
株式会社クロス・マーケティング(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:五十嵐 幹)が実施した「100円ショップ(均一価格ショップ)に関する調査(2025年)」の結果が発表されました。この調査は、全国の20歳から69歳の男女を対象に行われ、物価高騰の影響を受ける中で、100円や300円といった手頃な価格の商品が揃う価格均一ショップに関する利用状況や印象を探るものでした。
調査結果
価格均一ショップを月1回以上利用する人は68.0%に達しています。
特に20代から30代では「週1回以上」の利用者が約2割にのぼり、高頻度の利用が確認されています。<図1>

代表的な購入商品には「文具・事務用品」「キッチン用消耗品」「掃除用具」があり、逆に購入しない商品としては「美容・コスメ用品」「食品」「衣料品」が目立ちました。<図2>

価格均一ショップへのイメージとしては、「多様な商品があり、店内を巡るのが楽しみ」という意見が最も多く、続いて「耐久性が低く、すぐに壊れる」といった否定的な印象も見受けられます。
特に女性には「店内を巡るのが楽しい」「必要なものはまずここで探す」といった意見が多く、目的がなくても買い物を楽しむ傾向が顕著です。<図3>
1,000円以上の価格でも興味を持つ商品については、「一般的な店舗よりお得と感じる」「他にはない特徴がある」「良質な素材が使用されている」との声が高く評価されますが、「高額な商品には興味がない」との回答も約3割を占めています。<図4>

また、「買って良かった」と評価される商品には「専門店並みの品質」「長持ちした商品」があげられる一方、「購入して失敗した」との意見には「スーパーやホームセンターの方が安かった」「すぐに壊れた」といった声が寄せられています。<図5>

調査項目
□属性設問
□価格均一ショップの利用頻度
□価格均一ショップで購入するもの・購入しないもの
□価格均一ショップのイメージや利用の仕方
□1,000円以上の価格でも興味がある商品
□価格均一ショップで買って良かったもの・失敗したもの
調査概要
調査手法 :インターネットリサーチ(クロス・マーケティング セルフ型アンケートツール「QiQUMO」を使用)
調査地域 :全国47都道府県
調査対象 :20~69歳の男女
調査期間 :2025年1月31日(金)~2月2日(日)
有効回答数:本調査で1,100サンプルを取得
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります。
出典元:株式会社クロス・マーケティング プレスリリース