ECプラットフォームTemuが日本市場への招待プログラムを開始、国内事業者の新顧客開拓を支援

ECプラットフォームTemuが、日本国内の販売事業者を対象とした新たなオンラインマーケットプレイスへの招待プログラムを始めました。このプログラムは、日本の商品を幅広く消費者に提供し、国内の事業者が新たな顧客開拓を支援することを目的としています。

現時点での参加は招待制であり、国内に登記があり、在庫を国内に保有する事業者が対象となっています。この制度により、国内倉庫からの迅速な商品の発送が可能になり、大型商品を含む多様な商品を販売できるようになります。

Temuの広報担当者は、「Temuは何百万人もの新規顧客に直接アクセスできる機会を提供します。また、国内の販売事業者が参加することで、消費者は好みの日本の商品をTemuで簡単に購入できるようになります」と述べています。

さらに、Temuの「Local-to-Local」モデルは、米国、メキシコ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、オランダ、スペイン、ベルギー、オーストラリア、ポーランド、チェコ、ハンガリー、ルーマニア、スウェーデンなど、さまざまなマーケットでも展開されています。新たに参加した販売事業者の50%以上が、登録から20日以内に初回の販売を達成しており、これは事業者が新しいビジネスチャンスを得ると同時に、消費者に迅速に商品を届けることができることを示しています。

2022年9月にサービスを米国で開始して以来、Temuは急速に人気を博し、現在では北米、ヨーロッパ、中東、アフリカ、アジア、オセアニアを含む80以上の国で利用されています。日本では2023年7月にサービスが始まり、効率的なサプライチェーンを通じてさまざまな商品を豊富に取り揃え、価格面でも好評を得ているとのことです。

Appleが2024年12月に発表したデータでは、Temuが2024年に日本で「最も多くダウンロードされた無料iPhoneアプリランキング」で第2位に入順位し、また2024年11月に「日経トレンディ」が選出した「2024年ヒット商品ベスト30」でも第9位に選ばれました。これは、オンラインマーケットプレイスとしては唯一のランクインとなります。

また、SimilarWebによると、2024年8月時点でTemuは全世界で6億8440万回のアクセスを記録し、世界で2番目に訪問者数の多いEコマースサイトとなっています。

■Temuについて

Temuは、消費者と世界中の数百万の販売事業者、メーカー及びブランドを繋げるオンラインマーケットプレイスで、2022年9月に米国でサービスを開始しました。Temuは、消費者と販売事業者がより良い環境で商品を取り扱えるよう、手頃な価格で質の高い商品提供に努めています。

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