IT・広告業界のLP・アプリ制作実態調査:4割が「集客から購入までの導線設計」に課題 - オールトゥデイ

株式会社オールトゥデイ(本社所在地:埼玉県さいたま市)が、IT・広告業界の店舗・サービスを運営する企業の経営者およびマーケティング担当者を対象に、「IT・広告業界の店舗ビジネスにおけるLP・アプリ制作の課題と成果」に関する実態調査を実施し、その結果を公表しました。この調査では、LP/アプリの制作・リニューアルを検討した経験がある方々から見えてきた業界特有の課題や求められる機能について明らかになっています。

調査概要

今回の調査は以下の概要で実施されました。

【調査期間】2025年9月12日(金)~2025年9月16日(火)
【調査方法】PRIZMAによるインターネット調査
【調査人数】105人
【調査対象】調査回答時にIT・広告業界の店舗・サービスを運営する企業の①経営者➁マーケティング担当者かつLP/アプリの制作・リニューアルを検討したことがあると回答したモニター
【調査元】株式会社オールトゥデイ
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ

調査結果サマリー

「あなたの業界ならではの制作・運用課題」について尋ねたところ、『集客から予約・購入までの導線設計(41.0%)』が最も多く、『制作運用が出来る人材・知識不足(31.4%)』『ポイント・クーポンなど販促施策の活用方法(25.7%)』と続く結果となりました。

約4割の回答者が「集客から予約・購入までの導線設計」を最大の課題として挙げており、デジタル販促が前提となるIT・広告業界では、LPやアプリ上で施策をどのように設計・検証するかが難所になっていると考えられます。また、「SNS・口コミとの連動」や「更新・運用体制の負担」も課題として挙がっており、多数のオンライン接点を持つがゆえに、広告・SNS・LP・アプリを一気通貫で結び付ける運用設計に悩む企業が一定数存在することが明らかになっています。

では、IT・広告業界のLPやアプリにはどのような機能が求められているのでしょうか?

「あなたの業界のLP/アプリに特に求められる機能」について質問したところ、『問い合わせ/資料請求フォーム(33.3%)』が最も多く、『EC・課金機能(31.4%)』『料金・費用シミュレーション(30.5%)』が続きました。

約3割が「問い合わせ/資料請求フォーム」を挙げており、提案型サービスやカスタマイズ前提の相談窓口としての役割に加え、見込み顧客の情報獲得や営業接点の創出につながる機能が強く求められていることがわかります。また、「EC・課金機能」や「料金・費用シミュレーション」が続いたことからは、ビジネスモデルの多様化が進み「直接課金」が重要になっていることや、商材が複雑で料金体系を理解しづらくユーザー自身で大まかな総費用感を把握してもらいたいという業界のニーズが浮かび上がってきています。

まとめ

今回の調査から、IT・広告業界におけるLP・アプリ制作では、販促施策、導線設計、SNS連動といった複数の領域で課題が同時に生じている状況が明らかになりました。

IT・広告業界ならではの課題として、「集客から予約・購入までの導線設計」が最も多く挙げられており、施策自体は用意できていてもどのユーザーに、どのタイミングで、どのチャネルと組み合わせて提示するかといった設計が難しく、現場での判断に迷いが生じやすい状況がうかがえます。

また、「制作運用が出来る人材・知識不足」や「ポイント・クーポンなど販促施策の活用方法」も約3割が課題として挙げており、来訪者にお得感や具体的なコストイメージを提示し、その場で行動に結びつける仕組みが重視されていることも明らかになっています。

一方で、求められる機能としては、「問い合わせ/資料請求フォーム」が最多となり、まずは相談・見積もりにつなぐ入口機能や、見込み顧客情報の獲得につながる仕組みが重視されていることが示されています。続いて挙がった「EC・課金機能」や「料金・費用シミュレーション」からは、IT・広告業界では、収益導線の強化と料金の透明化が重視され、購入までの簡便性や予算判断のしやすさが求められていることが読み取れます。

こうした結果を踏まえると、IT・広告業界の店舗ビジネスにおけるLP・アプリには、個々の施策や機能を足し込むだけでなく、販促・導線・機能を一体で設計し、運用を通じて改善を重ねていく視点が一層求められているといえるでしょう。

株式会社オールトゥデイについて

株式会社オールトゥデイは、携帯端末を利用した効果的なプロモーションを実現する総合ソリューションサービスを提供しています。

顧客管理やアフターフォロー、クチコミで来店のきっかけづくりをサポートしており、店舗にご来店いただいたお客様に携帯電話にて会員登録をしていただき、ポイント会員やケータイクーポン、予約受付、メッセージ配信など多様な機能により再来店を促すことができ、効果的にお客様をリピーターに育てることが可能です。

同社のサービスでは、独自の情報発信やケータイクーポンの発行、ケータイ会員の一元管理、顧客の来店頻度や属性の分析など、ケータイプロモーションを手軽に実施することができます。

オールトゥデイでは、様々な企業や店舗様に対して、顧客管理や来店頻度向上、失客防止策等の、健全かつ永続的な店舗経営に繋がる様々な商材とサービス提供及びサポート業務に取り組む中で、将来的にも良好な関係値を築けるお客様を積極的に増やし、会社の発展と地域社会に貢献していくことを事業ミッションとして活動しています。

売上増加に繋がる顧客管理、失客防止策、リピーターからお得意様へ育成のための提案、広告戦略などを幅広く提供可能としています。

出典元:株式会社オールトゥデイ プレスリリース

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