
株式会社NEXERと東京不用品回収ドドが、全国の男女500名を対象に「梅雨の時期の部屋と不用品の見直し」についてのアンケート調査を実施しました。梅雨に入り雨が続く季節、外出を控えて家で過ごす時間が増えることで、部屋のモノや収納に目が向きやすくなる傾向が明らかになったということです。
この記事の目次
梅雨時期における部屋の片付けと本音
雨天が続く梅雨の季節は、外出が億劫になり、自宅で過ごす時間が自然に長くなります。窓を開けることが難しく、室内の空気がこもりやすいこの時期は、湿気対策やカビ予防が気になる季節でもあります。部屋を見渡したときに「モノが多いな」と感じたり、収納していた衣類がいつの間にか傷んでいたりといった経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回の調査は、インターネットでのアンケート方式で2026年6月2日から6月9日にかけて実施され、全国の男女500名から有効回答を得たとのことです。
約3割が梅雨時期に「部屋のモノが多い」と実感
まず、梅雨の時期に家にいる時間が長くなることで、「部屋のモノが多い」と気になったことがあるかという質問について見ていきます。
調査の結果、「よくある」と回答した人は8.6%、「たまにある」と回答した人は20.0%となりました。合計すると28.6%の人が、梅雨の時期に「部屋のモノが多い」と気になった経験を持っていることが判明しました。
一方、「あまりない」と答えた人は24.4%、「まったくない」と答えた人は47.0%でした。外出しにくい状況で家の中で過ごす時間が増えると、普段は見過ごしている棚の中やクローゼットの奥が、急に視界に入ってくるようになるのかもしれません。
約3割が湿気やカビで保管物がダメになった経験あり
次に、湿気やカビなどによって「保管していたモノがダメになった」経験があるかについて尋ねられました。
結果は、「ある」が29.8%、「ない」が70.2%となりました。約3割の人が、湿気やカビによって、保管していたモノをダメにしてしまった経験があることがわかりました。
クローゼットや押し入れの奥深くは、空気の流れが悪く、湿気がこもりやすい場所です。久しぶりに取り出した際に、シミやカビ、嫌な臭いに気づいたという経験は、意外と身近なものなのではないでしょうか。
それでは、具体的にどのようなモノが被害を受けたのでしょうか。「ある」と答えた方に対して、どんなモノだったかを聞いた結果が以下です。
最も多かったのは「衣類」で49.0%を占めました。続いて「バッグ」が41.6%、「靴」が34.9%、「本・雑誌」が15.4%という結果になりました。
衣類・バッグ・靴といった身に着けるアイテムが上位を占める結果となりました。シーズンが終わって収納したまま、次の使用時まで状態確認をしないモノほど、湿気の影響を受けやすいようです。
8割以上がダメになったモノを「処分した」と回答
続いて、その後ダメになったモノをどのように対処したのかについても調査されました。
最も多かったのは「処分した」で82.6%となりました。次いで「自分で手入れした」が18.1%、「そのまま保管している」が6.7%、「クリーニング・修理に出した」が5.4%、「その他」が0.7%という結果でした。
8割を超える人が「処分した」と回答しており、一度ダメージを受けてしまったモノについては、思い切って手放す人が多いことが明らかになりました。その一方で、自分で手入れをしたり、専門業者のクリーニング・修理に出したりして、何とか使い続けようとする人も一定数存在するようです。
13.2%が雨の日を整理や不用品処分に活用
続いて、雨の日が続く時期を、部屋の整理や不用品の処分に活用したことがあるかについて尋ねられました。
結果は、「ある」が13.2%、「ない」が86.8%でした。
さらに「ある」と答えた方に対して、どのような作業を行ったのかについても質問されました。
最も多かったのは「押し入れ・クローゼットの整理」で69.7%でした。次いで「衣類の整理」が65.2%、「本や書類の整理」が31.8%、「不用品の処分」が31.8%、「フリマアプリや買取への出品」が15.2%、「家具・家電の見直し」が4.5%と続きました。
押し入れやクローゼット、衣類の整理が上位に並ぶ結果となりました。雨の日が続く時期を、湿気がたまりやすい収納スペースや衣類を見直すきっかけとして活用している人が多いようです。家で過ごす時間が多くなる梅雨は、普段は後回しにしがちな整理や不用品の処分に取り組むのに適したタイミングなのかもしれません。
約27%が梅雨明けに向けて「部屋をスッキリさせたい」と経験
次に、梅雨明けに向けて「部屋をスッキリさせたい」と思ったことがあるかについて尋ねられました。
結果は、「ある」が26.6%、「ない」が73.4%となりました。
長く続いた雨の季節が終わり、青空が戻ってくる頃には、気持ちも軽やかになります。その節目のタイミングに合わせて、たまっていたモノを片付けて、スッキリとした空間で夏を迎えたいと感じる人もいるようです。
さらに「ある」と答えた方に対して、実際にどのような行動をとったのかについても質問されました。
最も多かったのは「掃除をした」で60.2%でした。次いで「不用品を捨てた」が54.9%、「カビ・湿気対策をした」が30.1%、「収納を見直した」が23.3%、「買取に出した」が12.0%、「特に行動していない」が11.3%と続きました。
掃除と不用品の処分が、いずれも半数を超える結果となりました。「部屋をスッキリさせたい」という気持ちが、実際の掃除や不用品を手放す行動につながっている人が多いことがわかります。また、カビ・湿気対策や収納の見直しに取り組む人もおり、梅雨明けをきっかけに、住まいの環境を整えようとする姿勢がうかがえます。
梅雨時期の片付けは「雨の日のゴミ出し」や「カビ・湿気」に悩む声が多数
最後に、梅雨時期の部屋の整理や不用品処分について、困っていることや面倒に感じることについて自由回答で尋ねられました。
主な回答は以下の通りです。
- 湿気がきついのでカビが怖い。(20代・男性)
- 雨だと不用品をゴミに出したりするのが面倒に感じてしまう。(20代・女性)
- 捨てていいものと駄目なものがはっきり決まらないこと。(30代・女性)
- 収納スペースがない。(30代・女性)
- ジメジメしていて、やるのが面倒になること。(30代・男性)
- 大きい物を捨てるのにお金がかかる。(30代・女性)
自由記述で特に目立ったのは、「雨の日にゴミや不用品を外に出すのが面倒」という、梅雨ならではの声でした。処分したい気持ちはあっても、外に運び出す最後の一手間が、雨の多い時期には大きな障壁になっているようです。
加えて、「カビや湿気が心配」「ジメジメしてやる気が起きない」といった、季節特有の悩みに関する声も見られました。さらに、「処分すべきものの判断が難しい」「収納スペースが足りない」「処分費用がかかる」など、梅雨に限らない片付け全般の課題も重なっています。
雨という外部環境の条件と、片付けに伴う判断の難しさが重なることで、梅雨時期の整理は、通常よりも一層腰が重くなりやすいのかもしれません。
調査結果のまとめ
今回の調査では、約3割の人が、梅雨の湿気やカビによって「保管していたモノがダメになった」経験があることが明らかになりました。被害を受けたモノとして最も多かったのは「衣類」でした。
また、雨の時期を整理に活用する人は1割強にとどまる一方で、梅雨明けに向けて「部屋をスッキリさせたい」と感じた人は約27%に上ります。片付けたい気持ちはあるものの、雨の日のゴミ出しや、処分すべきものの判断の難しさが、行動への障壁になっている様子もうかがえました。
保管したままのモノは、知らないうちに湿気によって傷んでいくことがあります。雨の日の運び出しが負担に感じられる場合は、回収サービスや買取サービスといった外部のサービスを上手に取り入れるのも、ひとつの選択肢と言えるでしょう。
出典元:株式会社NEXERと東京不用品回収ドドによる調査














