株式会社ニュートラルワークスの業務におけるAI活用調査結果

デジタルマーケティングを専門とする企業、株式会社ニュートラルワークス(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役:三木五月)が、会社員100名を対象にAIの業務利用状況についての調査を行いました。

調査結果サマリー

・業務でAIを利用している人は16%

・AIを活用している人が多い領域は「データ分析・レポートの作成」

・AIを使用していない人の理由は「AIが業務に向いていない」という意見

・AI導入に期待されるのは「業務の効率化」

・AI使用時の不安要素は「提供される情報の正確性」

調査背景

AIの業務適用が進む中で、ビジネスパーソンたちがどのようにAIを活用し、その恩恵を受けているのか明らかにするために本調査が実施されました。

調査概要

・調査期間:2025年2月19日〜20日

・調査手法:インターネット調査

・調査地域:全国

・調査対象:企業に勤める会社員

・サンプル数:100名

調査詳細

Q. 現在、業務でAIを利用していますか?

AI活用状況に関する調査

調査対象の会社員に、業務にAIが利用されているか質問したところ、「はい」と回答したのは16%でした。AIは企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を促進する革新的な技術と期待されているものの、実際の活用ではあまり進んでいないことが明らかになりました。

Q. 業務内でAIを活用している方に伺います。具体的にはどのような場面で使用していますか?

AI利用場面

業務でAIを活用していると回答した方に具体的な利用状況を尋ねたところ、「データ分析・レポート作成」が68.8%と最も多く、次いで「プレゼン資料・企画書作成」が50%、「記事・コンテンツ作成」が31.3%という結果でした。AI利用は高度な技術に依存せず、比較的簡単に扱える分野での活用が中心であることが伺えます。

Q. AIを業務で活用していない理由は何ですか?

AI未活用の理由

AIを活用していない理由について尋ねたところ、「必要性を感じない」が35.7%、「AIが業務に向いていない」が33.3%という結果でした。特に機動力を求められる業種や対人スキルが必要な接客業では、依然として人間が行うべき作業が多いとされています。また、「使い方が分からない」が21.4%、「AIの精度が不安」との声も14.3%寄せられました。

Q. AIを業務で活用する際に期待することは何ですか?

AIの期待効果

AI導入に期待することについては、「業務の効率化」が最も多く40%に達しました。この結果は、AIを利用することで業務が効率化され、企業の労働力不足問題が解消されるとの期待感を示しています。さらに、「ルーチンワーク削減」が22%、「コスト削減」が18%という回答も見受けられました。

Q. AI活用時に感じる不安は何ですか?

AI活用時の不安

AI使用時の不安について尋ねたところ、「AIが提供する情報の正確性」が44%、「AI出力の精度」が32%との結果が得られました。業務効率を高めるためにAIを積極的に利用したい一方で、精度への信頼性が低いため慎重な姿勢が見受けられます。さらに、「著作権やコンプライアンスの問題」が22%、「仕事が奪われるのではないか」という懸念も14%ありました。

調査結果のまとめ

調査からはAIを業務で活用する人々が効率化やクリエイティブ作業の支援にAIを効果的に利用していることが判明しました。AIの導入は業務の効率化やコスト削減だけでなく、企業内の労働力不足に対する解決策として期待されています。しかし、AIを使用しない人々はその精度に対する不安や業務適合性への疑念を示しており、多くの人が「AIの出力を業務でどう活用するか」という課題を抱えていることも浮き彫りになりました。

出典元:株式会社ニュートラルワークス プレスリリース

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