法人向け撮影サービス「PIXTAカスタム」を運営するピクスタ株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長:古俣大介、東証グロース:3416)が、ビジネスパーソンを対象にした『人物モデルを起用した撮影実態調査』の結果を発表しました。
<調査概要>
調査名:人物モデルを起用した撮影に関する実態調査
調査期間:2024年10月31日〜2024年11月1日
調査方法:インターネットによるアンケート
回答人数:352名
※代理店・制作会社を除く事業会社に勤務し、企画・デザイン・広告宣伝・販促・営業・広報などの業務に当たるビジネスパーソン
この記事の目次
■ 調査結果サマリー
● 約80%が仕上がりのイメージに「ズレがある」と答え、課題はクオリティの担保
● 撮影した写真・動画の使用期限は1年が最多、75.28%が3年以内の使用期限
● 約90%の respondents が使用期限に課題意識を持つ。更新料等のコストや期限の管理が問題
● 約80%が使用媒体の制限を課題とし、その中で約70%が調整の手間を感じる
● 「使用期限なしで使用できる撮り下ろし写真」の需要は92.24%で、コスト削減・効率化に期待が寄せられる
■ 仕上がりのイメージに約80%が「ズレがある」と回答、課題はクオリティの担保
撮影した写真・動画の仕上がりと元々のイメージとのズレについて調査した結果、「よくある」と「まぁまぁある」を合わせて80.2%のビジネスパーソンがそのように感じていることが確認されました。

イメージのズレに関しては、「クオリティ」が48.39%で最も多く、次いで「ボリューム」(26.88%)、「テイスト」(21.15%)という結果が出ています。

撮影を担当するカメラマンのポートフォリオを事前に確認できるものの、環境の違いにより確認した作品と一致しないことが撮影の難しさの一因です。
クリエイティブ制作は個々のセンスや好みに影響されやすく、また言語化が難しいため、「イメージと異なる」という問題が生じる傾向があります。
■ 撮影した写真・動画の使用期限について
人物モデル使用による撮影に関する使用期限についての調査で、最も多かったのは「1年」で23.85%を占め、この結果、1年未満の使用期限が約50%、75%が3年以内となることが示されました。

被写体となった人物モデルの使用期限についても、約半数が1年以内であることが回答され、映像コンテンツの使用期限はモデルの期限と相関関係にあることが分かりました。

■ 約90%が使用期限に課題意識を持つ。更新料金や期限管理の問題
映像の使用期限に関する意識を調査したところ、「ある」と答えたのが46.67%、また「どちらかと言えばある」が42.46%で、合計89.13%のビジネスパーソンが使用期限に何らかの課題を感じていることが明らかになりました。

具体的には、「使用期限の延長や更新料金の負担」が73.62%で最多、続いて「使用期限の管理」に対し47.64%が課題を感じています。
どの媒体でどのデータをいつまで使用できるかを把握するのは手間がかかり、更新手続きの負担を感じるユーザーが多くいることが分かります。

■ 約80%がメディア制限に課題あり、約70%が調整の手間を実感
撮影した映像・写真の使用媒体に関して79.04%のビジネスパーソンが課題を感じるという結果が得られました。

課題の具体的な内容としては「使用媒体を拡大する際の権利者への確認や調整作業」が最も多くを占め、70%を超える結果が得られ、「使用媒体の管理」も多くのビジネスパーソンが課題に感じています。

■ 92.24%が「使用期限がない撮り下ろし写真」に期待。コスト削減に寄与する可能性
外注した写真・映像に関する課題について、「使用期限なしで利用できる撮り下ろし写真があれば、業務の役に立つか?」と尋ねたところ、「とてもそう思う」と45.11%、また「どちらかというとそう思う」と47.13%が回答し、合計92.24%がその重要性を認識しています。

「使用期限なしで使用できる撮り下ろし写真」のメリットに関して、77.57%が「コスト削減」、さらに46.73%が「業務効率化や工数削減」と回答しており、こうしたニーズに対し「使用期限なしの撮り下ろし写真」が最適な解決策として考えられています。

■ ストックフォトの「使用期限なし」を応用したPIXTAクオリティの撮影サービス
国内最大のストックフォトサイト「PIXTA」が展開する法人向け撮影サービス「PIXTAカスタム」は、企業が必要とする写真・動画を「使用期限なし」で撮影し、「イメージ通り」に提供することが特長です。
PIXTAが持つ約1億点のイメージをもとに、微細な要素を捉え、約20年の経験に裏打ちされた撮影ノウハウを駆使し、高品質なコンテンツの提供を目指します。
ストックフォトの「一度購入したら期限なく使える」仕組みを実現するために、柔軟な肖像権使用契約が可能な独自のモデルネットワークを駆使し、無制限にモデルを使用した撮影が実現します。
これまでのストックフォト事業での経験を元に、ニーズに応じた高品質な写真や動画の企画・撮影・納品を行います。

■ PIXTAについて
PIXTAは、プロとアマを問わず、自ら制作した写真・イラスト・動画・音楽をネットで売買できるデジタル素材のマーケットプレイスとして2006年に設立されました。日本文化に関連する画像・動画素材において、国内最大のデジタル素材サイトとして評価されています。
さらに法人向けには出張撮影サービス「PIXTAオンデマンド」や、撮影に関する全てを提供する「PIXTAカスタム」といったサービスを展開し、企業の多様なビジュアルニーズに応じています。

出典元: ピクスタ株式会社 プレスリリース