◼︎STORES 予約の導入と効果について
SHIPSは新型コロナウイルスの影響に対応する形で、STORES予約を導入し、「オンライン接客」と「来店予約」サービスをスタートしました。コロナ禍における来店予約の必要性は、パンデミック後も続いており、顧客からは「混雑を避けながら、1対1の高品質な接客を受けられる」と評価されています。その結果、来店予約数は増加し、「顧客の要望を理解し、満足度向上につながる接客」が実現しました。来店予約を利用する顧客の平均購入率は通常の来店に比べて大きく上回り、実に7割を超える(※3)という結果を達成しました。さらに、来店予約の利用により、非利用客の3倍以上の平均客単価が記録されました(※2)。
また、2024年4月には「ポイントプログラムサービス(SHIPS Member's Club)」のリニューアルが行われ、ポイントプログラムと来店予約サービスを統合した施策が開始されました。その結果、来店予約数は前年同期と比較して約3倍(※1)に達しました。このように、STORES予約の導入は事業成長にも大きく貢献しています。
(※1)2023年3月〜8月と2024年3月〜8月を比較、SHIPS提供
(※2)対象期間:2024年3月〜2024年9月、対象店舗:来店予約を導入している全店舗、SHIPS提供
(※3)対象期間:2024年3月〜2024年8月、対象店舗:来店予約を導入している全店舗、SHIPS提供
【SHIPS「来店予約サービス」担当 小宮様のコメント】
来店予約導入以前は、担当スタッフと顧客が個別にやり取りを行っていたため、他のスタッフが来店時間を把握できず、特に土日の混雑時にはお約束済みの顧客をお待たせしてしまうことがありました。それに伴い、担当スタッフも大きなストレスを感じていました。しかし、来店予約を導入することで、店舗全体で顧客の来店時間を共有でき、混雑時でも互いにサポートし合える体制が整いました。現在では、大切なお客様をお待たせすることがほとんどなくなりました。今後も来店予約を活用し、より高い顧客満足度を実現していきたいと考えています。
◼︎「ポイントプログラム×来店予約」のオンラインセミナーの内容
SHIPSの来店予約数を大幅に向上させた「ポイントプログラム×来店予約」施策において、プロジェクトリーダーの三瀬様を招いて具体的な取り組みやその成果についてお話を伺います。このセミナーでは、予約数や売上、顧客ロイヤリティ向上に関する実践的なノウハウをご紹介します。
- タイトル:ファン化を加速させる顧客体験 「新会員プログラム × 来店予約」
- 開催日:12/6 (金) 13:00 - 14:00
- 開催形式:オンライン(Zoom)
- 登壇者:株式会社シップス 営業本部 販売促進部 主幹 三瀬 崇弘 様
- 主な内容(予定)
- SHIPSが目指す顧客体験とは
- ポイントプログラム刷新の背景と取り組み内容・施策実施の肝
- 来店予約施策による顧客体験価値の向上と売上効果
■ 株式会社シップス について
株式会社シップスは1975年に設立され、日本国内での豊富な歴史を誇る老舗セレクトショップです。「Stylish Standard」というコンセプトに基づき、国内外のブランドやシップスオリジナルの商品を幅広く取り揃え、トレンドとベーシックを融合させたスタイルを提案しています。
SHIPSやSHIPS anyを中心に、SHIPS Primary Navy Label、SHIPS Colors、City Ambient Products、quaranciel、Southwickなど多様なレーベルやブランドを展開し、メンズ、ウィメンズ、キッズ向けのアパレルや服飾雑貨を提供しています。国内には70店舗以上を展開し、SHIPS公式オンラインショップも運営している企業です。
■ STORES 予約 サービス概要
STORES予約(ストアーズ予約)は、無料で開始できるオンライン予約システムです。予約管理から決済、顧客管理まで、専門的な知識が必要なく簡単に利用できます。POSレジとの連携により、顧客情報や売上管理を一元化することが可能です。
サービスURL:https://stores.jp/reserve
■ STORES について
STORES株式会社は、「Just for Fun」というミッションのもと、情熱とこだわりに満ちた経済の実現を目指しています。小売、飲食、サービス業を中心とした中小事業者の店舗運営をサポートする広範なプロダクトを提供しており、顧客データに基づいた「STORES」のプロダクトを通じて、事業者の持続的成長を支援し、多様性に富んだ商いがあふれる社会の実現を目指しています。
出典元: STORES株式会社 プレスリリース