楽天カード株式会社(以下「楽天カード」)が、法人や個人事業者向けの決済代行サービス「オンライン決済サービス」において、段階的に新たに「PAYSLE」(コンビニバーコード前払い)とID/QR決済の「PayPay」及び「au PAY(ネット支払い)」のサービス提供を開始することが明らかになりました。また、口座振替サービスも順次提供予定です(注)。これにより、楽天カードの「オンライン決済サービス」において「PAYSLE」やID/QR決済、口座振替サービスが利用可能となり、法人及び個人事業者の多様なキャッシュレス決済手段の一括導入支援が進むことが期待されます。

「PAYSLE」は、ユーザーのスマートフォンに表示された電子バーコードをコンビニでスキャンすることで、手軽にコンビニでの支払いを行えるサービスです。このシステムを導入することで、EC事業者は払込票の郵送を不要とし、お客様がスマホ一台で簡単に決済できる環境を整えることが可能になります。

【「PAYSLE」利用イメージ】

ID/QR決済については、EC業者がオンラインショッピングサイトから各決済アプリやサイトへスムーズに遷移できるようになり、お客様はスマートフォンを通じて簡単に決済ができるようになります。楽天カードは、以前よりID/QR決済に「楽天ペイ(オンライン決済)」を提供しており、多くのお客様にご利用いただいてきました。今後は「PayPay」と「au PAY(ネット支払い)」も新たに加わり、より多くのお客様がID/QR決済を選択できるようになります。これは、ID/QR決済の導入を通じて、EC事業者の売上増加に寄与する可能性があります。

【ID/QR決済利用イメージ】

口座振替サービスにおいては、お客様の口座から自動で代金が引き落とされる仕組みとなっており、これによりお客様の入金手間を削減し、事業者の請求や督促などの回収業務の負担が軽減されることが期待されます。また、オンライン口座登録サービスを併用することで、ウェブ上でリアルタイムに口座登録が完了し、用紙への記入や押印を不要とするメリットがあります。これにより、ペーパーレスの実現を通じて、顧客と事業者双方の利便性向上が見込まれます。

【口座振替サービス利用イメージ】

楽天カードは、2005年7月に「楽天カード」を発行して以来、楽天の各種サービスと統合しながら、キャッシュレス決済の普及と利用促進に努めてきました。楽天カードの「オンライン決済サービス」は、2006年10月に「楽天市場」や「楽天トラベル」などへの決済代行サービスとしてスタートし、2021年以降は楽天グループの取引先を含む多様な加盟店へ展開しています。今後も、高安全性と高信頼性の決済代行サービスを提供し続ける方針です。

同社は、クレジットカード中心にサービスや機能を充実させ、金融サービスをより便利で身近な存在とすることで、今後も顧客の利便性と満足度の向上を目指します。

(注)サービス提供は2023年12月中旬より順次開始予定であり、詳細は同社のウェブページにてご確認ください。

【楽天カード株式会社が提供する「オンライン決済サービス」について】

クレジットカード会社による決済代行サービスでは、集客やマーケティング、コスト削減などのノウハウを活用し、細かなサポートや楽天経済圏を活かした新規顧客獲得など、加盟店にとってのメリットを提案しています。

出典元:楽天カード株式会社 プレスリリース

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