
ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を展開する株式会社ZOZOは、約50%の省人化を目標とする新しい物流施設「ZOZOBASE習志野3」を開設することを発表しました。同拠点は2027年8月から段階的に稼働を始め、2028年10月に全面稼働する計画となっています。
新たに開設される「ZOZOBASE習志野3」は、稼働スタートから約13年を経過した「ZOZOBASE習志野1」の役割を引き継ぎ、最新設備で再構築される物流施設です。将来的な商品取扱規模の拡大を見据えた拠点として位置づけられており、人口減少による労働力不足という社会課題を背景に、さらなる自動化を進める設備投資や新しいオペレーションシステムの導入を通じて、約50%の省人化を達成することを目標としています。
また、新拠点で利用する電力については、他の物流拠点と同じく100%実質再生可能エネルギーを採用する計画です。これは同社の環境配慮への取り組みの一環として実施されるものです。
同社では既に自動化設備を先行導入した「ZOZOBASEつくば3」において、30%の省人化を実現しています。今回の新拠点ではこれを上回る効率化を図り、物流オペレーションのさらなる高度化を推進していく方針です。
なお、「ZOZOBASE習志野3」の開設に伴い、物流拠点の再編が行われます。「ZOZOBASE習志野1」の機能は新設される「ZOZOBASE習志野3」へ移行され、「ZOZOBASE習志野1」には「ZOZOBASE習志野2」の機能が移転します。これにより、「ZOZOBASE習志野2」は2028年3月末の契約期間満了をもって閉鎖される予定です。この再編による物流拠点の総数については、現段階では大幅な変動は想定されていないとのことです。
株式会社ZOZOは、今後も事業基盤を支える物流拠点の進化を通じて、企業理念である「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。」の実現に向けて取り組んでいくとしています。
ZOZOBASE習志野3の施設概要
新設される「ZOZOBASE習志野3」の詳細は以下の通りです。
物件名は「習志野LCⅡ」で、所在地は千葉県習志野市茜浜3丁目34番となっています。敷地面積は57,080平方メートル、延床面積は133,623平方メートルの規模を誇ります。建物は地上5階建の構造で、竣工は2027年2月を予定しています。
稼働スケジュールとしては、2027年8月より一部機能の稼働を開始し、2028年10月より本格的な全面稼働を開始する計画です。使用電力については、100%実質再生可能エネルギーを導入する予定となっており、環境への配慮も重視した施設運営が行われます。
物流自動化による省人化の取り組み
今回の新拠点開設における最大の特徴は、約50%という高い省人化目標を掲げている点です。これは同社がこれまでに取り組んできた物流自動化の実績を基に、さらに進化させた取り組みとなります。
同社が2023年11月に本格稼働を開始した「ZOZOBASEつくば3」では、自動化設備の導入により30%の省人化に成功しており、この実績が新拠点の計画にも活かされています。新拠点ではこれを大きく上回る50%の省人化を目指すことで、人口減少社会における労働力不足への対応と、業務効率の大幅な向上を両立させる狙いがあります。
自動化設備への投資と新たなオペレーション手法の導入により、より少ない人員で効率的な物流業務を実現し、将来的な事業成長を支える基盤を構築していく計画です。
環境配慮への取り組み
株式会社ZOZOは環境への配慮にも積極的に取り組んでおり、2025年11月5日付のプレスリリースで全拠点において100%実質再生可能エネルギーを導入することを発表しています。新設される「ZOZOBASE習志野3」においても、この方針に沿って100%実質再生可能エネルギーを使用する計画となっており、持続可能な事業運営を推進しています。
このように、業務効率化と環境配慮の両面から物流拠点の進化を図ることで、同社は長期的な企業価値の向上を目指しています。
出典元: 株式会社ZOZO











