株式会社ラクーンフィナンシャル(本社:東京都中央区、代表取締役社長:秋山 祐二)が、同社が提供している企業間決済サービス「Paid(ペイド)」の購入会員数が50万社を突破したことを発表しました。BtoB取引における後払い決済の普及とともに、着実に利用企業を増やしています。

「Paid」は、企業間取引で発生する後払い決済における与信管理や請求書発行、代金回収などの請求業務を全て代行するフィンテックサービスです。2009年に日本初のBtoB専門決済サービス「SDペイメント」として提供を開始して以来、「決済を理由にビジネスが止まらない世界」の実現を目指して、サービスの拡大を続けてきました。

近年の人手不足やデジタル化促進の流れを背景に、ECや店舗を展開するWebサービス、卸・販売業、アパレル・雑貨、家具、印刷通販など様々な業種での導入が進んでいます。導入企業の増加に伴い、「Paid」を利用できる場も広がり、このたび会員数は50万社を突破したことが明らかになりました。

「Paid」を利用する購入会員の5つのメリット

企業間取引における後払い決済サービス「Paid」を利用する購入会員には、以下の5つのメリットがあります。

①キャッシュフローが安定する

「Paid」を利用することで後払いでの取引が可能になるため、毎月のキャッシュフローを安定させることができます。資金繰りに悩む中小企業にとって大きなメリットとなります。

②口座振替が使える

振込の手間がなくなるだけでなく、うっかりした振込忘れも防止でき、経理処理の効率化につながります。定期的な支払い管理の負担が軽減されます。

③ネットで確認できる

専用ページから利用履歴の確認や請求書のダウンロードがいつでも可能です。取引状況を常に把握できるため、経理業務の透明性が向上します。

④増額できる

取引実績に応じて利用可能金額が増加するため、取引金額が増えても安心して事業を拡大できます。成長する企業にとって柔軟に対応できる仕組みとなっています。

⑤資金繰りが改善する

請求書をクレジットカード払いに変更することで、支払いを最大60日間先延ばしにすることが可能です。これにより、企業の資金繰りに余裕が生まれます。

企業間取引では後払い決済(掛け払い/請求書払い/BNPL)のニーズが高く、売上拡大に必須の決済手段となっています。しかし、自社で後払い決済を運用するには、請求業務にかかる手間やコスト、未回収が発生するリスクといった課題があり、導入のハードルが高いのが現状です。

「Paid」を導入することで、加盟企業にとっては請求業務や未入金のリスクがなくなり、取引先企業はキャッシュフローが安定するというメリットが生まれます。決済にかかる負担をなくし、本来の取引業務だけに集中できる環境を「Paid」は創出しています。

同サービスは、2009年に日本で初めてのBtoB専門決済サービス「SDペイメント」として提供を開始し、2011年に企業間決済「Paid」へとリニューアルしました。「請求にかかっていた手間や時間が削減されて、本来の業務に集中できる」「未回収リスクがないので、新規顧客とも積極的な取引ができる」と評価され、現在は累計契約社数シェアNo.1※の企業間決済サービスとして5,500社以上の企業に導入されています。また、一般社団法人Fintech協会に加盟しており、業界での信頼性も高いサービスです。

※日本マーケティングリサーチ機構「企業間後払い決済サービスにおける実態調査(2021年9月実施)」より

今後について

ラクーンフィナンシャルでは、今後も「Paid」を導入企業・購入会員双方にとって、より使いやすいサービスとなるよう、機能拡充や改善を進めていく方針を示しています。企業間決済の課題解決と、ビジネスの円滑化に貢献していくことが期待されます。

会社概要

株式会社ラクーンフィナンシャル

代表者 :代表取締役社長 秋山 祐二
所在地 :東京都中央区日本橋蛎殻町1丁目14番14号
設立 :2010年10月
資本金 :490,000千円

「Paid」を通じて、企業間取引における決済の課題を解決し、ビジネスの効率化と成長を支援する取り組みは、今後もますます重要性を増していくことでしょう。先進的なフィンテックサービスの普及により、企業の経営効率化やキャッシュフロー改善が進むことが期待されます。

出典元: 株式会社ラクーンフィナンシャル プレスリリース

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