
株式会社ソーシャルPLUS(所在地:東京都港区、代表者:佐藤 亮介)は2025年7月15日、同社が提供するShopifyアプリ「CRM PLUS on LINE」にLINEのWebhook転送オプション機能を追加したことを発表しました。
この新機能は、LINEのチャット対応ツールやマルチチャネル対応のMAツールなどとの連携を実現するために開発されたもので、LINEのWebhookを必要とするツールを最大3つまでCRM PLUS on LINEと併用できるようになります。
この記事の目次
機能強化の背景 〜ツール間連携の課題を解決〜
LINEのWebhookは、ユーザーが友だち追加した際やメッセージを送信した際など、LINE公式アカウントでイベントが発生した時に、自動で外部ツールに通知する仕組みです。
LINE公式アカウントの拡張ツールの多くは、このWebhookを受信することで、ツールからのメッセージ配信やチャット対応などの機能を実現しています。

しかし、Webhookを受信するための「Webhook URL」は、1つのLINE公式アカウントにつき1つしか設定できないという制限がありました。
このため、Webhookを必要とするツール同士の併用は難しく、「複数ツールを併用したい」というユーザー企業のニーズに応えられない状況が生じていたとのことです。
この課題を解決するため、株式会社ソーシャルPLUSはCRM PLUS on LINEに新たに「Webhookの転送機能」をリリースしました。本機能により、LINEのWebhookを必要とするツールを最大3つまで併用することが可能になります。

Webhook転送機能の活用イメージ
この機能は、CRM PLUS on LINEと「顧客管理ツール」や「他社のLINE公式アカウントの拡張ツール(チャット対応ツールなど)」を併用したい場合に特に有効です。CRM PLUS on LINEからそれぞれのツールにWebhookを転送することで、最大3つのツールを同時に利用することができるようになります。

Webhook転送機能について
- CRM PLUS on LINEのFreeプラン($0 / 月)から利用することができます
- 1つのWebhook URLあたり$100 / 月で、最大3URLまで転送可能となっています
今後の展望
同社によると、CRM PLUS on LINEでは、今後もユーザー企業様からのフィードバックをもとに、ShopifyとLINEの連携活用をより効果的に行うための機能アップデートを継続的に提供していく予定とのことです。
Shopifyアプリ「CRM PLUS on LINE」について
CRM PLUS on LINEは、Shopify上の会員とLINE公式アカウントの友だちを連携し、顧客一人ひとりのニーズに合ったメッセージの出し分けや、LINE公式アカウントを通じた便利な購入導線を実現するShopifyアプリです。LINEログインなど6種類のソーシャルログインやLINEミニアプリ(会員証)も導入可能で、初期設定の無料サポートも提供しています。
2025年7月時点で2,500ストア以上での導入実績があり、ShopifyのPlusプラン(エンタープライズ向けプラン)での導入・稼働中ストアは120件を超えています。また、CRM PLUS on LINEを介してID連携を行った延べユーザー数は500万人を超えるなど、多くの企業・ユーザーに活用されています。

株式会社ソーシャルPLUSの企業概要
株式会社ソーシャルPLUSは、LINEのID連携やソーシャルログインを手軽に導入できるSaaS「ソーシャルPLUS」、Shopifyアプリ「CRM PLUS on LINE」、LINEのマーケティングツール「Message Manager」を開発・提供しています。
同社は、LINEヤフー株式会社が提供する各種法人向けサービスの販売・開発を行う広告代理店やサービスデベロッパーを認定・表彰するパートナープログラム「LINEヤフー Partner Program」のTechnology PartnerおよびSales Partnerとして認定されており、「Technology Partner」コミュニケーション部門では最上位グレードの「Premier」に認定されています。
「人とブランドをつなぎ、顧客体験を豊かにする」というミッションのもと、今後も事業拡大を図っていくとのことです。
- 会社名:株式会社ソーシャルPLUS
- 所在地:東京都港区南青山1丁目2番6号 ラティス青山スクエア3F
- 代表者:代表取締役 佐藤 亮介(さとう りょうすけ)
- 事業内容:ID連携・ソーシャルログインを基軸としたSaaS事業
出典元: 株式会社ソーシャルPLUS プレスリリース