株式会社ecbeing(イーシービーイング 本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:林 雅也、以下「弊社」)は、最新のAI技術であるMicrosoftの「Azure OpenAI Service」を活用し、強力な自然言語処理モデル「ChatGPT」を基にしたチャットボットシステム『AIデジタルスタッフ』のリリースを発表しました。

従来のチャットボットやAIチャットとの違いとして、ecbeingの開発した『AIデジタルスタッフ』はChatGPTを利用しているため、数多くのデータを活用し人間のように自然な対話をおこなうことが可能です。サービス導入前に機械学習に必要な情報収集が不要で、すぐに運用が可能となります。
また導入に関しても、タグをサイトに設置しサービスを利用可能となり、ecbeing以外のユーザーでも月額1万円から利用することが可能となりました。
- 日本マイクロソフト様からの一言
日本マイクロソフトは、この度の株式会社ecbeing様のAIチャットボット 『AIデジタルスタッフ』の提供開始を心から歓迎いたします。株式会社ecbeing様は、2019年からサービス提供基盤に Azure を標準採用いただき、数多くのお客様のECサイト構築、運用を実現いただいております。この度の Azure OpenAI Service を活用した『AIデジタルスタッフ』は、より高度な自然言語処理や複雑な問い合わせ対応が可能になり、ECサイトにお越しいただいたお客様へ顧客体験の向上や満足度向上を実現でき、ECサイトの購買がより一層加速化されることを期待しております。
今後も日本マイクロソフトは、株式会社ecbeing様との強力な連携を通じて、お客さまのデジタルトランスフォーメーションの推進に貢献してまいります。
日本マイクロソフト株式会社
業務執行役員 パートナー事業本部 パートナー技術統括本部 統括本部長
伊藤 信博
- 『AIデジタルスタッフ』について
ecbeingの開発したチャットボットシステム『AIデジタルスタッフ』は、ユーザーのご質問やお問い合わせに対して高度な情報検索機能で回答を自動生成します。
ChatGPTを活用していることで強力な自然言語処理を実現し、数多くのデータを学習することで人間のように自然な対話をおこなうことが可能です。
ユーザーがAIデジタルスタッフにご質問やお問い合わせをすると、AIデジタルスタッフはリアルタイムでその内容に即した最適な回答を生成します。
- 『AIデジタルスタッフ』の活用例
『AIデジタルスタッフ』の導入されたサイトでは、AIチャットボタンが表示されます。
AIチャットボタンをクリックするとメッセージの入力エリアが表示されますので、ユーザーが質問したい内容を入力し送信ボタンを押します。
質問が読み込まれると“文章化された回答”と“関連したページのURL”が自動で表示されます。
これにより、ユーザーは知りたい情報をすぐに知ることができ、サイト運営側は今まで窓口担当者が対応していた業務を『AIデジタルスタッフ』で自動対応できることで、顧客満足度向上と業務工数軽減を実現できると考えております。

『AIデジタルスタッフ』では、商品に対する質問はもちろん「配送方法」や「支払方法」「ログイン方法」「会社概要」「店舗」などの一般的な質問やサイトに存在するコンテンツの検索に対しても概ね問題なく回答が可能となります。
また、いたずら質問への対応もおこなうことができます。


- 今後の取り組みについて
AIデジタルスタッフのリリースに伴い、ecbeingではユーザーからのフィードバックを積極的に取り入れ改善を図り、より使いやすく優れたAIデジタルスタッフの開発に努めて参ります。
また、今後はお問い合わせ機能の延長線上の機能だけではなく、OpenAIの強みである対話型を活用し、
「質問データの分析と精度の向上」
「質問に対する回答だけでなく、複数の選択肢用意やカート投入・購入導線の提示」
「ユーザー一人ひとりにパーソナライズされたおすすめ商品の提示」
といった、Eコマースだけに留まらないAIの活用を機能として提供することで、ユーザーに適切な商品やコンテンツ・情報をご提案できる”オンライン上の接客スタッフ”を目指していく予定です。
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