シースリーレーヴ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:空野正輝)が、推し活アプリ「推しUP!」を利用しているユーザーおよびX(旧Twitter)を活用して推し活を行っている人々を対象に、「推し活とSNS」に関するアンケート調査を実施した結果を発表しました。

「推し活でSNS、どう使ってる?」シースリーレーヴ株式会社調べ

推し活アプリ「推しUP!(オシアップ)」は、ユーザーが自分の推しを個性的に表現できるカスタム機能に加え、推し友とのチャットや掲示板、ブログノート、カレンダー機能が搭載されているサービスで、推し活を行う現役女子大生たちの手によって企画されました。

詳細な情報については、こちらからダウンロードできます。

調査概要

調査は2024年10月1日(火)から10月7日(月)にかけて行われました。調査手法はGoogleフォームを用いたアンケートで、対象は推し活アプリ「推しUP!」のユーザーおよびXでの呼びかけに応じた100名で、有効回答数は100件でした。

背景

シースリーレーヴでは、ノーコード開発を活用した推し活アプリ「推しUP!」の運営を通じて、推し活をより楽しみ、便利にすることを目指しています。前回の調査では「推し活とお金」、「推し活と時間」に関する内容が扱われ、今回はSNSを通じた推し活の実態を探るために「推し活とSNS」に関するアンケートを実施しました。

51.1%が「自分が行っている推し活をSNSに発信していない」

「推し活でSNS、どう使ってる?」シースリーレーヴ株式会社調べ

この調査結果によれば、SNSで自分の推し活を発信していると答えた人は48.9%に対し、発信していないと回答した人は51.1%ということが明らかになりました。

発信される内容には、ライブ参戦時の写真、購入したグッズの写真、推しの誕生日行事やイベント情報の共有、さらにイラストやファンアートの創作など、多様な活動が見受けられます。

プライベートと推し活でSNSアカウントを「わけていない」が59.6%

「推し活でSNS、どう使ってる?」シースリーレーヴ株式会社調べ

「プライベートのアカウントと推し活用アカウントは分けていますか?」という質問には、59.6%が「わけていない」、40.4%が「わけている」と回答しました。

アカウントを分ける理由としては、情報の整理やプライバシー保護、また時期によって変わる推しへの熱量などが挙げられており、個々のライフスタイルが多様化していることを示唆しています。

推し活に関するSNS利用状況

調査では、利用するSNSプラットフォームについても触れています。推し情報を調べる際には「X」が最も多く33%が利用し、次いでInstagramが27.9%、YouTubeが26.4%、TikTokが12.7%という結果が出ました。

Xの主な利用目的は「情報収集」が32.1%で一位

「推し活でSNS、どう使ってる?」シースリーレーヴ株式会社調べ

Xを利用する主要な目的は「情報収集」で32.1%、続いて「情報閲覧」が26.4%でした。「推し活投稿」が12.7%、「推し友との交流」が10.4%、「グッズ取引」が9.4%、「利用しない」が7.5%という結果も得られました。

Instagramの主な利用目的は「情報閲覧」が31%で一位

「推し活でSNS、どう使ってる?」シースリーレーヴ株式会社調べ

Instagramにおいても、主な利用目的は「情報閲覧」で31%と一番多くなっています。「情報収集」が29%、そして「推し活投稿」が16.8%となり、他には「利用しない」が11%、推し友との交流が7.1%、「グッズ取引」が1.9%でした。

TikTokの主な利用目的は「利用しない」が37.3%で一位

「推し活でSNS、どう使ってる?」シースリーレーヴ株式会社調べ

TikTokの利用傾向では「利用しない」が37.3%に達し、「情報閲覧」が32.7%、次いで「情報収集」が20%という結果が出ました。また「推し活投稿」は5.5%、少数派の「その他」が3.6%の回答がありました。

SNSを介した推し友づくりの実態

調査によれば、SNSを通じて推し友ができた人は「51.1%」に達しました。

「推し活でSNS、どう使ってる?」シースリーレーヴ株式会社調べ

推し友と出会った媒体については、Xが54.2%、Instagramが26.4%、YouTubeが13.9%、TikTokが5.6%と、Xが圧倒的なシェアを持っています。

推し友を増やしたいと思っている人は「53.2%」

「推し活でSNS、どう使ってる?」シースリーレーヴ株式会社調べ

さらに、推し友をもっと増やしたいかと尋ねたところ、「53.2%」が「はい」と回答し、「いいえ」と答えたのは46.8%でした。

彼らが推し友との活動に関して挙げた意見には、推しについての討論やグッズ販売情報の共有、誕生日会やカラオケなどの交流、ライブ参加などが挙げられています。

シリーズ調査「推し疲れ」について

近年注目を集めている「推し疲れ」についても言及されています。推し活において推し疲れを感じたことがある人は「33.3%」という結果が出ています。

株式会社アップデイト「推し疲れについての実態調査」画像

推し疲れの原因としては、「界隈のマナー」や「情報過多」、「他のファンとの比較」などが挙げられ、生活面での苦悩を訴える声も聞かれます。

まとめ

本調査は、現代の推し活においてSNSが不可欠であることを示しています。SNSは情報収集だけでなく、他者とのつながりを持つための重要なプラットフォームとして機能していることが分かりました。

推しUP!は、より多くの人々が安全に推しを楽しむための環境づくりを進めており、今後も推し活に関するさらなる調査を続けていく予定です。

出典元:シースリーレーヴ株式会社

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