株式会社COUNTERWORKS（本社：東京都港区、代表取締役CEO：三瓶 直樹、以下「カウンターワークス」）が、生成AI技術を利用して商業不動産のデジタル化を進め、新たなインフラを創造する取り組みの一環として、専門組織「akinAI STUDIO（読み：アキナイスタジオ、責任者：CTO 徳永 岳史）」の設立を発表しました。
設置の背景
商業不動産業界は、業務のデジタル化が遅れている現状や、労働力不足、業務の属人化など、一連の構造的課題に直面しています。最近の生成AI技術の進展に伴い、業界全体で業務効率化や意思決定の質向上が進んでいるものの、商業不動産セクターには未だ大きな最適化の余地があります。
カウンターワークスは創業以来、生成AIを活用したデータ解析やプロダクト開発に焦点を当ててきました。新たに設立した「akinAI STUDIO」は、生成AIとデータの高度な活用を通じて、商業不動産業界の課題を解決し、企業のビジョンである「すべての商業不動産をデジタル化し、新たな商取引の基盤を創る」を実現するための機関として機能します。
※「商い」と「AI」を組み合わせた造語です。
CTO 徳永氏のコメント
デジタル化とAIの活用が進む一方で、商業不動産業界では依然として伝統的な業務プロセスにおいて人的な判断が多く、それに伴いデータの蓄積や活用が不十分な現状があります。出店候補の選定や商圏分析、売上予測、リース業務などは今も経験則に依存しており、持続可能なビジネスモデル構築に向けた新たなアプローチが求められています。
新たに設置された専門組織は、業務の効率化を図るだけでなく、データとAIを活用して商業不動産における意思決定そのものを進化させることを狙っています。AIによる高度なデータ分析や予測が実現することで、スタッフがより創造的で価値のある判断に集中できる環境を作ることが重要です。
カウンターワークスは、技術を駆使して業界に最適な未来を提示し続けます。AIが社会の基盤となる時代において、商業不動産はどのように進化すべきか、その答えを技術と実装を通じて示していく所存です。
我々は生成AIを駆使し、商業不動産業界の革新と持続的成長に向けた活動を加速させていきます。
AI活用に課題を抱える商業施設を支援
カウンターワークスでは、商業施設の運営や店舗開発に関連する生成AIの研究開発を行い、商業不動産に関わる皆様に寄り添い、新たな可能性を切り開くための支援を行っていく考えです。
出典元：株式会社COUNTERWORKS プレスリリース
