株式会社アンド・ディ、Webサービス「ニーヨン」でパッケージデザインテストの提供を開始

株式会社アンド・ディは、2024年5月15日よりWebサービス「ニーヨン」(β版)において、新たに商品パッケージデザイン案を評価する「パッケージデザインテスト」の提供を開始することを発表しました。このサービスは、ニーヨンが提供する6つ目のメニュー(パッケージ)となります。

パッケージデザインテストでは、Webサイト上で簡単な設定を行うだけで、通常24時間後には評価レポートをダウンロードすることが可能となり、新商品開発やリニューアルなど多くの場面での活用が期待されています。

ハイスピード&低コストで調査会社ならではの高品質レポートを提供

「パッケージデザインテスト」は、これまでニーヨンのユーザーから多くの要望が寄せられていたテーマだということです。パッケージデザイン制作の現場では、タイトなスケジュールや予算の制約により、十分に消費者の評価を確認しながら進めることが難しい状況がしばしば発生しているとのことです。

ニーヨンでは、Webサイト上でわずか5分程度の簡単な設定をするだけで、通常24時間後にはパッケージの評価レポートをダウンロードすることができます。これにより、新商品開発やリニューアルなど、さまざまな場面で効率的に消費者の声を取り入れることが可能になります。

サービス概要

・対象:消費財一般のデザイン案(1~4案)
・期間:通常24時間以内
・費用:14.6万円~(1案での最小構成)
・回答者:消費者アンケートモニター(性別・年齢・居住地、商品購入等の条件を設定可能)
・設問数:本調査9問(各デザイン案個別評価モナディック形式)
・アウトプット:PowerPointレポート(デザイン案3案の評価で45ページ程度)、Excel集計表

パッケージデザインテストの3つの特長

特長1:分かりやすいレポート

結果レポートはPowerPoint形式で自動作成され、ユーザーに提供されます。「まとめページ+詳細結果」という構成になっており、受容性の理由や印象についてのテキスト回答も掲載されています。調査の経験が少ない方でも、手間をかけずに簡単に結果を把握・共有することができる点が大きな特徴です。

特長2:必要な評価指標をカスタマイズ聴取

パッケージ評価に必要な様々な指標があらかじめ用意されています。受容性レベルの確認、各部分要素の評価、商品コンセプトとの合致度などの評価指標が標準で提供されるほか、目的に合わせた指標を選択したり、自由に設定したりすることも可能です。また、評価の段階数を変更するなどのカスタマイズにも対応しています。

特長3:最新のテキスト生成AIの活用

レポート作成やアンケート設定画面において、テキスト生成AI(LLM)が活用されています。レポートでは受容性の理由や印象についてのテキスト回答を自動で分類し、グラフ化して出力します。これにより、より深い洞察を効率的に得ることができます。

「ニーヨン」について

「ニーヨン」は、マーケティングリサーチのテーマを選ぶだけで、アンケートの設計から消費者パネルへのアンケート配信、レポートの作成までが自動化されたリサーチパッケージを提供するWebサービスです。Webサイト上で5分程度の簡単な設定をするだけで、通常24時間後にはPowerPointの結果レポートをダウンロードできる点が最大の特徴です。

提供スピードやコスト削減による効率化はもちろん、調査会社の知見にもとづいたパッケージ形式で提供されるため、調査の経験が少ない方にも安心して利用できるサービスとなっています。

ニーヨンのサイトでは、各種サンプルレポートや調査画面例を確認することができます。また、初回アンケート実施時には株式会社アンド・ディのスタッフによる無料サポートも行われているため、安心して利用を開始することができます。

株式会社アンド・ディについて

株式会社アンド・ディ(東京都港区、代表取締役:佐藤哲也)は、実績20年の「リサーチコンシェルジュ」として、フルサービスの調査を年間約150本実施し、多様なマーケティングニーズに伴走しています。

AI(人工知能)・BI(ビジネスデータ統合)・集合知(Collective Intelligence)などのテクノロジーに対応したデータ取得・活用を支援する研究開発を行っており、パネルリサーチからAI処理やデータクローリングまで、クライアントのあらゆるデータ分析・処理ニーズに対応しています。

「パッケージデザインテスト」は、企業のパッケージデザイン制作プロセスを大きく効率化する可能性を秘めています。特に、スピーディーな市場投入や複数デザイン案の評価が必要なケースでは、従来の調査手法に比べて大きなメリットを提供するでしょう。

今回のサービス提供開始により、パッケージデザインの現場における意思決定の品質向上と効率化が期待されます。また、消費者の声をより手軽に取り入れることができるようになるため、市場で受け入れられやすい商品パッケージの開発につながることが期待されます。

マーケティングリサーチ業界では、デジタル技術の進化とともに、より速く、より低コストで、より高品質なインサイトを提供するサービスへの需要が高まっています。「ニーヨン」の「パッケージデザインテスト」は、まさにこうした市場ニーズに応える形で提供される新たなソリューションと言えるでしょう。

今後も株式会社アンド・ディでは、マーケティングリサーチの自動化・効率化を進めながら、クライアントのビジネス成功に貢献するサービス開発を続けていくことが予想されます。

出典元:株式会社アンド・ディ プレスリリース

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