
SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」を手がける株式会社フューチャーショップ(本社:大阪市北区、代表取締役:星野 裕子)は、杉野服飾大学(目黒キャンパス:東京都品川区、学長:加藤 敬)と協力し、2023年度から「futureshop」を活用した実践的なEC授業を継続して提供していることが発表されました。
杉野服飾大学ファッションビジネス・流通イノベーションコースでは、商品企画から消費者への配送までの全工程を経験できるカリキュラムを実施しており、フューチャーショップは学生たちのECサイト構築や商品ページ制作を支援しています。学生たちは独自のブランドコンセプトを考案し、Tシャツのデザイン、価格設定、ECサイト制作、販売までを自ら手掛けているとのことです。現在、学生制作のオリジナルTシャツが2025年7月14日(月)までECサイトで販売されています。

継続実施の背景について
杉野服飾大学では、2015年からリテール分野における最先端のデジタル現場を実践的に学べるコースを提供しています。この先進的な教育への取り組みに対し、フューチャーショップは2023年から、ECプラットフォームの提供とノウハウ共有を通じて教育現場を支援しているとのことです。
ファッション業界でのEC活用重要性が高まる中、学生が実際にECサイトを立ち上げ、商品企画・販売・分析までを体験できる機会として、この授業は学生からも高い評価を得ているようです。「ぼんやりしていたファッション業界のイメージが具体化され、現在はアパレル企業のEC職を目指している」「実践的な学びによって本当にやりたいことを見つけることができた」といった声も寄せられているとのことです。
授業の流れと特徴
2025年度のカリキュラムは2025年4月に開始し、全15回の講義を通じて以下のような内容に取り組んでいるそうです:
- ブランドコンセプトの立案
- AIを活用したTシャツのデザイン
- 原価計算と利益計算、プライス決定
- ECサイト構築(商品ページ・デザイン含む)
- SNSプロモーション、Google Analyticsによる売上分析
- 受注集計、発注、商品発送
また、フューチャーショップの社員も講師として参加し、EC業界の構造やネットショップ開設に必要な機能・考え方を実例を交えて講義しています。学生たちはEC全体の知識を学びながら、「futureshop」を実際に操作してECサイトを構築する実践的な経験を積んでいるとのことです。

商品販売について
学生が制作したオリジナルTシャツは、2025年6月24日(火)から販売を開始し、7月14日(月)までの期間限定で販売されています。各学生チームが制作したECサイトで購入することができます。
販売期間中は、各学生チームによるSNSでの情報発信活動も予定されており、販売状況の分析・改善を行うマーケティング演習も実施されるとのことです。
フューチャーショップは今後も教育をはじめとする様々な分野と連携し、ECを通じた新たな価値創出を支援していく方針だと発表しています。
杉野服飾大学について
杉野服飾大学では、「造形技術」「ビジネス」「表現」「歴史・文化」という4つの学問領域を通して、ファッションの世界全体を学ぶことができます。ファッションを「つくる」「つなぐ」「つたえる」「つむぐ」といった全過程での学びを通じて、学生一人ひとりのファッションへの想いを実現し、社会で活躍できる人材を育成しています。
「futureshop」について
フューチャーショップが提供するSaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」は、サイトデザインのカスタマイズやコンテンツ更新を、EC担当者自身が高い自由度とスピードで行える環境を提供しています。さらに、顧客のファン化を促進するための多彩な機能も備えており、効果的なロイヤルティマーケティングを展開することが可能です。
オムニチャネル戦略においては、実店舗とECサイトの顧客データを一元管理し、オンラインとオフラインをシームレスにつなぐ顧客体験を実現する「futureshop omni-channel」を提供しています。統合された顧客情報をベースに、オンラインとオフラインの垣根を越えた細やかなデジタルマーケティング施策を実行することができます。
株式会社フューチャーショップの会社概要
代表者 | 代表取締役 星野 裕子 |
所在地 | 大阪府大阪市北区大深町4番20号グランフロント大阪 タワーA 24階 |
設立 | 2010年3月(株式会社フューチャースピリッツより分社) |
事業内容 | 電子商取引(Eコマース)支援サービスの提供 SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」企画・運営・開発 |
出典元:株式会社フューチャーショップ プレスリリース