技研商事インターナショナル株式会社(名古屋本社:愛知県名古屋市、東京本社:東京都新宿区、代表取締役:小嶌 智海、以下「技研商事」)は、商圏分析やエリアマーケティングに特化したGIS(地図情報システム)「MarketAnalyzer🄬 5」の新しいパッケージとして、顧客のペルソナやインサイト分析、エリア販促に資するデータや機能を強化した「MarketAnalyzer® Insight」の提供を2025年1月15日より開始することを発表しました。
この新しいパッケージは、ライフスタイルや価値観が多様化する現代において、顧客や生活者のインサイトを把握することが難しいと感じるユーザー企業のニーズに応える形で開発されました。特に、広告代理店や事業会社の販促部門、CRM(Customer Relationship Management)マーケターにとって有益な情報を提供する仕様となっています。今後も、顧客や生活者の理解を深めるためのデータや機能の追加が見込まれています。
■「MarketAnalyzer® Insight」における顧客分析とエリア販促の強化ポイント
(1)顧客の理解度向上を目指すマーケティングリサーチ会社のサイコグラフィックデータを追加
・消費者ライフスタイルデータの標準装備
楽天インサイト株式会社が収集した、消費者の大規模アスキングビッグデータを小地域単位で分析・把握するために、技研商事が加工・編集した「消費者ライフスタイルデータ」。このデータはBtoC企業において顧客ペルソナの把握や広告・販促計画に広く利用されています。
本パッケージでは、生活意識や購買傾向を反映した3種類の消費者ライフスタイルデータ(生活意識データ、購買カテゴリーデータ、デジタルメディアデータ)を標準装備しています。これにより、国勢調査などの統計データを基にしたデモグラフィック分析と組み合わせて、サイコグラフィックな側面からも顧客のインサイトを把握することが可能となります。

(2)GISと連携した新しいジオターゲティング広告配信プラットフォームの提供
「MarketAnalyzer® 5」で分析した精緻な販促最適エリアを、ターゲットエリアとして指定可能なジオターゲティング広告の配信を行う「MarketAnalyzer® Ads」と連携させることで、プロモーション施策のPDCAサイクルを円滑に実行できる環境を提供します。

■ジオターゲティング広告配信プラットフォーム「MarketAnalyzer🄬 Ads」の特徴
商圏分析・エリアマーケティング用GIS「MarketAnalyzer® 5」を用いて、精緻に分析された販促エリアをそのまま広告配信エリアとして町丁目単位で指定できます。広告運用や効果測定も一貫して行えます。
■商圏分析・エリアマーケティング用GIS「MarketAnalyzer🄬 5」について
「MarketAnalyzer🄬 5」は、居住地エリアやベッドタウンの調査を支援する国勢調査のデータや、繁華街の解析に役立つ昼間人口データや商業統計など、幅広いデータを搭載しています。1st Partyデータや3rd Partyデータのインポートが可能であり、複数のデータをクロス分析できる高性能な商圏分析・エリアマーケティング用GISです。この製品は30年以上にわたり2,000社を超える企業に導入されており、DX時代に求められる複合的なデータ分析を実現します。
出典元: 技研商事インターナショナル株式会社