株式会社イングリウッド、中国に現地法人を設立　リテールDX事業の拡大を目指す

2025年1月9日 2025年1月9日

コマースピック編集部　プレス配信チーム

リテール業界のデジタルトランスフォーメーション（DX）を支援している株式会社イングリウッドは、2024年12月19日に中国・上海に現地法人「上海英格伍德商业有限公司」を設立することを報告しました。

中国現地法人設立の背景

イングリウッドは、約20年間にわたり食品、ビューティー、ヘルスケア、生活雑貨、アパレルなどの商品の企画や販売を行っており、EC分野での豊富な知見、データ、インフラを蓄積しています。これらのスキルやノウハウを活用し、リテール事業者やメーカーが直面する販売課題に対するソリューションを提供しています。最近では、冷凍おかずの定期便サービス『三ツ星ファーム』を展開するなど、自社ブランドの設立を強化し、クライアントサポートの分野を拡大中です。

海外戦略としては、2005年の設立以来、アメリカを中心に商品の仕入れと卸売を行ってきました。また、2008年からは香港向けにECおよび卸販売を開始しました。2015年からは海外ブランドに対するライセンス事業にも着手し、国内外で商品販売を推進しています。

特に中国市場では、2018年から国内向けに商品の販売を開始し、これまでの販売実績を踏まえて事業の拡大を図るために、新たに現地法人を設立する運びとなりました。

今後は、中国市場のニーズを深く理解し、商品企画・開発、マーケティング、プラットフォーム運用、フルフィルメント、店舗卸などのサービスを、日本と同様に中国でも展開していく方針です。

引き続き、イングリウッドでは国内外を問わず優れた商品を提供し、より多くのお客様の生活を豊かにすることを目指しています。