企業のマーケティングDXを支援するアライドアーキテクツ株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長 CEO:中村壮秀、証券コード:6081)でSaaS事業を展開するプロダクトカンパニー(カンパニープレジデント:村岡弥真人)は、株式会社ZENB JAPAN(愛知県半田市、代表取締役社長:濱名誠久、以下 ZENB JAPAN)に対し、当社の運用型UGC(※1)ソリューション「Letro(レトロ)」を活用して、新規顧客向けLPにおける獲得成果向上のためにレビュー(※2)を活用する支援を行いました。主力商品「ゼンブヌードル」のLPにおいてレビュー運用を行うことでCVR1.32倍を実現しました。

※1 「運用型制作」は、訴求・SKU・展開チャネル毎のクリエイティブ制作から、結果に基づいて即座にクリエイティブ改善のサイクルを回しつづけることで、マーケティング成果の向上を実現するクリエイティブの運用モデル
※2 テキストベースの「UGC」のことを指す

 ミツカングループのZENB JAPANは、植物を可能な限りまるごと使い、おいしくてカラダにいい、人と社会と地球の健康に貢献する、ウェルビーイングな食生活を提案するブランドです。食物繊維と植物性たんぱく質が豊富な黄えんどう豆100%の新主食「ゼンブヌードル」「ゼンブマメロニ」「ゼンブミール」などを販売。サービス開始から3年で累計販売食数1,000万食を突破するなど、今大きな注目を集めています。

  • Letro活用の背景

 EC企業において「レビュー」の運用を行うことで売上を向上させる事例が相次いでいます。Letroが実施した消費者調査(※3)からも、購入の意思決定に最も影響を与えるUGCのコンテンツ形式は「テキスト」ということも明らかになっており、生活者が購買まで様々な検討を重ねていく中では、「最後の一押し」としてレビューの重要性が高いことがわかります。

 ZENB JAPANでは、こうした顧客ニーズを機敏に察知しレビューの運用に着手。これまでもInstagram投稿を活用したUGC施策を実施していましたが、新たにレビューを活用し、「生成・活用・効果測定・改善」のサイクルを継続的に回しながら施策成果の最大化を目指す「運用型UGC」を実践することで、更なる獲得効率の改善を目指していくことになりました。

※3「生活者のUGCに対する意識調査 2022」

  • レビュー運用でCVR1.32倍、売上向上に大きく貢献

 ZENB JAPANでは、新規顧客獲得向けのLPにLetroを活用し、レビューの掲載を開始しました。運用の手始めに、ページ訪問者の想定状態を踏まえて、UGCで解消すべき不安点やUGCで補強すべき情報を定義。それらを表現する項目を設計しレビューを収集しました。項目には、「年齢情報」や「購入回数情報」とともにそれぞれの訴求を引き出すための設問項目を盛り込むことで、訴求を強化することができただけでなく、年齢情報による自分事化の促進と、購入回数によるクチコミの信頼度を向上させることに成功しました。

 そして、サイト上にレビューを"動的"(閲覧状況に合わせて最適な形で表示すること)に掲載。より大きな改善を実現するために、LetroのCSM(カスタマーサクセスマネージャー)と共に、どのレビューの成果が高いかを計測しながら、掲載位置や内容の検証~運用を順に実施することで、CVR1.22倍を実現しました。

 その後、LPのコンテンツをさらに訴求を強化するために、コンテンツの下部にアンサーコンテンツとしてレビューを設置し権威付け・自分事化を促進。現在は、ページ内の2か所でレビューを掲載し運用を行っています。

 これらの運用を継続することで、CVR1.32倍まで改善に成功、売上成果の向上に大きく貢献することができました。ZENE JAPANでは、今後も継続的なレビューをはじめとするUGCの運用を行うことで施策成果向上を目指していく予定です。

 「Letro」では、今後もあらゆるマーケティング施策において"ユーザーファースト"なクリエイティブを実現するべく機能の開発・拡充に努め、企業のマーケティング成果向上に貢献してまいります。

Letro
URL:https://service.aainc.co.jp/product/letro/

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