株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド(以下「当社」、本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO/CFO:瓜生 憲)は、子会社である株式会社ライブドア(以下「ライブドア」、本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 COO:宮本 直人)を通じ、2024年春を目途に新たなECサービス「livedoorショッピング(ライブドアショッピング)」を開始いたします。月間利用者規模1億人(注1)に成長したメディア事業における顧客接点と、バーティカルメディアの専門性、購買率を高める運営ノウハウ等を活用し、ユーザー付加価値を高めるとともに、1億人を対象としたマネタイズを本格化してまいります。

注1:株式会社ライブドア及び株式会社ミンカブソリューションサービシーズの運営する全メディアのMAU(Monthly Active Users:特定の月に1回以上利用のあったユーザー数の合計)

  

2022年12月にミンカブグループはライブドア事業をグループ化し、その後株式会社シーソーゲームを始めとする積極的なM&A戦略と自律的成長により、1億人の月間利用者規模(注)を有する国内有数のメディアサービスとなりました。UGC(User Generated Content)メディアである「livedoor Blog(ライブドアブログ)」を始め、スポーツ・金融情報/資産形成・エンタメ・グルメといったバーティカルメディアにおいては、ジャンル毎に様々なユーザーニーズ(エンタメメディアにおけるファンサービスや、スポーツメディアにおけるクラブチーム連携等)が存在します。また、3,000万人を超えるSNSフォロワーを有する「livedoor NEWS(ライブドアニュース)」の情報拡散力を活用した効率的なマーケティングやプロモーションが可能です。当社グループは、ユーザーニーズに対応するための付加価値提供を行うことで、新たなマネタイズポイントを複合的に展開すると同時に、さらなる自律的成長が可能なエコシステムを構築してまいります。

 マネタイズポイントの構築にあたっては、本年11月10日に開始いたしました、ユーザーエンゲージメントを高めるモバイルサービスである「livedoor MOBILE(ライブドアモバイル)」、バーティカルな専門ニーズに対応するECサービス「livedoorショッピング」、そしてこれらトランザクションの決済基盤である金融プラットフォーム「livedoor BANK(ライブドアバンク)」(注2)を段階的に開始いたしますが、この度、ECサービスである「livedoorショッピング」を来春に開始することといたしました。「livedoorショッピング」の開始にあたりましては、株式会社ネットプライスが提供するECプラットフォームを活用いたします。これにより基本的なEC業務をOEM型で運用することができ、極めて少額の初期投資で本格的なEC事業への参入が可能となります。さらにユーザースティックネスの高い自社バーティカルメディア及び「livedoor NEWS」の情報拡散力により、多額のマーケティングコストをかけずにユーザー訴求が可能となります。

注2:本サービスの開始にあたっては、当局による銀行代理業の許可が必要となります。

 専門性の高いバーティカルメディアを多数有するライブドアメディアにおいては、各メディアの特性に応じた商品展開により、一般的なECサイトとの差別化を図ります。具体的には「livedoor Blog」にてブログを運営しているブロガーやクリエイターのオリジナルグッズ、限定グッズの販売の他、購買促進施策等に基づくトレンド商品、ブロガーやクリエイターのオリジナルグッズの企画販売、日本未発売のK-POP関連商品、スポーツクラブチームの商品の取り扱い等を進める予定です。また、ライブドアでは2023年の7月及び10月に、大手EC事業者と連携し、大型セール実施時にlivedoor NEWSの利用者に向けた購買促進施策(ユーザーのペルソナを始めとする各種データやライブドアニュース編集部の購買ストーリー制作といった独自の誘導施策)によって、過去最高の流通取引総額を更新いたしました。こういった知見やノウハウを「livedoorショッピング」に利活用してまいります。さらに、livedoor MOBILE・livedoor BANKといった複合サービスの利用による割引やポイント獲得等、継続利用を促進するなど、商品展開・顧客接点・購買訴求・再訪・紹介及び拡散等、ECエコシステムの効率的な構築と、ユーザーのニーズに合わせた付加価値の高いサービス展開を目指します。

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