ZenGroup株式会社（所在地：大阪府大阪市）は、株式会社ECMSジャパン（本社：東京都中央区）との連携により、同社が発送する商品を台湾ファミリーマート全店舗で受け取ることができるサービス「ECMS PickUp」の提供を開始したことを発表しました。台湾で一般的なコンビニ受取サービスに対応することにより、ユーザーにより便利な購買体験を提供することが可能になるとのことです。
この記事の目次
「ECMS PickUp」サービスについて
「ECMS PickUp」は、ECMSジャパンが提供するコンビニ受取サービスです。このサービスを利用することで、ユーザーは注文した商品を希望するファミリーマート店舗で直接受け取ることができるようになります。ZenGroupでは、発送可能なサイズと重量の範囲内であれば同料金の「ECMS Express」と並び、同社が提供する航空輸送を利用した配送方法の中で最も安価な料金で商品を発送することが可能とのことです。
また、コンビニでの商品受け渡しの際には本人確認が実施されるため、セキュリティ面でも安心して利用できる仕組みとなっており、ユーザーは安全にお買い物を楽しむことができます。
ECMS PickUp サービス概要
サービスの主な仕様は以下の通りです。
最大重量：9kg
サイズ制限：45cm×30cm×30cm以下
価格上限：TWD 20,000（約98,000円）
配達時間：8～10営業日
「ECMS PickUp」導入の背景
ZenGroupでは、これまで繁体字への対応や台湾向け後払い決済の導入、独自キャンペーンの実施など、台湾ユーザーへの販売促進に積極的に取り組んできたとのことです。現在、台湾在住の総登録ユーザー数は10万人を超えており、同社が事業展開する国・地域の中でも台湾は特に重要な市場の一つとなっています。
台湾は人口1人当たりのコンビニエンスストア密度が世界でも有数の高さを誇る国として知られており、各種代金の支払いやEC商品の受取サービスが既に一般化しています。このような台湾の商習慣やユーザーニーズを踏まえ、ZenGroupは今回「ECMS PickUp」の導入を決定したようです。
同社は今後も、現地ユーザーのニーズを的確に把握し、各地域に適した購入スキームを整備していくことで、世界中の消費者がよりシンプルに日本の商品を入手できる環境づくりに取り組んでいく方針だと発表しています。
ZenGroup株式会社について
ZenGroup株式会社は「世界の越境EC販売額20％を日本に」をビジョンとして掲げ、19言語に対応した日本の企業・ブランドの越境ECをワンストップで支援しています。
同社は現在、以下のサービスを展開しています。
- 購入代行サービス「ZenMarket」
- 海外向け文房具ECサービス「ZenPop」
- 越境ECモール「ZenPlus」
- 海外向けプロモーションサービス「ZenPromo」
- 集客支援型越境ECバナー「ZenLink」
- クリエイティブエージェンシー「ZenStudio」
- ラグジュアリーブランド専門越境ECモール「ZenLuxe」
同社の会員数は300万人を超え、950万点以上の商品を世界175の国・地域のユーザーへ発送しています。ZenGroupは今後も、日本の商品をシンプルに海外ユーザーへ届ける仕組みづくりに邁進していくとのことです。
会社概要
会社名：ZenGroup株式会社
代表者：ナウモヴ・アンドリイ、コーピル・オレクサンドル、スロヴェイ・ヴィヤチェスラヴ、ソン・マルガリータ
所在地：大阪府大阪市中央区瓦町1丁目7-7 大阪堺筋Lタワー8階、10階
設立：2014年4月
資本金：80,000,000円
まとめ
今回のサービス開始により、台湾のユーザーは日本からの商品をより便利に受け取ることができるようになります。ZenGroupは台湾市場において、コンビニ受取という現地で一般的なサービスに対応することで、ユーザー体験のさらなる向上を図っているようです。
「ECMS PickUp」は、ECMSジャパンとの連携によって実現したサービスであり、台湾のファミリーマート全店舗での受け取りに対応しています。これにより、台湾のユーザーは自宅や職場近くのファミリーマートで、日本からの商品を簡単に受け取ることができるようになります。
ZenGroupによると、台湾は同社が展開する国・地域の中でも特に重要な市場であり、台湾在住のユーザー数が10万人を超えているとのことです。台湾市場におけるこのような取り組みは、同社のビジョンである「世界の越境EC販売額20％を日本に」の実現に向けた重要なステップとなっています。
また、台湾では人口1人あたりのコンビニエンスストア密度が世界有数であることから、ECサービスとコンビニの連携は非常に効果的な戦略と言えます。ZenGroupはこうした現地のニーズや特性を把握し、最適なサービス展開を行っています。
今後も同社は、各国・地域の特性に合わせたサービス提供を行いながら、日本の商品を世界中のユーザーに届ける取り組みを続けていくとしています。「ECMS PickUp」の導入は、そのような戦略の一環として位置づけられています。
このようなZenGroupの取り組みは、日本の商品の海外展開を促進し、越境EC市場における日本のシェア拡大に貢献することが期待されています。同社は今後も現地のユーザーニーズを汲み取りながら、各地域に適したサービスの提供を続けていくとのことです。
出典元：ZenGroup株式会社 プレスリリース
