費用なしで利用可能となっています。

今回のアップデートにより、従来ヤマト運輸の送り状を発行する際に必要とされていた「送り状発行システムB2クラウド」におけるCSVファイルの出力、加工、そしてアップロードといった一連の手作業が完全に不要となりました。

クロスマのシステム内で受注データを選び、「送り状発行」ボタンをクリックするだけで、送り状のPDF発行から送り状番号の反映に至るまで、すべてのプロセスが自動で完結する仕組みとなっています。

これによって、作業時間は最短3分での完了が実現可能となり、発送業務における大幅な効率化とヒューマンエラーの削減が期待されています。

株式会社IZUMI

機能強化の背景について

従来の方法では、受注した商品を発送する際にクロスマでヤマト運輸の送り状を発行するために、ヤマト運輸が提供するB2クラウドを利用し、CSVファイルの出力や加工、アップロードといった複数の作業工程が必須でした。

さらに、これらが手作業となるため、特に自社出荷での注文数が多い店舗においては作業負担が大きく、送り状番号の入力ミスによる反映漏れが発生しやすいという課題がありました。

EC事業者がより少ない工数で正確に発送業務を進められる環境を提供することを目的として、今回クロスマではヤマト運輸が提供する「B2クラウドAPI」との連携を実施し、機能強化を行ったとのことです。

今回実装されたアップデート内容の詳細

Point 1:B2クラウドとのCSV連携が不要に

ファイルの出力作業、加工作業、アップロード作業といった手順が一切不要となりました。これにより、従来のワークフローが大幅に簡略化されています。

Point 2:ワンクリックで送り状をPDF出力

印刷してそのまま使用できるPDFファイルを、管理画面上で自動生成することができます。別のシステムを起動する必要がなくなりました。

Point 3:送り状番号はクロスマに自動反映

送り状番号を手入力する手間がゼロになります。出荷後の荷物の追跡もスムーズに行えるようになり、業務効率が向上します。

本機能導入によるメリット

本アップデートの導入により、以下のようなメリットが得られます。

  • 作業時間を大幅に効率化し、最短3分で完結することが可能になります
  • 送り状番号の手入力が不要となり、入力ミスを防ぐことができます
  • B2クラウドを開かずに発送作業を完了することができます

利用料金について

本機能は、クロスマ契約者であれば追加費用なしで利用することができます。ただし、利用にあたってはヤマトビジネスメンバーズへの登録およびAPIキーの取得が必要となります。なお、登録は無料です。

今後の展望

クロスマは今後も、EC事業者の業務自動化および発送作業の効率化に貢献すべく、各物流サービスとの連携強化や新機能の開発を継続していく方針です。

クロスマについて

「クロスマ」は、Amazonを起点とした複数モールへの同時出品、自動での価格・在庫変更、各モールの受注のマルチチャネル自動連携を強みとする、定額制WEBサービスです。EC事業者の業務効率化を支援するさまざまな機能を提供しています。

株式会社IZUMIについて

所在地は東京都中央区京橋1丁目6-12 NS京橋ビル5F、代表者は代表取締役の藤本卓治氏です。同社は「クロスマ」を通じて、EC事業者の業務効率化と成長を支援しています。

出典元:株式会社IZUMI プレスリリース

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