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おしゃれと防寒、あなたはどちらを重視しますか?
寒冷な季節におけるファッションは常に「防寒とスタイルの両立」が課題として浮かび上がってきています。
コートやマフラーを重ねることで暖かく保つことができますが、その結果スタイリッシュさが失われがちです。逆に、トレンドに寄せすぎると寒さが身に堪え、冷えに耐えられないこともあります。
このような背景の中、株式会社NEXERは、ブランド古着や宅配買取を手がけるサイト『リシャール』と協力し、全国の50代以下の男女500人を対象に「冬のファッション」に関する調査を行いました。
「冬のファッションに関するアンケート」調査の概要
調査期間:2025年2月4日 ~ 2月9日
調査機関:株式会社NEXER(自社調査)
集計対象:全国の50代以下の男女
有効回答:500サンプル
調査方法:インターネット調査
質問1:冬のファッションで寒さを我慢してコーデすることはありますか?
質問2:その理由について教えてください。
質問3:冬のファッションに関し、「寒くても自分がしたいファッション」と「とにかく寒くならないファッション」のどちらが好みですか?
質問4:寒さを我慢してファッションを選んだ際に、後悔したことはありますか?
質問5:その後悔の内容は何ですか?
質問6:寒さを避けるためのファッションを選んだ結果、後悔したことがありますか?
質問7:その後悔について教えてください。
※原則として、小数点以下第2位は四捨五入されていますので、合計が100%にならない時があります。
寒さを我慢したくない女性が71.6%、男性は88.4%
まず最初に、冬のファッションにおいて寒さを我慢することがあるかどうかを男女別に尋ねました。

女性で71.6%、男性で88.4%が「冬のファッションで寒さを我慢することは『あまりない』または『全くない』」と回答しています。
その理由についても尋ねてみたところ、一部の意見を以下に示します。
冬のファッションにおいて寒さを我慢することが「とてもある」と答えた理由
・スカートが好きだから、寒風の中でも自分の好きな服装をしたいと思う。(20代・女性)
・良いスタイルを見せたいので薄着になる。(20代・女性)
・見た目を重視している。(40代・男性)
冬のファッションにおいて寒さを我慢することが「ややある」と答えた理由
・可愛い服を着たいと思うから。(10代・女性)
・好きな服を着ることで気分が上がるから。(20代・女性)
・寒さ対策を重視するとオシャレさが失われるから。(20代・女性)
・かっこよく見せたいし、理想の人に振り向いてもらいたいから努力したい。(30代・男性)
冬のファッションにおいて寒さを我慢することが「あまりない」と答えた理由
・基本的には防寒を重視している。(10代・女性)
・寒さをしのぎつつ好きなコーデができる。(10代・男性)
・寒さに耐えられなくなったから。(20代・女性)
・冷えてしまうのは辛いので、寒すぎると楽しめなくなる。(20代・女性)
・身体を冷やすことは良くない。ファッションは優先しない。(30代・男性)
・健康を損ないたくないので機能性を重視したい。(30代・女性)
冬のファッションにおいて寒さを我慢することが「全くない」と答えた理由
・寒がりなので無理をして着飾るつもりはない。(10代・女性)
・ファッションに特にこだわりがない。(10代・男性)
・寒いと外に出る気力を失う。(20代・女性)
・ファッションへの興味が薄く、保温できれば十分。(20代・男性)
・身体が冷えるとすぐにトイレに行きたくなる。(30代・女性)
・風邪を引くことが最も困る。(30代・女性)
・寒さに我慢ができない。(30代・女性)
・見た目は重視しない。防寒が最優先。(30代・男性)
女性76.4%、男性90%が「寒さを避けるファッション派」
続いて冬のファッションに関して、「寒くても自分のしたいファッション」と「とにかく寒さを避けるファッション」、どちらを選ぶか尋ねました。

その結果、女性の76.4%、男性の90%が「寒くならないようなファッションを選ぶ」と回答しました。
半数以上が寒さを我慢したファッションを後悔
また「寒くても自分がしたいファッション」を選んだ方々に、寒さを我慢した結果に後悔したことがあるかを尋ねました。

57.1%以上が「寒さを我慢したファッションを選んだ結果、後悔したことがある」と回答しました。
具体的には、どのような後悔が挙げられたのか、一部を以下に紹介します。
寒さを我慢したファッションを選んだ結果、どのような後悔をしたのか?
・寒くて本当に辛かった。(10代・女性)
・寒さのために会話に集中できなかった。(20代・女性)
・脚を出すファッションを選んだ結果、寒さで歩くのが苦痛になった。(20代・女性)
・寒すぎて外出が憂鬱になった。(30代・女性)
・旅行などで長時間外にいる際に風邪を引きそうだった。(30代・女性)
・実際に風邪を引いたことがある。(40代・女性)
「体が冷えて辛かった」「風邪を引いてしまった」など、様々な後悔の声が聞かれました。
寒くならないファッションに後悔あり
一方で「寒くならないファッション」を選んだ結果、後悔したことがあるかを尋ねたところ、12.7%が「ある」と答えています。

どのような後悔があったのか、一部の意見を紹介します。
寒くならないファッションの結果、どのような後悔があったか?
・ダサいと評判だった。(10代・男性)
・周囲から浮いてしまった。(20代・女性)
・もこもこの服装で太って見えた。(20代・女性)
・もっと防寒するべきだったと後悔した。(40代・女性)
「着膨れしてしまった」といった意見や、「もっと寒さ対策をした方が良かった」といった後悔の声も少なからず寄せられました。
まとめ
今回は「冬のファッション」に関するアンケート結果を報告しました。
女性の71.6%、男性の88.4%が、寒さを我慢してファッションを選ぶことは「ない」と述べており、多くの人々が冬のスタイルにおいて「防寒を最優先に考える」姿勢が伺えます。
特に男性の約90%が防寒を重視し、女性でも70%以上が同様の意向を示しています。
近年、保温性に優れたオシャレなアイテムが続々と登場しており、快適にお洒落を楽しむための工夫が進んでいます。
今後は「暖かさ」と「スタイル」を両立させた冬ファッションがますます注目されることでしょう。
出典元:株式会社NEXERとリシャールによる調査
リシャール URL:https://www.reshal.jp/