タイムチケット、TikTok Shop運用サービス開始 - 1,000名超のライバー基盤を活かした総合支援体制を構築

クリエイタープラットフォーム『TimeTicket』を運営する株式会社タイムチケット(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 各務正人)が、TikTok Shop運用サービスの開始を発表しました。同社が展開しているライバー事務所「TimeTicket Production(タイムチケットプロダクション)」の豊富なマネジメント経験を活かし、TikTokプラットフォーム上での新たなコマース事業を推進していくとのことです。

サービス開始の背景

ショート動画とSNSを融合させたTikTok Shopは、2025年6月より日本国内で正式に展開されることが発表されています。このサービスは、アプリ内で商品紹介から購入、決済まで完結できる新たなeコマースの形として注目を集めており、特にZ世代を中心としたユーザー層との親和性が高いとされています。

株式会社タイムチケットでは、これまで培ってきたライバーマネジメントの実績やノウハウを活かし、TikTok Shopという新たな販売チャネルに対して、いち早く戦略的なアプローチを開始する方針だということです。

提供する主なサービス内容

現在、TimeTicket Productionには1,000名以上のライバーが所属しており、豊富なライブ配信実績とライバー育成のノウハウを有しています。この既存の基盤を活用することで、TikTok Shopにおいても高品質かつスピーディな運用と支援体制の構築が可能となっているとのことです。

同社のTikTok Shop運用事業は、「自社チャンネルの積極展開」と「企業向けの運営支援」という2つの柱で構成されており、それぞれに特化した体制を整備しています。具体的なサービス内容は以下の通りです。

1. 自社TikTok Shopチャンネルの構築・運営

自社商品およびパートナー商品の販売を目的とした、複数のTikTok Shopチャンネルを運営します。ライブ配信による販売力の最大化を目指し、商品ジャンル別に編成した専門のコマ―サー(Commerceライバー)を配置するとのことです。また視聴分析やクリエイティブ改善のPDCAサイクルを自社内で運用し、販売効率の最適化を進めていくということです。

2. コマ―サー(Commerceライバー)の育成

株式会社タイムチケット独自の教育プログラムを通じて、商品の魅力を効果的に伝えるスキルと視聴者を惹きつけるパフォーマンス力を併せ持つコマ―サーを育成します。これらのコマ―サーは自社配信だけでなく、運営支援案件においても即戦力として活用される予定だということです。

3. 他社向けTikTok Shop運営支援

ブランド企業やD2C事業者などのTikTok Shop参入を支援するサービスも提供します。具体的には、アカウント運営代行、コマ―サーの提案、ライブ戦略の企画・制作、販促コンテンツ開発など、企業ごとのニーズに応じて柔軟に対応していくとのことです。

今後の展望

株式会社タイムチケットでは、TikTok Shop運用事業を今後の中核事業の一つとして位置づけています。まずは自社主導によるライブコマースチャンネルの運営を大幅に強化していく方針だということです。具体的には、カテゴリ別専門チャンネルの展開、再生回数や購入率などのデータに基づく企画改善、人気コマ―サーの育成強化などに注力していくとのことです。

さらに、自社運営によって得た知見と実績をベースとした他社向けの運営支援も強化し、総合的なTikTokコマース支援企業としてのポジションを確立することを目指しているそうです。

TikTok Shopは、アプリ内で完結する新しいタイプのeコマースプラットフォームとして、特に若年層を中心に大きな可能性を秘めています。株式会社タイムチケットでは、これまでのライバーマネジメントで培ったノウハウと、1,000名を超えるライバー人材を活かし、この新しい市場に積極的に参入していくということです。

自社チャンネルの運営では、商品ジャンルごとに特化したコマ―サーを配置し、それぞれの商品特性に合わせた効果的な販売手法を展開するとのことです。また視聴データの分析に基づくコンテンツ改善を継続的に行うことで、常に高い成果を目指す体制を整えているそうです。

一方、他社向けの支援サービスでは、TikTok Shopへの参入を検討する企業に対して、アカウント設計から運用まで一貫したサポートを提供します。特に、効果的なライブ配信のノウハウや、視聴者を惹きつけるコマ―サーの起用など、同社ならではの強みを活かしたサービスを展開していく予定だということです。

TikTok Shopは2025年6月からの正式展開が予定されていますが、それに先駆けて準備を整えることで、市場形成の初期段階から優位なポジションを確立することを目指しているとのことです。特に、Z世代との親和性が高いTikTokプラットフォームにおいて、彼らの消費行動に適合したコマース展開は、今後のeコマース市場における重要な戦略となる可能性があります。

株式会社タイムチケットは、クリエイタープラットフォーム「TimeTicket」の運営やライバー事務所「TimeTicket Production」の展開を通じて、個人クリエイターの活躍を支援してきた実績があります。この経験を活かし、TikTok Shopという新たなプラットフォームにおいても、クリエイターとブランドをつなぐ重要な役割を担っていくことが期待されます。

同社の強みは、単なるTikTok Shopの運用代行にとどまらず、自社でも実践しながら得た知見と、1,000名を超えるライバーネットワークを活用した総合的なサポート体制にあるとのことです。これにより、TikTok Shopへの参入を検討する企業に対して、理論だけでなく実践に基づいた効果的な戦略を提案することが可能となっているということです。

株式会社タイムチケット 会社概要

名称 :株式会社タイムチケット
設立:2019年4月
代表者:代表取締役社長 各務正人
所在地:東京都渋谷区神宮前2丁目34番17号 住友不動産原宿ビル19F
事業内容:『個人が活躍できる社会』を目指して、個人の時間やスキルを売買できるシェアリングエコノミーサービス「Time Ticket」、ライブクリエイターをサポートする事務所「Time Ticket Production」、大手事業会社の新規事業を創出・支援する「CRiPT Consulting」を運営しています。

出典元:株式会社タイムチケット プレスリリース

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