在日中国人コミュニティ「BoJapan(ボージャパン)」を管理するアライドアーキテクツ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 CEO:中村壮秀、証券コード:6081)傘下のクロスボーダーカンパニー(プレジデント:番匠達也)は、設立6周年を迎え、ミッション達成に伴い、メンバー数が5,000人を超えたことを受け、在日中国人とインバウンド観光客との関係及び在日中国人のSNS利用実態を調査するためにアンケートを実施しました。このアンケートには500名が参加し、多くの知見を得ることができました。

調査背景

2024年9月の外客数は287万2,200人に達し、昨年同月比31.5%増、2019年同月比では26.4%増というデータが示されています。これは過去の同月での最高値であり、安定したインバウンド需要が期待されます。国別では、中国が韓国に次いで第2位となっています。春節を控え、さらに訪日客の増加が予想されます。

インバウンド需要の増加に伴い、関連業者からの相談も増加しており、特に男性向けのメンズコスメやファッション、高級ブランドの時計やスニーカーへの興味が急速に増しています。そのため、当社では女性向けのプロモーションだけでなく、男性向け施策を強化しています。また、RED内でのユーザー属性も最近、約30%が男性へとシフトしています。

さまざまなトピックが容易に検索・シェアできるプラットフォームが拡充する中、当社が構築した「BoJapan」は多くの男性ユーザーを迎え入れ、設立以来の成長を続けてきました。

今回の調査は、BoJapanメンバーの在日中国人500名に対し、彼らの家族や友人との情報共有状況、主要SNS利用状況を問いました。このデータは在日中国人の行動を深く理解し、コスト効果の高いインバウンドマーケティング施策を構築するための参考資料となることを願っています。

2024年最新!在日中国人のインバウンド観光客への影響とSNS利用実態調査結果

■全回答者が日本旅行に関する相談受けた経験あり

調査に参加した500名の在日中国人全員が、家族や知人から日本旅行に関する相談を受けたことがあると回答しました。この結果から、在日中国人が観光客にとって重要な情報源であることが示されています。

■85%が直近1年間にアテンド経験あり!

日本を訪れるインバウンド観光客の旅行にアテンドすることもありますが、調査の結果、85%の参加者が過去1年間にアテンド経験があると回答しました。このデータは、在日中国人が観光客の旅行先情報に影響力を持つことを示唆しています。

アテンド先として選ばれる場所は「百貨店」「ドラッグストア」「商業施設」などが多く、伝統的な体験型の選択肢も存在しますが、依然として消費品に対する需要が高いことも確認されています。

■アテンド先決定時の情報源について

参加者がアテンドの際に参照する情報源として、約85%が「中国国内で使用されるSNSの情報」を挙げており、次いで経験に基づく情報も considerableな影響を持つことが明らかになりました。

■REDが商品購入時の主要メディアに

商品購入および店舗訪問に際しての情報源に関するアンケートでは、90%以上が「RED」を利用していると答え、このプラットフォームが在日中国人による情報収集や購買行動において重要であることを示しています。

■KOLよりもKOCの影響が大きい

購入動機を探るため、REDでの情報源を調査した結果、KOLよりもKOCの投稿によって影響を受けることが分かりました。このことは、マーケティング戦略においてKOCの重要性が高まる可能性を示唆しています。

この情報は、日本を訪れる観光客向けのインバウンドマーケティング施策を考える上で貴重なデータとなるでしょう。

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