佐川急便、訪日観光客と国内旅行者の利便性向上に向けた多様なサービスを展開 - 観光支援から防災訓練まで

佐川急便株式会社が同社が展開する、観光客向けサービスや官民連携の取り組みについて発表しました。

訪日観光客の利便性を向上させる2つのサービスが誕生

今後も増加が見込まれる訪日観光客の利便性向上のため、佐川急便では訪日観光客とのタッチポイントとなる店舗や拠点から手軽に海外へ発送できるサービスを拡大しています。「お店から直接発送できるなら、大きな商品でも購入したい」「荷物が増えてしまったが、身軽になって旅を楽しみたい」といったニーズに応え、旅の自由度を高める新たな選択肢を提供しているとのことです。

購入した商品をその店舗から海外発送 ~「お店から直接発送できるなら購入したい」というニーズに~

佐川急便では、商品を購入した店舗から海外に発送できるサービスを拡大しています。大型の商品や大量にまとめ買いしたお土産品、滞在中に受け取れないオーダー品などを、購入したその場から自国へ発送することが可能です。訪日観光客は持ち歩く心配をせずに購入でき、店舗にとっては販売機会の損失防止にもつながります。また、送り状情報は観光客が自分のスマートフォンから入力できるため、外国語対応が難しい店舗スタッフの作業負担軽減にもつながるとのことです。

観光客のメリット

・持ち歩く心配をせずに購入できます

・オーダー品など、滞在中に受け取ることができない商品の発送も可能です

店舗のメリット

・販売機会の損失を抑えることができます

・店舗スタッフの応対にかかる時間短縮につながります

増えた荷物は詰め合わせて海外へ発送~「荷物が増えてしまったので身軽になりたい」というニーズに~

佐川急便では、主要な観光地、駅や空港など、訪日観光客が立ち寄る場所に設置された宅配カウンターから、荷物を海外に発送できるサービスを提供しています。買い物などで増えてしまった荷物や、不要になった衣類などを詰め合わせて、直接自国に発送することができます。発送先はこれまでの中国、香港、台湾、マカオに加え、今年からは韓国への発送も可能となりましたが、欧州をはじめ現在では発送可能国が100カ国以上に増加したとのことです。現在、宅配カウンターだけでなく、宿泊施設、商業施設内にも取り扱い窓口を拡大中です。観光客は最終日まで身軽に観光を楽しむことができ、訪日体験の満足度向上にもつながるとされています。

観光客のメリット

・旅の動線上から発送できます

・事前にスマホで送り状情報を入力するため、カウンターでの記入が不要になります

・パッケージ料金のためシンプルで分かりやすいです

国内観光客向けサービス

旅行をもっと便利に全国にSAGAWA手ぶらサービスを拡大中

佐川急便の「SAGAWA手ぶらサービス」は、観光客が立ち寄る場所で手荷物預かり、ホテル当日配送、宅配便の発送などを提供し、お出かけの満足度向上をサポートするサービスです。目的地に直行したいとき、旅の途中で手荷物が増えてしまったとき、持ち運びが困難な商品を購入したいときなど、さまざまなシーンでご利用いただけるよう、拠点を拡大しています。「SAGAWA手ぶらサービス」の提供を通じて、観光客の利便性向上はもちろん、オーバーツーリズムが観光地域に与える影響緩和にも貢献していくとのことです。

沖縄でも手ぶらで観光楽しむためのサービスを展開

佐川急便は、那覇空港(沖縄県)および大型テーマパーク「JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)」の敷地内にも「手荷物預かり・宅配カウンター」を開設しました。

News:広島市の防災訓練に参加 官民の連携を強化

佐川急便はこれまで、過去の災害において、物資の輸送を中心とした被災地での支援活動をサポートしてきました。また、自治体・企業との連携を深め、有事の際にしっかりとサポートできるように、全国各地の防災訓練に参加しています。今回は「防災の日」である9月1日(月)に、広島市主催の救援物資補給拠点運営訓練に参加したとのことです。同社は広島市とは2018年3月に包括連携協定、2023年2月に災害対応に関する覚書を締結しており、今回の訓練参加はその一環となります。訓練では、避難所のニーズを確認した後、市の交通情報を見て適切な配送ルートを作成、物資の積み込みから避難所への備蓄品輸送を担当したとのことです。

佐川急便は、2013年10月から国が定める「指定公共機関※」に認定されています。

※指定公共機関…公共的機関及び公益的事業を営む法人のうち、防災行政上重要な役割を有するものとして、内閣総理大臣が指定している機関

出典元:佐川急便株式会社 プレスリリース

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